<防犯の基礎知識12>知れば面白い!蜘蛛の巣ガード機能など防犯カメラのあれこれについてご紹介!

  • 基礎知識

蜘蛛の巣ガード

犯罪やトラブルの防止・証拠として記録するために、欠かせないのが防犯カメラです。
様々なタイプ・機能を持ったカメラがありますが、皆さんはどれくらい「防犯カメラの機能」について知っていますか?
実は、知っておくと役に立つ機能や面白い機能が搭載されているカメラもあるのです。
今回は、防犯カメラのあれこれについて紹介します。

1.一般的な機能について

皆さんが、設置するカメラを選ぶ際には、「画素数」や「価格」などを見て選ぶことが多いのではないでしょうか?
もちろん、画素数や価格も大切ですが、注目しておきたいのが「搭載されている機能」です。
この機能というのは、簡単に言えばそのカメラでどのようなことが出来るのかを表していると言えます。
よく知られている機能や多くのカメラに搭載されている機能は以下のようなもの。

赤外線照射機能
逆光補正機能
動体検知機能
AI機能

まず、赤外線照射機能についてですが、こちらは夜間の撮影には欠かせない機能です。
周りに光がない場所などでも、赤外線を照射することで夜間でも鮮明な撮影が可能となります。
反対にこの機能が備わっていないカメラだと日中に撮影が可能でも夜間の撮影が出来ない、鮮明な映像が撮影出来なくなってしまうのです。
それから、逆光補正機能もよく知られています。
撮影した映像が必ずしも綺麗に撮影出来るとは限りません。
天候や光の当たり具合で顔がわからないこともあるのです。
逆光で撮影された場合に、適切な露出になるように自動調整してくれるのが逆光補正機能。

動いたもの、動くものを検知して撮影する機能が動体検知機能です。
常時撮影するのではなく、動きがあったときだけ撮影を行う機能で、録画をするための容量を節約出来るなどのメリットがあります。

最近、最も注目を集めているのが「AI機能」です。
顔認証はその中でもよく知られており、すでに様々な場所で導入されています。
入退室管理や不審者やトラブルを起こしたことがある人物の来店を知らせる、マーケティングなどにも活用されているのです。

<参照サイト>

松川
松川
カメラには意外と知らない様々な機能があります!

 

あまり知られていないけれど重要な機能

ここからは、あまり知られていないけれど重要な機能についてご紹介します。
<蜘蛛の巣ガード機能>
屋外に設置する場合、気になるのが「蜘蛛の巣」です。
「それくらい大きな問題ではないのでは?」と考えるかもしれませんが、蜘蛛の巣がカメラの前に出来ると夜間撮影した映像が白くぼやけてしまう場合があります。
そのため、重要な箇所が見えづらい、撮影出来ないなどの可能性も考えられるのです。
そこで、重要となるのが蜘蛛の巣ガード機能。
この機能は、カメラに蜘蛛などの虫が嫌がる超音波を発生させる機器が搭載されています。
超音波を使うことで、蜘蛛を寄せつけない、蜘蛛の巣を作らせないという機能です。
清掃が難しい場所や高い位置に設置する場合には、搭載されているとうれしい機能と言えるでしょう。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

全方位カメラ

一般的なカメラの場合、撮影出来る範囲・方向などが決まっています。
ですから、どうしても死角が出来てしまうという問題がありました。
近年、注目されているのが「全方位カメラ」です。
このカメラは、一般的なカメラとは大きく異なり、360度撮影が可能。
メリットとしては、全体の様子を1台のカメラで把握出来ることです。
1台で広い範囲を撮影出来るのが大きな魅力となっています。
広い範囲を確認する必要がある、駐車場などに設置するのに便利なカメラです。

 

2.危険な場所に設置可能なカメラについて

ももちライブカメラ

オフィスや店舗だけでなく、危険な場所にも防犯カメラの設置は必要です。
しかし、一般のカメラでは設置が出来ない場合もあります。
例えば、可燃性ガスなどを扱っている工場や事業所などの場合です。
そのような危険な場所に設置するカメラが「防爆カメラ」。
簡単に言えば、危険な環境の中で使用して万が一爆発したとしても外部への影響が及ばないようにしっかりとした構造になっているカメラです。
普通のカメラとは、強度が大きく異なります。

 

必要な機能は設置場所や用途によって大きく異なる?

お客様からよくお問い合わせいただくのが、「設置する防犯カメラにはどのような機能があればよいのか?」というものです。
結論から言えば、必要な機能は設置場所や用途によって大きく変わります。
ブログ内で紹介した「動体検知機能」についてですが、人や物が動いたときだけ撮影する機能でデータ容量を少なく出来るのが最大のメリットです。
普段あまり人の出入りがないような倉庫・データの管理を行うサーバールームの入室の検知・ドライブレコーダーでの撮影などには非常に役立ちます。
ただし、人の多い場所や常時撮影が必要な場所ではあまり役には立ちませんし、かえってデータが多くなってしまう場合もあるでしょう。
それぞれ必要になる機能は異なるのです。

<参照サイト>
防犯カメラの動体検知機能とは?

 

専門業者に相談すると、ぴったりの機能を持ったカメラを設置出来る!

ぴったりの機能を持った防犯カメラを選ぶにはどうすればよいか?答えは簡単です。
自分で選ぶのではなく、専門業者に相談すること。
メーカーや機種によって様々な機能が搭載されていますので、一般の人が選ぶのはとても難しいものです。
しかし、専門業者であれば設置場所や用途、その他要望などから最適な機能を持ったカメラの設置を提案してくれます。
ぜひ、防犯カメラのことなら弊社までお気軽にご相談くださいませ。

 

販売されているカメラの機能は様々!ぴったりの機能を選ぶには専門業者におまかせ

市場で販売されているカメラの機能は様々です。
また、設置場所や用途によっても求められる機能や性能は大きく異なります。
自分にあった機能を持つカメラを選ぶには、専門業者に任せるのがおすすめです。
ぜひ、お気軽に弊社までご相談くださいませ。


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