フレームレートとは？｜Vol.62｜工事部のマニアックな独り言
- コラム
こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します！「語りたいけど、分かってもらいない！」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)
設置する防犯カメラを選ぶ際に、注意しておきたいのが「フレームレート(fps)」です。
皆さんも1度は目にしたことがあると思いますが、具体的にどのようなものなのか理解している人は少ないでしょう。
今回は、「フレームレート」について解説します。
覚えておきたい「フレームレート」について
カメラには、様々なものがあります。
その中でもチェックしておきたいのが「フレームレート」です。
フレームレートとは、1秒間あたりの動画が何枚の画像で構成されているかを示したものになります。
fpsと表現されていますが、「frames per second」を略したものです。
例えば、15fpsの場合は1秒間あたりの動画に15フレーム(15コマ)の画像で構成されていることを表しています。
一般的な防犯カメラの場合、7fps～15fpsとなっていることが多いです。
＜参照サイト＞
フレームレート（fps）とは？
数値が大きい方が良い？
さて、フレームレートについて解説しました。
このフレームレートは、数値が大きくなればなるほど、綺麗で動きがなめらかになると言われています。
そのため、多くの人は「数値が大きい方が良い！」と認識してしまうことが多いようです。
たしかに、綺麗さやなめらかさという点では、数値が大きい方が良いと言えるでしょう。
しかし、問題点もあります。
その問題点とは、「データ量が増えてしまうこと」です。
録画できる時間は無制限ではなく、制限があります。
ですから、fpsが大きくなればなるほど、録画できる時間も短くなってしまうのです。
防犯として設置する場合には、録画できる時間が短くなってしまうのは、良いこととは言えません。
もちろん、fpsはとても大切ですが、録画時間とのバランスを考える必要があります。
必ずしもfpsの数値が大きければ良いというものではないのです。
設置する目的や設置場所などによって最適なフレームレートを設定する
まず、カメラのフレームレートを設定する場合には、設置する目的や設置場所などを考慮して選ぶことが大切です。
とくに、防犯カメラは原則24時間・365日動き続けることになります。
綺麗な映像も大切ですが、録画した映像を一定期間保存しておくことを考えなければなりません。
そのため、解像度やフレームレートの設定についてしっかりと考える必要があります。
適切なフレームレートについては、自分で決めるのはとても難しいので、防犯カメラの設置業者などプロに相談しながら選ぶのがよいでしょう。
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