光学ズームとデジタルズームの違いって何?|Vol.50|工事部のマニアックな独り言
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こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)
デジタルカメラや防犯カメラには、「ズーム機能」が付いているものがほとんどです。
ズームとは、簡単に言えば撮影したい物を拡大・縮小して撮影するもの。
一般的によく知られているズームには、「光学ズーム」と「デジタルズーム」があります。
どちらもズームと付いていますが、実は違いがあるのです。
今回は、その違いについて解説します。
2つのズームの違いについて紹介する前に、それぞれの仕組みについて簡単に解説します。
「光学ズーム」は、カメラのレンズを動かし、撮影したい物との焦点距離を変えて、拡大して撮影する仕組みです。
「デジタルズーム」は、カメラのレンズは動かさずに、画像の一部を拡大して撮影したい物の大きさを変えて撮影する仕組み。
もう少し補足すると、撮影した際のサイズは変わらないのですが、撮影した画像の一部を拡大して、望遠で撮影したように拡大して見せるというものです。
具体的な違いについて
簡単に2つのズームの違いについて、解説しましたが具体的な違いについて見ていきましょう。
大きな違いは、「画質が落ちるかどうか」の違いです。
画質が落ちないのが、光学ズームで画質が落ちてしまうのが、デジタルズームと言えます。
撮影した画像の一部を拡大するという仕組みでは、元の画像のサイズは変わりません。
ですから、大きくしようとすればするほど、画素数が減り画質が落ち、荒い画像になってしまうのです。
実は、このデジタルズームと同じような機能を皆さんはすでに使っていることでしょう。
それは、パソコンやスマホなどで使う「トリミング」という機能です。
トリミングも加工や編集したい画像の一部を切り抜けるという機能ですが、デジタルズームと似たような機能となっています。
どのように使い分けられているのか?
一般的に、防犯カメラの場合には画質の劣化が少ないという特長があることから、光学ズームが使われています。
遠くの人物や車などを撮影するのに役立っているのです。
また、デジタルズームはスマホなどでよく使われています。
皆さんがお持ちのスマホにも使われているかもしれません。
カメラを選ぶ際にはズーム機能について、5倍、10倍など○○倍と表現されています。
選ぶ際にはチェックしてみるとよいでしょう。
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