AIが搭載された防犯カメラとは?映像を記録するだけではない!具体的な機能について徹底解説!

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私たちが毎日多くの場所で見かける防犯カメラ。
皆さんは、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
「万が一の際に映像を記録しておけるもの」そんなイメージが強いと思います。
ですが、AIが搭載されたカメラの実力はそれだけではありません。
今回は、そんなAIが搭載された防犯カメラの実力に迫ります。
具体的に、どのようなことができるのかを徹底解説しますので、チェックしてみましょう。

1.これまでの常識を覆したAIの登場!

かつての防犯カメラの仕事は、「映像を記録しておくこと」でした。
そして、その記録されたデータを使って画像解析をしていました。
言葉は悪いですが映像を記録する以上の仕事はできなかったのです。
しかし、「AIカメラ」の登場でこれまでの常識が覆されました。
では、具体的に何ができるようになったのか?
簡単に言えば、「画像分析」が可能になりました。
つまり、映像を記録するだけでなく、撮影した映像をAIが分析して必要な情報を抽出できるようになったのです。
これによって現在では、特定の分野に限らず様々な分野、場所で活用されています。

松川
松川
防犯カメラだけでなくさまざまな場面でAIが活用されています!

 

顔認証機能でできること

新たに登場したAIを搭載したカメラでは、映像から特定の人物だけを抽出することが可能です。
一般的に、「顔認証機能」と呼ばれています。
この技術を使うと、次のようなことが可能となるのです。

社員の勤怠管理や入退室管理を自動化できる
来店した客の年代・性別・来店した頻度などの分析に活用できる
老人ホームや病院などでの職員の負担軽減や患者の事故防止に活用できる

よく使われているのがオフィスなどでの勤怠管理や特定の場所への入退室管理です。
あらかじめ、顔をデータとして登録しておくことで、登録していない人を検知した場合、アラート通知を行うことができます。
さらに、不審者の侵入を防ぐ、ブラックリストに登録されている人物に警戒することも可能。
また、スーパーなどでは来店する客の分析としても活用されているのです。
貴重なマーケティングデータとして活用し、業務改善や売り場の改善などに貢献しています。
それから、老人ホームや病院などでも非常に大きな役割を果たしているのです。
入居・入院されている方の中には、徘徊や無断外出などをしてしまう人もいます。
職員の方がずっと見守っているというのは、大きな負担となってしまうでしょう。
負担を軽減するのに役立つのが、この機能です。
事前にデータを登録しておけば、検知した際に自動で知らせてくれるので、未然に防ぐことが可能となり負担を大幅に軽減できます。

メーカーや機種にもよりますが、顔認証機能はどんどんと進化しており、眼鏡・帽子・マスクなどの付けていても特定の人物を推定することが可能となっているのです。

参照サイト
<日本初、AIカメラによる「24時間顔認証決済」>

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

弊社のAIカメラの機能について

まず、顔認証機能ついて紹介しましたが、それ以外にも様々な機能があります。
例えば、弊社で取り扱っているAIカメラには、次のような8つの機能を搭載。

① 顔認証
② 人・車両の検出
③ クロスカウント (指定したエリアを通過した入退出数をリアルタイムに検出可能)
④ エリア侵入
⑤ ライン侵入
⑥ 行列検知
⑦ 密集検知
⑧ ヒートマップ (指定したエリアでどの部分に人が多いのかを色で可視化できる)

参照サイト
<防犯カメラドットjpのAI説明動画>

以上のような機能を活用することで、業務改善や防犯効果を高めるなどに期待ができます。
様々なシーンでご活用いただけますので、お気軽にご相談ください。
ご希望やご予算にあわせて最適なご提案をいたします。

 

2.どんな活用例があるのか?

スポーツ施設

主に、マーケティングや様々な安全管理として活用されていますが、もう少し具体的な活用例についてみていきましょう。

<倉庫での作業効率化>
荷物などを管理している倉庫では、空いているスペースを可視化させることによって、空いているスペースを作業員に伝え作業時間を短縮させるという取り組みが行われています。
インターネットショッピングの利用者が増え、荷物の取扱量が増えたために人手不足や処理能力の低下という課題解決に貢献できるでしょう。

参照サイト
<AI搭載カメラで庫内作業効率化>

<空港における安全管理>
導入が進んでいると言われているのが、安全管理が非常に重要となる空港です。
想定されるトラブルや事件を未然に防ぐために、活用されています。
一例としては、不審物や不審者の早期発見です。
長時間その場に置いたままになっている不審物を検知することや、不審な行動をしている人物を検知することが可能となっています。
<高速道路の安全確保>
安全確保が重要となる場所として、よく知られているのが高速道路です。
落下物や事故、故障車両、渋滞など道路上の異常を素早く検知して、管理するスタッフに通知することに活用されています。

参照サイト
<AI画像処理技術を活用した道路情報の収集・提供>

 

駐車場の管理にも活用されている

空き状況や駐車状況を素早く把握できることから、駐車場の管理にも活用されています。
人の目によって、状況を把握することもできますが、AIを活用することで人件費を削減できるため導入が進んでいるのです。
他にも、車両ナンバーの認識・駐車時間の測定・駐車台数の計測等も可能となっています。

松川
松川
もちろん防犯カメラの役割として当て逃げなどのトラブル対策にもなります!

 

従来のカメラではできなかったことができる!

昔のカメラは、あくまでも映像を記録することがメインでした。
従って、できることが限られていたのです。
でも、AIが登場したことによって状況は大きく変化しました。
不可能だったことが可能となり、作業効率の改善・マーケティングへの活用・安全性の向上などに大きく貢献しているのです。

3.複数のことが1台でできるのが大きなメリット!

結論を言えば、AIを搭載した防犯カメラの実力はかなりのものです。
なぜなら、1台で複数のことができるというメリットがあるため。
できることは、それぞれ異なりますが、リアルタイムで画像解析ができ様々な分野で活用されています。
「抱えている課題を解決したい!」「どんな課題を解決できるのかもっと詳しく知りたい!」などございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。


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