防犯カメラの接続でよく使うBNCコネクターって何？｜Vol.33｜工事部のマニアックな独り言
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こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します！「語りたいけど、分かってもらいない！」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)
突然ですが、皆さんに質問です。「BNCコネクターをご存知でしょうか？」
恐らくですが、ほとんどの方は「わからない、知らない」とお答えになるでしょう。
それが、普通ですし、もしも知っていたら、とってもマニアックな方です。
今回は、防犯カメラを接続する際によく使用する「BNCコネクター」について解説します。
「BNCコネクター」とはどのようなもの？
ほとんどの方が知らない「BNCコネクター」とは何か？簡単に説明すると、同軸ケーブルのコネクター形状の1つで、同軸ケーブルから防犯カメラに接続するために使用するコネクターです。
もちろん、防犯カメラ専用というわけではなく、以下のようなものにも使用されています。
同軸ケーブルと聞くと、恐らくすぐに思いつくのがTVでしょう。
TVにも同軸ケーブルが使われるのですが、こちらはBNCコネクターではなく「F型コネクター」を使用するのが一般的です。
ケーブルは同じでもコネクターが異なるのがポイント。
自分で取り付けるのは難しいBNCコネクター
最近では、DIYをしている人も増えています。
休みの日にはホームセンターに訪れる人もいるようです。
さて、BNCコネクターについてですが、自分で取り付けることはできるのでしょうか？
結論から言えばかなり難しいと言えるでしょう。
取り付ける方法は、2つの方法があります。
「ハンダ付タイプ」と「圧着タイプ」の2つです。
一般的には圧着タイプの方が多いかと思います。
圧着タイプの場合、専用の圧着工具が必要です。
また、同軸ケーブルを指定された寸法でカットしなければなりません。
「専用工具が必要になること」「指定された寸法でカットしなければならないこと」などから、一般人には難しいと言えるでしょう。
さらに、BNCコネクターはホームセンターで売ってないことが多いので、その点でもプロに任せるのがおすすめです。
50Ωと75Ωの2種類がある
ここまで、BNCコネクターについて紹介しましたが、同じBNCコネクターでも2種類のものがあるのです。
1つは、50Ω(オーム)。
もう1つが、75Ωです。
一般的に無線通信などに使われているのがBNCコネクターの50Ω。
主にTV機器の接続などに使われているのがBNCコネクターの75Ω。
75Ωについては、TVの映像や音声を伝送するためによく使われています。
どちらを使ってもよいというものではなく、用途や周波数などに応じて適切なものを選択しなければならないのです。
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