様々な事件の解決に貢献している防犯カメラ!重要犯罪の検挙にも大きく貢献しており捜査に欠かせない存在!

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スーパーのカメラ

皆さんは、防犯カメラによって多くの事件が解決していることをご存知でしょうか?
今回は、「実際にどのような事件が解決したのか?」「何件くらいの事件が解決しているのか?」について詳しく解説していきます。

1.令和元年だけでも数百件の事件が解決している!

オフィス・店舗・施設をはじめ、様々な場所に防犯カメラが設置されています。
もしかしたら、皆さんの中には「本当に防犯に役立っているの?」と疑問に感じている方もいらっしゃることでしょう。
警視庁の資料「令和元年の刑法犯に関する統計資料」によると、重要犯罪において「防犯カメラ等の画像」が決め手となって犯人が検挙された数は、次のようになっています。

殺人 32件
強盗 184件
放火 56件
強制性交等 91件
強制わいせつ 538件
略取誘拐・人身売買 34件
(※警視庁資料「令和元年の刑法犯に関する統計資料」より引用[余罪事件を除く本件事件のみのデータ])

ちなみに、令和元年の重要犯罪検挙件数は本件事件のみで7,066件となっており、そのうち防犯カメラ等の画像で検挙された件数が935件となっています。
つまり、全体の約13%が防犯カメラ等の画像で検挙につながっているのです。
重要犯罪の10件に1件以上は防犯カメラがきっかけで検挙につながっている計算になります。
ですから、非常に事件の解決に貢献していると言えるでしょう。

参照サイト
<刑法犯に関する統計資料>

松川
松川
防犯カメラがサービス向上の役立つことはとても嬉しいです!

 

リレー捜査によって凶悪事件も解決している

最初に、防犯カメラは様々な事件の解決に貢献していると解説しましたが、実は1台の防犯カメラだけの映像が役立っているわけではありません。
よく行われているのが、「リレー捜査」というものです。
この捜査方式は、1台のカメラ、1箇所のカメラの映像を調べるというものではなく、複数のカメラの映像をつなげて犯人の足取りを追うという捜査方法。
非常に地道な作業と言われています。しかし、この地道な捜査のおかげで、凶悪事件の解決にも貢献しているのです。

東京メトロ白金高輪駅で起きた硫酸事件では事件発生から約86時間後に容疑者を逮捕
痴漢事件における犯人逮捕

もしも、防犯カメラが設置されていなければ、犯人の特定が困難となる、特定できたとしても逮捕までに時間がかかるということになっていたかもしれません。
硫酸事件で犯人をスピード逮捕できたのは、防犯カメラの大きな貢献があったからと言ってよいでしょう。

参照サイト
<防犯カメラ「リレー捜査」の実態>

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

捜査ではどのようなカメラを調べているのか?

さきほど紹介した、硫酸事件では犯人を逮捕するまでに警察は約250台のカメラを解析していたそうです。
では、事件の捜査ではどのようなカメラを調べているのか見ていきましょう。
次のようなカメラをチェックしているそうです。

公共の場所に設置されているカメラ
駅などに設置されているカメラ
商店街に設置されているカメラ
住宅に設置されているカメラ(一般住宅も含む)
必要であれば、車に搭載されているドライブレコーダーの映像
SNSなどに投稿されている動画

参照サイト
<東京五輪「テロ対策」にも すでに水面下で運用>
<捜査員の“目”を超えた防犯カメラの「リレー捜査」>

上記に挙げているように、特定のカメラだけをチェックしているのではなく、犯人につながる手がかりを得るために多くのカメラをチェックしていることがわかるでしょう。
非常に手間がかかり、大変な作業ですがこのようなことを警察の方が行ってくれることで、犯人の逮捕や事件の解決につながっているのです。

 

2.子供たちの安心・安全を確保するためにも設置されている

子供たち

すでに、解説してきたように防犯カメラは事件解決に貢献するだけでなく、様々な効果を期待できるのです。
そのため、子ども達の安心・安全を確保するために、通学路などにカメラを設置する自治体が増えています。
犯罪を未然に防ぎ、子ども達が犯罪に巻き込まれないようにするための抑止力となるだけでなく、万が一の際には重要な証拠として活用できるのです。

 

どのような犯罪の防止に貢献できるのか?

例えば、次のような犯罪は子ども達が巻き込まれやすい犯罪です。

誘拐
暴行・恐喝
わいせつ行為

とくに、子ども達が登下校する際には不審者が近づいてきやすいと言われていますので、このような犯罪から子どもを守るためにも防犯カメラの設置が非常に重要となります。

 

補助金・助成金を活用できる場合もある

具体的にどのように事件解決に役立っているのかをご理解いただけたと思います。
しかし、設置する際に最も懸念されるのが費用です。
費用の問題から、導入を諦めてしまう人もいると聞きます。
そんな人にご紹介したいのが、補助金や助成金を活用するという方法です。
各自治体などでは、補助金制度や助成金制度を設けている場合もあるので、チェックしておくとよいでしょう。
活用することで費用の問題を解決できます。

 

国内では多くの事件解決に防犯カメラが大きく貢献している!

普段は、それほど防犯カメラの重要性について認識することはないでしょうが、実は国内では多くの事件解決に防犯カメラが大きく貢献しています。
また、凶悪事件や重要犯罪の解決にも大きく貢献しているのです。
地域などでは、子ども達の安心・安全を確保するためにも使われています。
ぜひ、防犯カメラの設置をご検討くださいませ。


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