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冷蔵庫・冷凍庫に監視カメラを設置するポイントと注意点

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こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)

工事部
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専門用語やマニアックな話になりますので独り言だと思って、是非読んでみてください!


屋外カメラ

様々な場所に設置する防犯カメラ・監視カメラですが、食品工場などに多い、冷蔵倉庫・冷凍倉庫に設置する際には注意しなければならないポイントがあります。
どのような点に注意すればよいのかチェックしてみましょう。

目次

冷蔵倉庫・冷凍倉庫に監視カメラが必要な理由とは?

食品などを保管しておく、冷蔵倉庫・冷凍倉庫には一見すると防犯カメラ工事を行う必要がないように感じます。
しかし、次のような理由で設置するのです。

盗難防止
食品の管理
その他不正防止

最も大きな理由は「盗難防止」のため。
食品の中でも高級食材などは狙われる可能性が高くなるようです。
大切な食材が盗まれて、転売されてしまえば大きな損失となりますし、企業としての信頼も失いかねません。
そのような盗難防止のために、冷蔵倉庫・冷凍倉庫でも監視/防犯カメラの需要が高くなっています。

監視カメラ設置時の注意点|冷蔵・冷凍環境ならではの対策とは?

一般のオフィスや店舗などに設置する場合とは、大きく異なります。
次のような点に注意しながら設置を行う必要があるのです。

カメラの製品仕様に注意!(動作可能範囲の温度が決められている)
設置場所に注意!(扉を開閉する付近では、内部との温度差により霧が発生し映らなくなる可能性がある)
配線のために開けた穴を密閉する

注意しなければならないのは、設置するカメラの仕様です。
どのカメラにも、動作可能範囲の温度が決められています。
当然ですが、食品などを保管しておく冷蔵倉庫や冷凍倉庫はかなり低い温度となっていますので、その温度に耐えられるカメラを設置しなければならないのです。
例えば、「始動時温度-40~50度、稼働時温度 -50~50度」などのように厳しい環境でも耐えられるものを選ぶことが大切。

低温環境での監視カメラ設置の課題と解決策

また、設置場所についても注意が必要です。
従業員が扉を開閉することで、温度差によって霧が発生します。
霧が発生してしまう場所に設置すると、効果が薄れて設置している意味がなくなってしまうので、注意しなければなりません。
その他では、配線のために開けた穴をしっかりと塞ぐこともポイントです。
穴が開いたままでは、そこから空気が入ってしまい、中の温度が変化してしまいますし、食品が劣化してしまうことにもなります。

工事部
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カメラは耐久性によって価格が違うので高品質なカメラを選定しましょう

過酷な防犯カメラ工事

このブログでは、冷蔵倉庫・冷凍倉庫に防犯カメラが必要な理由や工事をする際のポイントについて紹介しましたが、最も伝えたいことがあります。
それは、「とても過酷な工事」ということ。
内部は、常に温度がマイナスとなっています。
工事は、すぐには終わりませんので、どうしてもある程度の時間はその内部にいなければなりません。

もちろん、防寒対策をしますが、手が凍えてしまいますし、とても過酷です。
長時間の作業は作業員の体力・気力を大きく奪います。
とても、過酷な工事となりますが、お客様に喜んでいただけると、また頑張ろうと思えるのです。
これからも、多くの人の安全・安心のために頑張ります。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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