防犯カメラ設置見積書作成します 見積り依頼

倉庫の防犯カメラは必要?シャッターだけでは防げない盗難リスクと対策事例

屋外カメラ

商品などを保管している倉庫や車を入れておく車庫には、シャッターがついているものが多くなっています。
一般的にシャッターがついていれば、「防犯カメラ」は不要と思われてしまいますが、カメラは絶対に必要です。
今回は、「シャッターがついていてもカメラが必要な理由」について詳しく解説します。

目次

倉庫への侵入被害はシャッターがあっても防げない?

皆さんは、商品を保管している倉庫や車を入れておく車庫にシャッターがついていれば、窃盗などの被害にも遭わないと考えているでしょう。
しかし、シャッターがついていても盗む犯人はいるのです。
例えば、2019年に北九州市で起きた事件は衝撃的でした。
ある大型店舗の入り口シャッターに車が突っ込みシャッターを破壊、男2人が店内に侵入し、約231万円相当の貴金属を奪って再び車で逃走するという事件が起きています。
イメージとしては、シャッターがついていれば安心と思ってしまいますが、このような大胆な手口で犯行が行われる場合があるのです。
このような場合には、盗難車が犯行に使われるケースも多いとのこと。
事件のあった入り口シャッター付近に防犯カメラが設置されていたかどうかは、わかりませんが防犯カメラが必要であるということは、おわかりいただけたでしょう。

参照サイト
<コストコに車で突入>

松川
松川
私もよく利用するコストコなのでびっくりです。。

倉庫で発生した実際の盗難事件と侵入手口

最初にご紹介した事件では、車を使って破壊するという大胆な手口でしたが、他にも様々な手口があるそうです。
例えば、次のような手口。

バールなどでこじ開ける
鍵を不正に開ける
引き破る
シャッターに穴を開けて、鍵を開ける

よくある手口としては、バールやドライバーなどを使ってシャッターをこじ開けるという手口です。
もしも、防犯カメラが設置されていなければ、犯人の特定は難しくなってしまうでしょう。

参照サイト
<シャッター破り・シャッターのカギ開けが増えています。>

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

防犯カメラドットjp
360度防犯カメラ設置の見え方とメリットとは?どのような場所に設置すると効果的? | 防犯カメラドットjp 最近、注目されているのが「360度カメラ」。全方位カメラと呼ばれることもありますが、オフィスや店舗など様々な場所に設置されているのです。今回は、「360度カメラを設置...

5分以上泥棒からの攻撃に耐えられるシャッターが必要

具体的な手口について紹介しましたが、様々な手口でシャッターを壊して侵入してこようとする泥棒に対して、5分以上耐えられなければいけないそうです。
「財団法人都市防犯研究センター」の資料によれば、侵入に手間取り、侵入をあきらめる時間は「2分を超え5分以内」が51.4%、2分以内が17.1%となっているとのこと。
ですから、泥棒からの攻撃に5分耐えることができれば、約7割が侵入をあきらめることになります。
あまり知られていませんが、シャッターにも防犯性能の高いものとそうでないものがあるのです。
こじ開けなどの手口に耐えるためには、防犯性能の高いシャッターの設置が求められることになります。
反対に、防犯性の低いものを設置してしまうと、簡単に侵入されてしまうことになるでしょう。

参照サイト
<侵入窃盗に注意>

倉庫や車庫が狙われる理由とは?高価な商品・車が標的に

屋外防犯カメラ

まず、倉庫には多くの商品や高価な物が保管されているケースが多いと考えられます。
量が多いため、1度に大量に盗めることから犯人に狙われていると考えることができるでしょう。
それから、人気の車種や高級車などは海外などで人気があるため、盗まれて転売されてしまいます。
海外で人気のある車は、車庫に入れていても安心はできないことを覚えておきましょう。

福岡県での犯罪件数について

では、福岡県で侵入盗や自動車盗などの犯罪がどのくらい起きているのかが気になります。
詳しく見てみると、福岡県警察の資料によれば、令和3年の「侵入盗」の認知件数は2,178件(住宅対象が1,004件、その他1,174件)となっています。
さらに、自動車盗は59件です。
つまり、福岡県内でも侵入盗や自動車盗に十分注意しなければなりません。

<参照サイト>

倉庫の防犯カメラ設置のポイント|外側・内側の両方をカバー

ここまで、解説してきたようにシャッターだけではこじ開けられてしまうリスクや、車で破壊されてしまうリスクがあります。
そのため、防犯性能の高いシャッターを設置するのと同時に、防犯カメラの設置が必要となるでしょう。
設置する場合には、シャッターの外側と内側を撮影できるようにしておく必要があります。
外側だけに設置していると、内部に侵入されてしまった場合、記録ができなくなってしまうのです。
仮に、内部に侵入された場合には内部の様子も撮影できるようにしておく必要があるでしょう。
とくに、倉庫の場合には内部が広いため、死角をなくすには複数台のカメラの設置が必要な場合も考えられます。
効果的な設置場所や、設置するのに最適なカメラの選定などは、プロに相談するのがおすすめです。
プロであれば、設置場所の選定、機種の選定なども任せることができます。
被害を未然に防ぐためにも、防犯カメラの設置をご検討くださいませ。

松川
松川
詳しくは一度、お問合せくださいませ!

弊社の倉庫の防犯カメラ設置事例

3.強度の強いシャッターを設置していても防犯カメラは必要!

多くの人は、倉庫や車庫にシャッターがついていれば、防犯カメラは不要と考えてしまいがちです。
しかし、シャッターは様々な手口によって破られる、破壊されてしまうことがあります。
そのため、強度の高いシャッターを設置しているだけでは十分な防犯対策とは言えないでしょう。
あわせて、防犯カメラの設置を行うことで、より高い防犯効果が期待できます。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

目次