ニューヨークでは2025年までに地下鉄全車両に防犯カメラ設置へ。気になる日本は？｜篠田の気ままに新人ブログ91
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こんにちは。防犯カメラドットjpの篠田です。
このブログでは新人、篠田が防犯について感じたこと、思うことを思ったままに書いている記事です！
今回は鉄道への防犯カメラ設置について。
実はこの新人ブログの最初の記事は電車での殺傷事件についてでした。
あのブログを投稿してから約7ヶ月。
電車への防犯カメラ設置はどのように進んでいるのかを解説します。
防犯カメラ設置がすすむ世界各国
2021年に発生した2つの無差別殺傷事件。その犯行現場はどちらも電車の中でした。
逃げ場のない電車の中での出来事は乗客をパニックに陥れました。
実は似たような事件が海外でも発生していました。
2022年4月、ニューヨーク市ブルックリンの地下鉄で銃撃事件が発生。
朝の通勤ラッシュの時間帯だったこともあり、29人が負傷しました。
そして5月にはゴールドマン・サックスの従業員が電車の中で射殺。
これらの事件を受け、ニューヨークでは2025年までにすべての地下鉄車両に2台ずつカメラを設置する方針を発表しました。
＜米ＮＹ市内地下鉄全車両に防犯カメラ設置へ＞
他の国はどうでしょうか。
イギリスの首都、ロンドンでは防犯カメラの設置が積極的に進められています。
地下鉄やバスなど大半の路線で全車両に標準装備されています。
イギリスでも2005年に発生した同時多発テロがきっかけで防犯カメラの設置が進められました。
車内だけでなく駅のホームにも設置されていることが多いようです。
＜イギリスの｢鉄道防犯対策｣は日本と何が違うか＞
過去に参考になる記事を書いています。併せてご覧ください。
日本の鉄道への防犯カメラ設置
では日本の防犯カメラ設置の普及率ですが、JR東日本は設置率100％に対し、
東京メトロは40％、数％の私鉄もあるなどまだまだ課題はあるようです。
ただ国土交通省は今年の6月の会議で鉄道車両の防犯カメラの設置義務化について検討。
少しずつではありますが鉄道への防犯カメラ設置の動きが進んでいるようです。
テロなどを未然に防ぐためにも防犯カメラは必要ですが、実は鉄道ではその他のトラブルも。
2022年1月、栃木県の電車の中で優先席に寝転がって喫煙していた男性を高校生が注意。
注意されたことに腹を立てた男性が高校生に暴行。殴る蹴るなど大暴れしました。
このことはニュースでも話題になり、一部では電車への防犯カメラ設置を促す声も。
乗客同士のトラブル防止のためにも鉄道への防犯カメラ設置は必要だといえるでしょう。
＜鉄道車内の防犯カメラ、新車両で義務化へ＞
＜鉄道の防犯カメラ義務化を検討＞
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