防犯カメラの工事手法(屋内配線方法天井裏編)天井裏での作業は危険が多い!|Vol.7|工事部のマニアックな独り言
- コラム
こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)
一般的に、店舗や事務所での防犯カメラの配線を行う際は、天井裏を使って配線をします。
しかし、天井裏での作業は想像以上に危険が多いのです。
また、専用の工具を使わないと配線できない場合もあります。
今回は、天井裏での配線について、危険性についてご紹介いたしますので、ご参考になれば幸いです。
天井裏を使った配線について
店舗や事務所に防犯カメラの配線を行う場合には、天井裏を使用して配線します。
その理由は、以下の2つの理由です。
配線する際には、点検口を使い専用の工具を使い配線を行います。
専用の工具とは、「ケーブルフィッシャー」などです。
ケーブルフィッシャーは、天井裏の配線によく使われる工具で、10mや20m先まで配線ができます。
天井裏が狭すぎては入れない、梁などがありわずかな隙間しかないなどの場合に非常に有効。
天井裏に入れる場合には、直接天井裏に入り配線を行う場合もあります。
作業をする際は危険が伴う
ここまで、天井裏への配線について紹介しましたが、「専用の工具を購入すれば、自分でも配線ができるのではないか?」と考える人もいらっしゃることでしょう。
ですが、屋根裏での作業は皆さんが思っているよりも多くの危険が伴います。
危険な点や過酷な点は以下の通りです。
最も危険な点は2点です。
天井を踏み抜く可能性があること、怪我をする恐れがあることです。
天井材にはボードが使われることが多いのですが、ボードは人の体重に耐えられるようなものではありません。
直接人が体重をかければ、踏み抜いてしまいます。
その場合には、ボードの張り替え費用とクロスを張っている場合には、クロスの張り替え費用も必要です。
クロスについては部分的な張り替えだと目立ってしまうので、場合によってはクロスの全面張り替えとなる場合もあります。
このように、踏み抜いてしまうと修繕費用としてかなりの金額がかかるのです。
それから、もう1点注意しておきたいのが、負傷する可能性がある点。
そもそも、天井裏に人が入ることを想定していません。
釘などが飛び出したまま、材料が切ったまま、余ったビスや材料が放置されているなど危険な状態になっているケースがほとんどです。
そのため、手や足・その他の部分を負傷するケースがあります。
靴を履かずに、靴下などで入るとかなりの確率で負傷してしまうでしょう。
一般の人では配線は難しい!プロに依頼するのが安心
配線についてですが、天井裏を使った配線では、踏み抜いてしまう可能性や負傷してしまう場合があるため、配線に慣れているプロに相談するのがよいでしょう。
一般の人が無理やり自分でやろうとすると、天井を踏み抜いて修理に無駄なお金がかかってしまうこともあります。
プロに依頼するのが安心です。