長崎県で必要な防犯対策とは？犯罪件数のデータから導き出された具体的な対策について紹介！
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こんにちは！春の陽気が感じられる季節ですね！
春は出会いと別れの季節です。悲しいような嬉しいような複雑な気持ちですよね(笑)
さて、ハウステンボスや稲佐山、雲仙温泉など有名な観光スポットが多い長崎県。
また、カステラで有名な文明堂の本家・発祥の地としても知られています。
今回は、そんな長崎県で必要な防犯対策についてご紹介。
どのような事件が多く発生しているのか、データから導き出された具体的な対策について解説します。
目次
1.最も多く発生しているのは「窃盗事件」！
はじめに、必要な防犯対策についてご紹介する前に、長崎県ではどのような事件が最も多く発生しているのかご紹介します。
まず、確認しておきたいのは長崎県警察が公開している「犯罪統計(令和3年)」です。
この資料によれば、長崎県の刑法犯認知件数は3,155件(令和3年)。
罪種別に件数が多いものを挙げてみると以下のようになります。
(※データは長崎県警察「犯罪統計(令和3年)」より引用)
このデータを見ると、「窃盗犯」の数が全体の約6割に達していることがわかります。
さらに、長崎県の資料では窃盗犯についての詳しく書かれているのです。
窃盗犯のうち、手口ごとに件数の多い順に並べると以下のようになります。
(※データは長崎県警察「犯罪統計(令和3年)」より引用)
1位は「非侵入盗」で、長崎県で起きる窃盗の大半がこの万引き、車上ねらい、置引きなどの非侵入盗になっています。
また、資料によれば万引きは628件、車上ねらいが96件、置引きが44件です。
つまり、長崎県では「万引き・車上狙い・置引き」などにとくに注意が必要と言えるでしょう。
宝石店ではダイヤモンドなど総額900万円以上の商品が万引きされる
最近の万引き事件として、衝撃的だったのが宝石店でダイヤモンドなどの指輪7個(販売価格計918万6100円)が盗まれたというもの。
指輪はいずれも100万円以上のものだったそうで、報道によれば、最高額は約300万円のものもあったそうです。
盗んだ女は無職の30代で、容疑を認めているとのこと。
警察によれば、盗まれた商品はすべて回収したそうですが、万引きの額としては高額ですし、とても衝撃的な事件でした。
犯人が逮捕されたこと、盗まれた商品が回収されたということで安心ですが、やはり防犯対策・防犯意識を高める必要がありそうです。
※参照資料
過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。
ニセ電話詐欺事件で約2,800万円を騙し取られる被害が発生！
近年、全国的に大きな問題となっているのが、ニセ電話詐欺事件です。
親族や警察官や、官公庁の職員、弁護士等を語りお金を騙し取るという事件。
市内に住む80代の女性が、警察官を装った男から電話で、「あなたの家にあるお金は偽札だから、若い警察官を向かわせるので渡して欲しい」と言われ、その後自宅を訪ねてきた警察官を名乗る男に約2800万円を渡してしまったというもの。
電話でお金の話を持ち出された場合には、詐欺である可能性を疑うことが大切です。
すぐに、信頼出来る人や警察などに相談するのがよいでしょう。
2.具体的な対策について
このブログでは、ここまで長崎県で多く発生している犯罪について紹介してきましたので、長崎県で行うべき防犯対策も明確になったことでしょう。
まず、最も大切なことは防犯意識を高めること、事件などの情報を素早く入手することです。
例えば、「安心メール・キャッチくん」があります。
安心メール・キャッチくんとは、長崎県警察から県民の方へ向けて様々な情報を発信している情報提供サービスのことです。
配信される情報は、以下のようなもの。
登録しておくことで、痴漢や不審者に関する情報、通り魔や凶悪事件に関する情報、ニセ電話詐欺による被害に関する情報などが入手できます。
情報をより早く入手することで、防犯意識を高め、事件や事故に巻き込まれる可能性を低減できるでしょう。
基本的な対策としては防犯カメラの設置がオススメ
データから見ると、長崎県で最も注意しなければならないのは「窃盗事件」です。
被害に遭わないためには、防犯カメラの設置が重要となります。
設置することで次のような効果が期待できるのです。
○ 犯罪の抑止力となる
○ 犯罪の瞬間や犯人を記録できる
○ 犯人の特定につながりやすい
店舗・オフィス・施設はもちろん、車などには駐車監視機能が搭載されたドラレコを設置するとよいでしょう。
駐車監視機能が搭載されていれば、エンジンがかかっていない状態でも車の様子を記録できますので、車上荒らしや当て逃げなどを防ぐためにも有効となります。
ドライバーが車から離れているときでも、カメラが見守っているという安心感があるのです。
自転車の防犯登録を忘れずに行う
警察の資料によれば、長崎県の乗物盗200件のうち、184件は自転車盗となっています。
ご存知の方も多いでしょうが、法律によって自転車の防犯登録は義務化されているのです。
しっかりと防犯登録をしておくことで、盗難を予防できますし、万が一盗まれた場合でも防犯登録によって持ち主がわかるので、自転車が戻ってくる可能性が高まります。
反対に、防犯登録がされていないと盗まれても、持ち主がわからないので、手元に戻ってこない可能性が高くなるのです。
通勤や通学、プライベートで自転車を利用されている方は、必ず防犯登録を行っておきましょう。
防犯意識を高めることや情報を素早くキャッチすることがポイント
犯罪を未然に防ぐ、犯罪に遭わないようにするためには、防犯意識を高めることや防犯に関する情報を素早くキャッチすることが重要です。
また、長崎県では窃盗事件が多くなっていますので、店舗・オフィス・施設などには防犯カメラを設置する、車には駐車監視機能が搭載されたドラレコの設置がオススメです。
それから、自転車の盗難も多いので、忘れずに防犯登録を行っておきましょう。
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