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費用が魅力的!防犯カメラで撮影した映像をSDカードに記録!そのメリットとデメリットについて徹底解説!

倉庫カメラ

様々な場所に設置されている防犯カメラには、いくつかのデータの保存方法があります。
よく使われるのは、レコーダーに保存する方法やクラウド上に保存する方法です。
また、コスト面の魅力からSDカードに保存する方法もよく使われています。
今回は、防犯カメラで撮影した映像を「SDカードに記録する場合のメリットやデメリット」について見ていきましょう。

目次

1.SDカードに記録する防犯カメラについて

一般的に、防犯カメラや監視カメラで撮影した映像はレコーダーやクラウド上に保存することが多いですが、SDカードに保存するタイプのカメラもあります。
大きな違いは、SDカードにデータを保存するので、録画装置が不要になる点です。
次のような場所でよく使われています。

 戸建て住宅
倉庫
資材置き場
ごみ置き場
松川
松川
以前に比べてSDカードの防犯カメラは増えてきています

3つの大きなメリットがある!

では、SDカードに記録するタイプの防犯カメラには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
結論から言えば、3つの大きなメリットがあります。

① 設置が比較的簡単であること
家庭用防犯カメラの中には、別途録画装置が必要なものもありますが、SDタイプなら録画装置が不要となります。
電源が確保出来れば良いので、設置が比較的簡単というのが大きなメリットです。
そのため、家庭用として使われることが多くなっています。
② 安価で購入出来ること
カメラ本体もそうですが、SDカードも非常に安価で購入出来ます。
容量によっても異なりますが、1,000円以下で購入出来るものもあるのです。
③ 取り扱いが簡単なこと
サイズも小さいですし、抜き差しするのも非常に簡単で取り扱いやすいというのも大きなメリットと言えるでしょう。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

デメリットも多い

さきほどは、メリットについて紹介しましたが、実はデメリットも多くなっています。

<保存可能な期間が短い>
使われているのは、32GB~512GBと幅広いですが、価格が安いものは、容量の少ないものにしか対応していない場合もあります。
画質・容量・フレームレートなどによって、期間は異なりますが、録画解像度1920×1080・フレームレート25fps・SDカード容量64GBの場合、57時間程度となります。
これは、あくまでも目安なので、条件によって異なる点に注意が必要です。

<参照サイト>

<寿命が短い>
最大のデメリットと言えるのが、寿命が短いということです。
書き換え可能な回数に上限があるため、常時録画をしている場合にはすぐに寿命を迎える場合があります。
一概には、言えませんが1年程度で交換が必要になってしまう場合もあるでしょう。
<メンテナンスが必要>
知らない人も多いようですが、定期的なフォーマットが必要です。
定期的なメンテナンスを行わないと、不具合が発生することがあります。
< 犯罪やトラブルが起きた場合持ち去られる危険性がある>
レコーダーやクラウド上にデータを保存する場合、カメラが壊されてもそれまでの映像は保存出来ます。
しかし、SDカードに記録していると犯罪やトラブルが起きた際にそのSDカードを持ち去られてしまう危険性があるのです。
当然ですが、持ち去られてしまえば、記録データを失うことになります。
2022年には、大阪で巡回中のパトカーが一方通行の道路を逆走し、交通違反をもみ消すという事件が起きました。
このパトカーには、前方を録画するカメラが搭載されており、SDカードによって記録出来るようになっていたそうです。
逆走したときの映像が残っておらず、事情を聴いたところ違反をした警察官が故意に映像を消去していたことがわかったとのこと。
このように、映像を故意に消されてしまう可能性があるのです。

2.導入する際に注意しておきたいこととは?

社内AIカメラ

工事も比較的簡単で、コストも抑えられるため、家庭に導入しようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、メンテナンスが必要になること、寿命が短いこと、保存出来る期間が短いことなどを知っておく必要があります。
24時間365日、常時使えないと防犯として役立てることは出来ません。
さらに、頻繁に交換が必要になる、犯人に持ち去られてしまうというリスクも考えておく必要があります。
実際に起きた事件でも、現場のカメラからSDカードが持ち去られてしまった事件もあるようです。
より確実に、そしてより安心して使用するのなら、やはりレコーダーやクラウド上に保存する方がよいでしょう。

<パブ女性殺害、防犯カメラのSDカードなくなる>

読み込みエラーなどの不具合が多い

それから、もう1つ注意しておきたいのが「読み込みエラーや認識しないなどの不具合が多いこと」です。
もしも、トラブルや犯罪が起きた時にエラーが発生したとしたら、大切な瞬間が記録されないことになります。
大切な瞬間が記録されていなければ、設置していた意味がなくなってしまうでしょう。

総合的にはHDDでの録画がおすすめ

価格で考えると、SDカードに記録するタイプの防犯カメラは、非常に魅力的です。
その一方で、デメリットも多く「安定性」に欠けると言えます。
HDD録画は初期費用がSDカードタイプよりもかかりますが、安定性に優れていると言えるでしょう。
長期間の録画を考えるなら、HDD録画がおすすめです。

松川
松川
大事な場面が映っていないとなるともったいないですね

3.コスト面では非常に魅力だがデメリットも多い!

安価で購入や設置がしやすい、SDカードに記録するタイプのカメラは、戸建て住宅によく設置されています。
ですが、その一方でデメリットも多く、とくに安定性に欠けるという欠点もあるのです。
万が一の際に映像が記録されていなかった、などとならないように、HDD録画の防犯カメラを設置するのがよいでしょう。


流れ

防犯カメラを設置したいと思ったときにどうすればいいのか分からない方も多いかもしれません、
業者にお願いして設置してもらうためには現地調査を行い設置場所を確認させていただく必要があります。
基本的には現地調査→見積→契約→工事という流れです。
しかし、マンションであれば理事会での説明や、企業であれば予算会議でのプレゼンなどが必要になることも。
お客様のご要望に応じて設置工事まで全力でサポートさせていただきます。
詳しくは↑をご覧ください。

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実際の事件から学べることはたくさんあります。
防犯カメラがきっかけで解決できた事件、防犯カメラがあれば解決できた事件もあります。
さまざまな事件から防犯カメラについて学びましょう。
そして防犯対策について一緒に考えましょう。

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この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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