自宅を訪れる業者による窃盗事件が発生している!証拠を押さえるためにできることとは?
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エアコンの取り付け、引っ越し、リフォームなど業者に自宅や会社まで来てもらうというシーンをよく見かけます。
もちろん、ほとんどの業者は大きな問題を起こすことはないのですが、その中には窃盗などの犯罪を行う人もいるのです。
今回は、「自宅や会社を訪れる業者による犯罪」「証拠を押さえるための方法」について解説します。
1.知らない人を家にあげる場合とはどのようなとき?
皆さんが生活していく中で、どうしても「知らない人を家にあげなければならない場面」が出てきます。
例えば、次のような場面です。
自分の家に知らない人を入れるのは、できるだけ避けたいものですが上記のような場面では、知らない人でも家にあげなければなりません。
また、引っ越しやリフォームなどの場合には、1人ではなく複数の人を入れることになります。
正社員として働いている人もいれば、派遣社員やアルバイトなど一時的に雇用されている人もいるのです。
ほとんどの業者、ほとんどの作業者は普通に作業をしてくれますし、作業が終わればそのまま帰っていくのですが、中には犯罪を行う人もいるため注意しなければなりません。

どのような犯罪・トラブルが起きているのか?
では、具体的にどのような犯罪やトラブルに注意しなければならないのでしょうか?
次のような犯罪やトラブルに注意が必要です。
最も注意しなければならないのは、「窃盗被害」です。
よく報道されるのが、仕事で他人の家に訪れた人が、現金やその他貴重品などを盗むというもの。
それから、トラブルでは業者に壁や床などに傷をつけられてしまった、汚されてしまった、破損したなどの被害もよく聞きます。
また、女性の場合には業者によって性犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるでしょう。
とくに、女性が1人で業者と対応する場合などは危険です。
実際に、女性が性犯罪に巻き込まれてしまったという事件もあります。
参照サイト
<アルバイトの27歳、1人になった隙に>
過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。
被害を訴えても解決しない場合がある
ここまで、具体的にどのような犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性があるのか解説しました。
覚えておきたいのが、「被害を訴えても解決しない場合がある」ということです。
その理由は、「明確な証拠がない」ため。
もちろん、実際に犯罪やトラブルの場面を目撃したということであれば、犯人を逮捕することや相手の業者を訴えることもできるでしょう。
しかし、「盗まれたかもしれない!」「業者が壁や床を傷つけたかもしれない!」という曖昧なものだけで明確な証拠がなければ、犯罪を立証する、トラブルを解決するのは難しくなってしまいます。
相手に言い逃れされてしまう可能性があるからです。
2.証拠を押さえるためにできることとは?
きちんとした証拠があれば、警察に被害届を提出して逮捕してもらうこともできるでしょう。
また、家の壁や床を傷つけられた、壊されたという場合には証拠を基に損害賠償請求をすることも可能です。
では、証拠を押さえるためにはどのようなことをすればよいのでしょうか?
有効な方法の1つに、防犯カメラの設置があります。
カメラを室内に設置することで、犯罪やトラブルの証拠を撮影することが可能です。
それから、ネットワークカメラなどであれば離れた場所からパソコンやスマホで映像を確認できます。
例えば、女性の一人暮らしなどで、自宅に業者を入れるという場合、家族や友人などに協力してもらい離れた場所から監視してもらうことで不安を和らげることもできるでしょう。
密室になりやすい自宅では、外からでは内部で何が行われているのかわかりません。
そのため、あらかじめ外部との連絡手段を確保しておく、外から監視してもらうことは大切です。
また、万が一の際にはすぐに警察などに通報してもらうように話をしておけば、犯罪やトラブルに遭うリスクを大幅に低減できるでしょう。
狙われているのは現金だけではない?
最も多くの人が窃盗事件と聞いた際に思い浮かべるのが「現金を盗まれる被害」でしょう。
たしかに、現金が盗まれることも多いのですが、それ以外にも狙われているものがあります。
参照サイト
<1件あたりの被害総額は増加傾向>
報道などでもよく聞くのが、高級腕時計やブランドのバッグ、パソコンなどのものです。
このようなものは、お金ではありませんが換金することができる、ネットオークションなどで売れるため狙われることが多くなっていると考えられます。
被害に遭わないためには、金庫などにしまっておく、あるいは自分にしかわからない場所に隠しておくなどしておくとよいでしょう。
目立つ場所に置いてあると、どうしても盗まれてしまうリスクがあるので、目のつかない場所に移動させておくことが大切です。
高価なものや貴重品の管理はしっかりと行う
まずは、知らない人(業者など)を家に入れる際には、高価なものや貴重品の管理をしっかりと行うことです。
業者側も盗むことを目的として、やって来るわけではなく、あくまでも家主が目を離したすきや1人で作業をしている際などに犯行を行うことが多くなっていると考えられます。
ですから、目立つ場所になければ、わざわざ時間をかけて家の中を物色することは少ないでしょう。
盗まれてしまうかもしれないという前提で対策を行っておくのがおすすめです。
3.万が一の際に備えて防犯カメラでしっかりと証拠を残そう!
様々な場面で、どうしても業者など知らない人を家に入れなければならない場合があります。
ニュースなどでもご存知のように、業者が窃盗事件や性犯罪などを起こすこともあるのです。
その際に、明確な証拠がなければ犯罪を立証する、犯人を逮捕するのが難しくなってしまう場合があります。
言い逃れさせないためにも、防犯カメラを設置してしっかりと証拠を残しましょう。
それから、あらかじめ貴重品などは金庫に入れて保管する、わからない場所に隠しておくようにするのがおすすめです。



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