利用者や職員の安全を確保するために介護施設には防犯カメラが必須!おすすめのカメラと設置場所を徹底解説!

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職員と利用者

介護施設では、事故・犯罪・トラブルなどが起こるリスクが高いと言われています。
例えば、利用者への虐待や転倒事故、夜間の徘徊などです。
そのため、防犯カメラの設置は必須と言えるでしょう。
しかし、カメラにも様々なタイプのものがあります。
そこで、今回は「介護施設におすすめのカメラと設置場所」について徹底解説します。

1.想定されるリスクとは?

まず、介護施設で想定されるリスクについて考えてみましょう。

不審者の侵入
利用者に対する虐待
転倒事故
徘徊や無断外出
職員と利用者のトラブル・利用者同士のトラブル

上記に挙げたリスクを職員の目だけで、チェックすることは不可能と言えます。
とくに、夜間などは職員の数も少なくなり、カメラが設置されていないと多くの死角が生まれてしまうことになるでしょう。
リスクを低減するためにも、設置は欠かせません。

 

松川
松川
介護の現場ではさまざまなリスクが伴います

 

効果的な設置場所について

事故・犯罪・トラブルを防止するためには、設置場所が非常に重要となります。
では、どのような場所に設置すれば効果的と言えるのでしょうか?

<玄関・通用口>
働いている職員・利用者・利用者の家族・業者など多くの人が出入りする場所は、出入りしている人を確認するために設置が必要です。
また、不審者の侵入を防ぐためにも欠かせない場所と言えます。
< 駐車場>
送迎用の車や職員の車が、いたずらや車上狙いの被害に遭う可能性があります。
夜間などは人の出入りが少なくなるため警戒が必要です。
さらに、利用者が事故に巻き込まれないためにも設置を検討しましょう。
<廊下>
主に、徘徊対策として設置されているケースが多いです。
死角が生まれやすい場所でもあるため、こちらも設置が必須と言えるでしょう。
それから、転倒事故が起きやすい場所でもあります。
事故が起きた場合には、訴訟に発展することもあり、事故の状況を記録しておくという点でも必要です。

参照サイト
<兵庫県立西宮病院で認知症患者が転倒>

<共有スペース>
多くの利用者や職員が集まるスペースのため、トラブルが発生しやすい場所です。
未然にトラブルを防ぐ、トラブルが起きた場合の状況を把握するためにも設置が必要と言えるでしょう。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

おすすめのカメラについて

さきほどは、効果的な設置場所について紹介しました。
次に、設置場所ごとのおすすめのカメラについて紹介します。

<玄関・通用口>
ガンタイプやドーム型のAI機能搭載カメラがおすすめ。
外から入ろうとしてくる不審者に威圧感を与えることができるのが、ガンタイプの特徴です。
それから、ドーム型カメラは広い範囲を撮影できるのが大きな特徴となっています。
AI機能搭載カメラなら、不審者の侵入を検知することや顔認証で不審者かどうかを判別することが可能です。
<駐車場>
アラーム機能搭載のカメラでガンタイプのものがよいでしょう。
人がいなくなる夜間に犯行が行われるため、夜間でも撮影が可能なタイプであることも重要です。
異常を検知した場合には、アラームで知らせてくれるので異常に素早く気づけるため効果的と言えます。
<廊下>
威圧感を与えることなく、死角をカバーできるため、廊下にはドーム型のカメラがおすすめです。
<共有スペース>
最適なのは、360度カメラです。
大きな特徴は、1台で全方位を撮影できること。
カメラの死角が少なくなり、犯罪・事故・トラブルを防止するのに効果的です。
空間全体の状況を確認できます。

 

2.居室への設置には十分な配慮が必要

今回は、おすすめの設置場所や最適なカメラについて解説しました。
「なぜ、おすすめの設置場所の中に(居室)が入っていないのだろうか?」と感じた人も多いでしょう。
結論から言えば、設置に賛否両論がある場所だからです。
報道などでもよく聞きますが、「虐待」や「転倒事故」などの恐れがあるため、利用者の家族から居室にカメラを設置して欲しいという要望も多いと聞きます。
しかし、実際に利用しているからすると、ずっと監視されていてプライバシーがなく設置に反対する声もあるようです。
つまり、賛否両論があるため設置する際には十分な配慮が必要と言えます。
ですから、設置するには利用者・利用者の家族などの理解を得て、十分配慮を行ったうえで設置する必要があります。

 

福岡県内の介護施設では高齢者虐待が年間20件以上報告されている!

テレビや新聞などで報道されている、介護施設での高齢者虐待についてですが、実は福岡県内でも年間20件以上が報告されています。
「令和2年度の高齢者虐待の状況について(養介護施設従事者等による虐待)」という福岡県の資料によると、県内の介護施設での高齢者虐待件数は以下の通りです。

令和2年 相談・通報対応件数 75件 虐待と判断したもの 20件
令和元年 相談・通報対応件数 86件 虐待と判断したもの 24件
平成30年 相談・通報対応件数 85件 虐待と判断したもの 22件

(※「令和2年度の高齢者虐待の状況について(養介護施設従事者等による虐待)」より引用)

参照サイト
<令和2年度の高齢者虐待の状況について>

同資料によれば、令和2年の虐待と判断した20件のうち、10件が有料老人ホームで起きているそうです。
このような虐待を防ぐためにも、カメラの設置は欠かせないと言えるでしょう。

松川
松川
弊社も利用者様のご家族やスタッフのためにも早急に防犯カメラを設置したいとご相談を受けることもあります

 

プロに相談して設置するのが最適

具体的な設置場所やおすすめのカメラについて紹介しました。
実際に設置するとなると、設置場所や台数、必要な機能など専門的な知識が必要です。
安全を確保し、犯罪・事故・トラブルを防ぐためには、防犯カメラのプロに相談して設置しましょう。

 

3.それぞれの目的や設置場所にあわせて最適なカメラを設置しよう!

オフィスや店舗などと異なり、様々なリスクが潜んでいる介護施設では、目的や設置場所に最適なカメラを設置することが大切です。
販売されているカメラは、特徴や搭載されている機能も異なるため、プロに相談しながら設置するのがよいでしょう。


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