車内に防犯カメラを設置することは基本的にできない!設置できない大きな理由とは何か?
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お客様から「車の中に防犯カメラを設置できるのか?」とお問い合わせいただくことがあります。
結論から言えば、「基本的に設置はできない」ということです。
今回は、「車内に防犯カメラを設置できない理由」について紹介します。
1.どうして車の中に防犯カメラを設置できないのか?
弊社では、お客様から「車の中に防犯カメラを設置できるのか?」とお問い合わせいただくことがあります。
しかし、結論から言えば基本的にできません。
その大きな理由としては、「バッテリーの問題」があるからです。
様々なタイプのカメラがありますが、いずれも電源が必要になります。
カメラには多くの電力が必要となるため、車のバッテリーでは持たないのです。
ですから、基本的には車の中に防犯カメラを設置できないと考えておきましょう。
車両の盗難防止には十分な効果を得られない可能性がある
最初に、バッテリーが持たないという理由で車内に設置するのは難しいと解説しました。
その他にも問題があります。
それは、「車両の盗難防止には十分な効果を得られない可能性が高い」ということです。
仮に、バッテリーの問題をクリアして車内にカメラを設置したとします。
ですが、その車両を盗まれてしまった場合はどうなるでしょうか?
ネットワークカメラであれば、パソコン・スマホ・タブレット端末など他のデバイスからも映像を確認できるかもしれません。
しかし、電源が供給されなくなってしまえば、映らないですし、カメラを持っていかれてしまえば映像を確認することはできないでしょう。
過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。
証拠能力に欠けてしまう可能性がある
いたずらの防止や車上狙いの被害を防ぐために、車の中に設置を希望されているお客様がほとんどだと思いますが、車の中からでは上手く撮影できない可能性があります。
基本的に設置するとすれば、車外ではなく車内を向けて撮影することになるでしょう。
ですが、いたずらの犯人や車上狙い、車両の盗難などの犯人は外からやってきます。
そのため、中は上手く撮影ができても外の状況は上手く撮影ができず、証拠能力に欠けてしまう可能性があるのです。
上手く撮影できない可能性があるという点からも、車内に防犯カメラを設置するのはおすすめできません。
2.ドラレコをするだけでは安心できない?
ここまで、車の中に防犯カメラを設置できない理由やおすすめしない理由について紹介してきました。
次に、防犯カメラではなくドラレコを設置すれば安心なのか、についてみていきましょう。
最近では、事故原因の特定やひき逃げ事件の車両の特定、犯人逮捕などで貢献しているドラレコ。
すでに、設置している人も多いでしょう。
では、車の中にドラレコを設置しておけば安心なのでしょうか?
答えはNOです。
たしかに、映像を記録できるという点では安心できます。
ただし、ドラレコの多くはエンジン始動からエンジン停止までの映像を記録するものや一定以上の衝撃を検知した際に映像を記録するものがほとんどで、常時撮影しているわけではありません。
また、SDカードの不良等で映像が記録されていないケースも多いようです。
さらに、数カ月前からドラレコが故障していたというケースもあったそうで、設置するだけで満足してしまっている人もいるのでしょう。
国民生活センターの資料によれば、全体の約4割の人が映像を確認していないと回答したそうです。
定期的に確認しておかないと、事故などが起きた際にきちんと記録されず設置している意味がなくなってしまいます。
ですから、ドラレコを設置しただけでは安心とは言えないでしょう。
<参照サイト>
SDカードに正しく記録するために
大切な車を犯罪やトラブルから守るための方法
仕事やプライベートなどで移動するのに大切な車を、犯罪やトラブルから守るためには車内にカメラを設置するよりも次のような場所に防犯カメラを設置する方が効果的です。
上記のような場所に設置することで、車の中からではなく全体を撮影することができます。
いたずらや車両の盗難、車上狙い、無断駐車など様々な犯罪やトラブルを防止するのに効果的と言えるでしょう。
また、万が一犯罪やトラブルが起きた際には撮影した映像が事件解決やトラブルの解決に大きく貢献してくれます。
<参照サイト>
教員採用試験で近隣コンビニ駐車場が満杯に
どちらか1つではなくドラレコと防犯カメラの併用が効果的
駐車場などでは、様々な犯罪やトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
未然に犯罪やトラブルを防止するためには、ドラレコだけではなくドラレコと防犯カメラの併用が効果的です。
設置する際には、防犯カメラ設置業者などプロに相談して、どこに、どのタイプのカメラを設置すれば効果的なのかを提案してもらうとよいでしょう。
目的や設置場所によって、最適なカメラや台数などが変わるのでプロに相談することが重要です。
バッテリーの問題などから車の中に防犯カメラを設置することは難しい!
今回のブログで解説してきたように、バッテリーの問題などから車の中に防犯カメラを設置することは基本的にできません。
しかし、より効果的な方法があります。
それは、カーポート・駐車場・建物に防犯カメラを設置するということです。
一部の人は、ドラレコがあれば安心と考えるでしょうが、ドラレコだけでは不安を解消することは難しいでしょう。
プロに相談して、最適な場所に防犯カメラを設置した方が効果的です。
弊社は防犯カメラだけでなくライブカメラの設置も行っております。
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