空き巣に「入られやすい家」と「入られにくい家」の違い!犯人がチェックしているポイントはここ!

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私たちが、普段の生活の中で注意しなければならないものの1つが「空き巣」です。
その空き巣についてですが、実は犯人にとって「入りやすい家」と「入りにくい家」があります。
今回は、「入られやすい家と入られにくい家の違い」について見ていきましょう。

1.犯人がチェックしているポイントについて

まず、知っておきたいのが犯人はいきなり侵入するわけではないということです。
多くの場合、事前に「下見」を行っているとのこと。
そして、その下見ではあるポイントをチェックしているそうです。
そのポイントとは、次の2つのポイントと言われています。

侵入しやすさ
逃げやすさ

犯行を行うには、当然家に侵入しなければなりません。
そのため、犯人にとって「侵入しやすいかどうか」は非常に重要なポイントとなっています。
それから、犯行を終えたらその場から逃げなければなりません。
ですから、「逃げやすいかどうか」もしっかりとチェックしているそうです。

<参照サイト>

松川
松川
念入りに何度も下見に来る犯人もいるようです

 

具体的にどのような違いがあるのか?

さて、空き巣に「入られやすい家」と「入られにくい家」は具体的に何が違うのかが気になります。

[侵入しやすい家の特徴]

身を隠せる場所、死角となる場所がある(大きな木や塀で囲われているなど)
人通りが少ない場所・人目につきにくい
無施錠の場所がある(勝手口・ベランダ・窓など)
足場となるものがある(ベランダなどから侵入できるため)
鍵が1つしかついていない

[侵入しにくい家の特徴]

見通しが良い
人通りが多い
防犯カメラが設置されている
犬がいる
警備会社のセキュリティシステムを利用している
鍵が1つではなく2つついている
窓に面格子がついている
きちんと施錠されている

簡単に言ってしまうと、犯人にとって簡単に侵入できない家、侵入するまでに時間がかかる家というのは空き巣の被害に遭う可能性が低くなるということです。
時間がかかると、その分自分の存在に気づかれてしまうリスクが高くなり、捕まってしまう可能性が高くなるので、入りやすく、逃げやすい家を下見で見つけていると考えられます。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

どんなことをされると犯行をあきらめるのか?

ここまで、入られやすい家と入られにくい家の違いについて紹介しましたが、もう少し詳しく見ていきましょう。
次に、見ていきたいのが空き巣はどんなことをされると犯行を諦めるのかです。
警視庁の資料によると、侵入者が「犯行をあきらめる要素」として多く挙げられているのは、次のようなものとなっています。

1位 声をかけられた
2位 補助錠
3位 ホームセキュリティ
3位 犬を飼っていた
5位 防犯ビデオ
5位 面格子

近所の人に声をかけられる、近所の人にジロジロと見られると犯人は犯行をあきらめることが多いそうです。
地域にもよりますが、見かけない人というのはとても目立ちます。
ですから、声をかけられるような場所を犯人は避けるそうです。

参照サイト
<ジロジロ見ないで!>

 

2.ダミーカメラの設置は効果的なのか?

屋外カメラ

さきほどの、犯行をあきらめる要素の同率5位に防犯ビデオが入っていました。
そのため、防犯カメラを設置することで防犯対策になりそうです。
しかし、防犯カメラは購入費用と設置費用でかなりのコストかかります。
金銭的な理由で導入するのが難しいというケースも少なくないでしょう。
そのような場合によく使われるのが「ダミーカメラ」です。
「ダミーカメラでも十分な抑止力になるのではないか?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
結論から言ってしまうと、プロの空き巣には通用しない可能性が高いと言えます。
たしかに、見た目は防犯カメラですが、配線がないことなどで偽物であると見抜かれてしまう可能性が高いのです。
当然、本物ではないため犯人の姿も録画できませんので防犯対策としては不十分と言えます。
全く効果がないというわけではありませんが、高い効果は期待できません。
すでに解説したように、犯人は事前に下見をしていますので、ダミーカメラのみでは簡単に侵入されてしまう恐れがあります。

 

使用する際には本物の防犯カメラと組み合わせて使う

もしも、ダミーカメラを使うのであれば、ダミーカメラを単独で使用するのではなく、本物の防犯カメラと併用するのがよいでしょう。
本物の防犯カメラであれば、犯人の姿を記録できるので、万が一空き巣被害に遭ってもその防犯カメラの映像から犯人が特定される、犯人が逮捕される可能性が高まります。
少なくとも1台は本物の防犯カメラを設置しないとダミーカメラだけでは防犯対策になりません。

松川
松川
ダミーカメラは本物のカメラを組み合わせることで効果がでます

 

カメラを設置する際はプロに相談しよう!

プロの空き巣は、ダミーカメラであるか本物の防犯カメラであるかを見抜ける可能性が高いでしょう。
そのため、偽物だけでは狙われてしまうことになります。
では、どうすればよいのか?
それは、こちらもプロに相談するということ。
この場合のプロとは、防犯カメラを設置している専門の業者のことです。
どこから侵入されるのか、どこにカメラを設置しておけば効果的か、などそれぞれの設置場所・環境にあわせて提案してくれます。
防犯対策は、プロに相談してみましょう。

 

3.死角をなくして犯人が侵入しにくい環境を構築しよう!

全国的に被害が発生している空き巣対策は、家の死角をできるだけなくすことです。
そして、犯人が侵入しにくい、入るのに時間がかかる環境を構築することが大切。
そのためには、防犯カメラの設置が効果的です。
ぜひ、プロに相談してみましょう。


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