防犯カメラのクラウド録画とは何か?そのメリットとデメリット、HDDとの比較について解説!

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倉庫カメラ

オフィス・店舗・施設などの防犯対策として活用されている防犯カメラ。
どのカメラも同じ方法でデータが保存されていると考えている人が多いようですが、実はいくつかの方法があります。
今回は、「クラウド録画とは何か?」「メリットやデメリット、HDDとの比較」について見ていきましょう。

1.データを保存する方法は複数ある

主に防犯対策として活用されている防犯カメラ。
どれも大きな違いはないと思ってしまうでしょうが、データを保存する方法がそれぞれ違います。
主な方法としては、次のようなものがあるのです。

HDD (ハードディスクドライブ) パソコンなどでもお馴染みで、防犯カメラの記録媒体としてよく使われています。レコーダーに搭載されているものが多いです。長時間の録画が可能です。

SSD(ソリッドステートドライブ) こちらもパソコンなどによく使われています。データの読み込み・書き込みなどが素早く行えるのが特長。衝撃にも強く、屋外用のカメラなどに内蔵されていることがあります。

SDカード カードタイプの記録媒体で、非常に安価であることが魅力です。ただし、HDD・SDDと比較すると記録できるデータ量が少なく、データの長期保存には向いていません。使用する場合には定期的な交換が必要です。

クラウド 撮影したデータをインターネット上の保管場所に保存するのがクラウド。録画装置を別途設置する必要がなく、離れた場所からでも閲覧が可能。ただし、ネット環境に左右されるというのが弱点です。

ボックス型やバレット型のカメラの場合、撮影できる範囲はカメラを向けている方向に限定されます。
撮影範囲を広げるには、複数台のカメラを設置するか、ズーム機能や広角レンズなどを使い撮影範囲を設定する必要があるのです。
しかし、ドーム型の「360度カメラ(全方位カメラ)」は、ボックス型やバレット型と見える範囲が大きく異なります。
360度全方位を撮影できるので、撮影範囲は当然ボックス型やバレット型よりも広くなるのです。
また、360度カメラには、「全天球」と「半天球」があります。
全天球は、2枚のレンズが搭載されており左右だけでなく前後(上下)360度の撮影が可能です。
半天球は、通常1枚のレンズが搭載されており水平方向(左右)360度の撮影ができます。
ちなみに、全天球はVR体験用の映像などに利用されることが多いです。
反対に、半天球は店舗・オフィス・工場等の監視に使われることが多くなっています。
同じ、360度カメラでも違いがあることに気づくでしょう。

参照サイト
<使用用途によって変わる防犯カメラの録画方法>

松川
松川
最適な保存法はご提案させていただきますので一度ご相談ください。

 

クラウド録画のメリットについて

簡単に言えば、データをインターネット上の保管場所に保存するというのがクラウド録画です。
では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
次のようなメリットがあります。

録画機器(ハードディスクなど)が不要なのでコストを抑えられる
離れた場所からでもインターネット環境があれば映像を閲覧できる
パソコンだけでなく、スマホやタブレット端末などでも確認できる
検知機能を備えているものが多い

まず、大きなメリットとしては録画機器が不要でコストを抑えられることです。
通常は、カメラとは別にデータを記録するための録画機器を設置します。
ですが、クラウドはインターネット上に保存するので、録画機器が不要です。
また、インターネット環境があれば離れた場所からでも映像の確認ができますし、パソコンだけでなくスマホやタブレット端末からも閲覧できます。
それから、クラウドサービスでは、映像の解析ができる機能や不審者の侵入などを検知し、通知する機能などが備わっているものが多くなっているため迅速な対応が行えるようになるでしょう。

 

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

デメリットについて

さきほどは、メリットについて紹介しましたが、デメリットについても見ていきましょう。

インターネット環境に大きく影響される
サービスの利用料金がかかる
回線が途切れた場合には映像が録画されないリスクがある

最も大きなデメリットは、「インターネット環境」に大きく影響されてしまうことです。
回線速度は利用しているサービスによって違います。
速度が遅くなれば映像を表示するのにも時間がかかりますし、映像が飛んでしまうこともあります。
また、回線が途切れてしまえば使えなくなるので、回線が途切れると録画されないというリスクが生まれてしまうのです。
メリットの中で、録画機器が不要なためコストを抑えられるといいましたが、クラウド録画を利用するにはサービスの利用料金がかかります。
それから、保存する期間によっても月額の利用料金が変わるのです。
7日間・14日間・30日間・60日間・90日間・180日間・365日間などがありますが、保存する期間が長くなるとその分費用も高くなります。
複数の店舗や工場などを管理している場合など、カメラの台数が多い場合などはコストがかさんでしまう場合があるのです。

 

2.ハードディスクとクラウドの比較

カメラ

覚えておきたいのは、防犯カメラを効果的に活用するには、映像をしっかりと録画することが大切ということです。
そのため、24時間365日きちんと録画されていなければ防犯対策として機能しなくなってしまうでしょう。
解説してきたように、ハードディスクは長時間の録画などに効果的ですし、クラウドは録画機器が不要なのでコストを抑えられるという魅力があります。
ただし、クラウドの方はインターネットに接続されていなければ録画ができないという弱点もあるのです。
最近では、ネット接続が途切れそうになると自動的にSDカードへの保存に切り替わるようになっている機種も販売されています。
それぞれメリットとデメリットがありますので、コストだけでなく、安定性などにも注目して選ぶとよいでしょう。

 

データ消失や情報流出の可能性もある

利用者が増えているクラウドについてですが、安全なイメージが強いですが実は「データ消失」や「情報流出」も報告されています。
例えば、クラウドを利用していてクラウドだけにしかデータがなかった場合、障害が発生するとデータが消失してしまうリスクがあるのです。
その他にも、サイバー攻撃などで預けているデータが外部へ流出してしまう可能性があります。
さらに、ウイルスに感染した場合、不正アクセスの危険性もあるのです。

参照サイト
<クラウドサービス利用上の注意点>

松川
松川
パソコンだけでなくスマホもウイルス対策を行いましょう。

 

プロに相談するのがおすすめ

設置する目的や設置場所、設置するカメラの台数などによって、最適な録画方法は異なります。
一概に、ハードディスクが良いのか、クラウドが良いのかを判断するのは難しいものです。
ですから、まずはプロに相談するのがよいでしょう。
カメラの設置をご検討中なら、まずは1度弊社までお気軽にご相談くださいませ。

 

3.自分で決めるのではなくプロに相談してから選ぶのがポイント!

最近では、クラウド録画サービスを利用する人も増えています。
多くのメリットがある一方で、デメリットも存在していますし、データの消失・流出・不正アクセスなどの心配もあるでしょう。
すぐに、自分で利用することを決めてしまうのではなく、プロに相談してから選ぶのがポイントです。
失敗するリスクを下げることができます。


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