ネットワークカメラや防犯カメラの設定で覚えておきたい「ポート」とは何か?設定方法についても解説!

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社内AIカメラ

店舗やオフィスに、ネットワークカメラを導入しているところも多いと思いますが、「設定方法がよくわからない!」という声をよく聞きます。
今回は、設定の際に覚えておきたい「ポート」や「グローバルIPアドレス」について、見ていきましょう。

1.「ポート」とは何か?

おそらく皆さんが、ネットワークカメラや防犯カメラの設定で最も難しいと感じるのが「ポート」についてです。
では、どのような意味なのでしょうか?
よく例えられているのが、「ドア」や「窓」です。
外部とのデータのやりとりに使われる部分のことをポートと呼んでいます。

<ポートって何を指していますか>

また、耳にすることが多いのが「ポート開放」というもの。
通常は、外部から簡単にアクセス出来ないようにしていますが、外部からアクセスが必要になるケースもあります。
例えば、次のようなシーンです。

オンラインゲームをするとき
遠隔地からカメラの映像を確認したい場合
パソコンをサーバーとして公開する場合

そのままでは、アクセス出来ないので外部からでも、アクセス出来るようにしてもらうのがポート開放です。
さきほどポートについて、ドアや窓に例えられることが多いと解説しました。
ここでも、ドアや窓をイメージすると非常にわかりやすいと思います。
普段は、ドアや窓が閉じられていて中に入ることが出来ない状態となっていますが、そのドアや窓を開けてもらうのがポート開放です。
開けてもらうことで、離れた場所からでもアクセスが可能になるというメリットがあります。

松川
松川
ポートは普通に生活していてもあんまり耳にすることはないかもしれませんね

 

解放されていない場合には外出先で映像を確認出来ない!

現在では、一般的な防犯カメラや監視カメラだけでなく、ネットワークカメラも普及しています。
大きなメリットは、その場にいなくても離れた場所から映像を確認出来ることです。
しかし、ルーターでポート開放の設定を行っていないと外出先で見られない可能性が高くなります。
自宅や会社にいるときは、映像が映るが外出先では見られないという場合には、設定がされていない可能性が高いでしょう。

<参照サイト>

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

グローバルIPアドレスについて

もう1つ設定を行う際に覚えておきたいのが、「グローバルIPアドレス」です。
ネットに接続する際に使用するのが、このグローバルIPアドレス。
ポイントは、他と重複しないことです。
これは、インターネット上の住所のようなものだと認識しておけばよいでしょう。

 

2.固定IPアドレスと動的IPアドレスについて

飲食店カメラ

さらに、覚えておきたいのが「固定IPアドレス」と「動的IPアドレス」です。
どちらにも、IPアドレスと付いていることから、どちらを使用しても良いと考えてしまう人が多いでしょう。
ですが、その違いを理解しておかないと離れた場所から映像を行う際にアクセス出来ない、映像が見られないという状況になってしまうかもしれません。

まず、「固定IPアドレス」についてですが、名称からも想像出来るように、毎回同じIPアドレスを使い通信が行われる方式です。
一方の「動的IPアドレス」は、接続する際に自動的に割り当てられるという方式。
そのため、毎回違うものが割り当てられてしまうのです。
遠くから映像をチェックする場合には、毎回IPアドレスが変わってしまうと、アクセス出来なくなってしまう恐れがあります。
ですから、遠隔監視などには固定IPアドレスを使用するのがよいでしょう。

<固定IPアドレスとは?>

 

ルーターのポート開放のやり方はそれぞれ異なる!

ここまで、ポートやポート開放について解説しました。
スマホなどで離れた場所から、映像を確認するにはルーターのポート開放が必要となります。
そのやり方について解説したいのですが、注意しなければならないことがあるのです。
それは、「やり方はメーカーや機種によって異なるということ」。
同じやり方であればよいのですが、実際にはメーカーや機種によって異なります。
取扱説明書やメーカーのサポートセンター、メーカーのホームページなどでやり方を確認しておくのがよいでしょう。

 

わからない場合には設置業者に相談する

専門的な用語も書かれていて、説明書を読んでもよく理解出来ない!そんなケースも珍しくありません。
自分で解決するのが難しいという場合には、カメラを設置した業者に相談するとよいでしょう。
プロである防犯カメラ業者であれば、専門的な知識を持っているのでアドバイスしてくれるはずです。
ほとんどの場合、設置する際に説明を受けると思いますが、わからない点などがある場合には相談してみましょう。
サポートが充実している業者に依頼すると、困ったときでも助けてくれるはずです。

松川
松川
分からないことは設置業者に積極的に質問しましょう!

 

3.離れた場所から映像を見るにはポート開放が必要!

最近では、インターネットを使ったネットワークカメラの設置台数も増えています。
手持ちのスマホなどから、離れた場所でも映像を確認出来るのが大きなメリットです。
ただし、ルーターのポート開放などが必要になる場合があります。
方法は、それぞれのメーカーや機種などによって異なるため、説明書などで確認しておきましょう。


流れ

防犯カメラを設置したいと思ったときにどうすればいいのか分からない方も多いかもしれません、
業者にお願いして設置してもらうためには現地調査を行い設置場所を確認させていただく必要があります。
基本的には現地調査→見積→契約→工事という流れです。
しかし、マンションであれば理事会での説明や、企業であれば予算会議でのプレゼンなどが必要になることも。
お客様のご要望に応じて設置工事まで全力でサポートさせていただきます。
詳しくは↑をご覧ください。

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実際の事件から学べることはたくさんあります。
防犯カメラがきっかけで解決できた事件、防犯カメラがあれば解決できた事件もあります。
さまざまな事件から防犯カメラについて学びましょう。
そして防犯対策について一緒に考えましょう。

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