<2022年5月最新>補助金や助成金を活用して防犯カメラを設置しよう!対象となるのはどのようなカメラ?

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電柱の防犯カメラ

現在、様々な場所に設置されている防犯カメラ。
設置によって、犯罪が減少した、凶悪事件の解決に貢献したという話もよく聞きます。
そのため、これから導入を検討されている方も多いでしょう。
しかし、最も大きな問題となるのが「費用」の問題です。
購入費用はもちろん、設置費用も含めるとかなりの費用となります。
ですが、補助金や助成金を活用すれば、金銭的な負担も軽減できるのです。
今回は、補助金や助成金について、対象となるカメラについて紹介します。

1.令和4年度福岡市街頭防犯カメラ設置補助金制度

日本では、各自治体等で様々な補助金制度・助成金制度が設けられています。
例えば、福岡市では「令和4年度福岡市街頭防犯カメラ設置補助金制度」を活用できるのです。
この制度は、自治協議会・自治会・町内会などが設置する「街頭防犯カメラ」の設置費用の一部を補助する制度。
補助の対象となるものは次のものです。

防犯カメラ、録画装置などの機器購入費用、設置工事に係る経費
カメラの設置を示すための表示板などの設置に係る経費

限度額や申請上限台数は以下の通りです。

補助対象経費の75%以内(1,000円未満切捨)
自立柱(ポール)を建てて設置する場合、1台25万円が上限
既存ポールや壁などに設置する場合、1台20万円が上限※同一年度に、自立柱を建てて設置するもしくは同一物件に複数のカメラを設置する場合、2台目以降10万円が限度
申請できる上限は、1団体につき1年度で4台が限度

交付手続きやスケジュール、添付書類などについては、ご自身で福岡市のホームページにてご確認ください。
※令和5年度に補助金の申請をしようとする場合には、令和4年4月1日から6月30日までに「設置意向調査書等」の提出が必要です。

<参照サイト>
令和4年度福岡市街頭防犯カメラ設置補助金制度について

松川
松川
防犯カメラの設置に補助金が使えるのは有難いですよね!

 

観光庁では「赤外線サーモグラフィ」などが対象になっている

赤外線サーモグラフィは、新型コロナウイルス対策としても活用されています。
大きな特長としては、次のようなものです。

非接触で温度を測定できる
画像や映像によって温度の分布などがわかる
リアルタイムで温度を測定できる

訪日外国人旅行者の受入環境整備の一環として、観光庁では「令和4年度 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(インバウンド安全・安心対策推進事業)が行われています。
その事業の補助対象経費には、感染症対策機器として赤外線サーモグラフィが含まれているのです。
対象となるのは、次のような事業者

観光案内所や観光施設設置している、あるいは管理している
観光地で店舗や事業所等を運営している
病院・診療所等を設置、管理している

気になる補助率についてですが、補助対象経費の2分の1以内です。
受付期間や提出書類等については、観光庁のホームページにてご確認ください。

<参照サイト>
訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業の公募開始について

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

嘉麻市防犯カメラ設置支援事業補助金

不特定多数の者が出入りする場所に設置する場合に、補助金を出しているのが嘉麻市です。
具体的には、次のような場所

道路・公園
商店街・コンビニ・デパートなどの店舗
空港ターミナル・鉄道駅・バスターミナル
ホテル・旅館、駐車場(個人の駐車場は対象外)

事業者または地域団体を対象に、事業者の場合には5万円を上限、地域団体の場合には10万円を上限に補助金を出しています。

<参照サイト>
嘉麻市防犯カメラ設置支援事業補助金について

2.どんなメリットがあるのか?

屋外カメラ

ここまで、福岡県や国で行われている補助金・助成金について紹介しました。
では、補助金や助成金を使って防犯カメラなどを設置するメリットは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
具体的なメリットは以下のようなものです。

購入費用や設置費用など金銭的な負担を軽減できる
多くのカメラが設置されることによって、地域の犯罪の減少、事件が発生した場合の犯人の特定、逮捕等に貢献できる可能性が高まる
治安の改善に期待できる

大きなメリットは、やはり金銭的な負担を軽減できることです。
カメラの種類や台数等にもよりますが、購入や設置には多くの費用が必要となり、経営を圧迫してしまう恐れもあります。
しかし、うまく補助金や助成金を活用すれば負担は大幅に軽減できます。
それから、設置される台数が増えることで、治安の改善、事件や事故が発生した場合の重要な証拠となるでしょう。
犯人の特定、逃走経路の特定、犯人逮捕にも大きく貢献してくれるはずです。

 

覚えておきたい注意点

国や各自治体では、利用できる補助金制度や助成金制度が複数あります。
インターネットなどでも簡単に見つけることができるでしょう。
ですが、利用する際には注意しなければならないこともあります。

申請期間・募集期間に注意(前年度に書類を提出しなければならないケースもある)
限度額や台数が決められている
申請できる対象者や対象となるカメラが異なる
予算が決められているため申請通りにならない場合がある
必要な書類がそれぞれ異なる
申請方法等が異なる

最も注意しておきたいのが、申請期間や募集期間についてです。
場合によっては、今年度の申請を行うには、前年度中に必要な書類を提出しておかなければならないケースもあります。
また、補助金の場合には予算が決められているので、申請しても申請通りにならないこともあるのです。
必ず申請すれば利用できるとは限らない点に注意しましょう。

 

取り付け後の注意点について

無事に補助金や助成金を使って、カメラを取り付けられたと安心してしまう人も多いと思います。
重要となるのは、取り付け後であることを覚えておきましょう。
いくら防犯のためとは言え、自由に撮影して良いというものではありません。
誰でも無断で撮影されることは、気分の良いものではないでしょう。
そこで、ポイントとなるのが「ガイドライン」の存在です。
あまり知られていませんが、「福岡県防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」が福岡県にあります。
たしかに、防犯カメラはとても有効なものですがプライバシーの保護についても考えなければなりません。
そのために、活用するのがこのガイドラインです。
こちらは、福岡県のホームページからダウンロードできますので、活用してプライバシーに配慮した運用を行いましょう。

<参照サイト>

 

上手に活用すれば金銭的な負担を軽減でき、治安の改善などにも期待できる!

有益性について理解しているものの、コストの問題で防犯カメラを設置できない事業者様も多いようです。
コストの問題を解決できるのが、補助金や助成金の活用。
注意しなければならない点もありますが、上手に活用すれば大きな力となります。
ただし、プライバシーに配慮して運用しなければならないことを忘れないようにしましょう。


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