医者と患者のトラブルは想像以上に多い!病院に防犯カメラを設置するのは防犯だけが目的ではない!

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こんにちは!先日、冬季五輪が閉幕して選手たちが日本へ戻ってきました!
たくさんの感動をくれた選手に感謝です。

さて、病気や怪我などで、病院で診察や治療を受けた経験がある人も多いでしょう。
なので、病院には、防犯カメラが設置されているのが一般的ですが、「防犯」だけが目的ではありません。
実は、様々なトラブルを解決するためでもあるのです。
今回のブログでは、医者と患者の間で起こるトラブルと防犯カメラの必要性について紹介します。

トラブルが原因で凶悪事件が発生している

埼玉県で起きた、「立てこもり医師射殺事件」、
さらに、先日の大阪府で起きた、「クリニック放火殺人事件」では、医者と患者とのトラブルが原因となってしまったようです。
もちろん、病院側が悪いというよりも容疑者の身勝手な理由で起こした犯罪というのが正確かもしれません。
しかし、病院では事件化していないものでも多くのトラブルが発生しています。
ちょっとしたトラブルから、埼玉県や大阪府で起きた凶悪事件に発展してしまう恐れもあるのです。
具体的に、どのような揉め事が多くなっているのか解説します。

<参照サイト>
「立てこもり医師射殺事件」の容疑者の異常行動
25人死亡の大阪ビル火災

 

松川
松川
悲しい事件が増えていますね。

全国の病院で起こりがちな揉め事

○ 患者による医師や看護師による暴言・暴力
○ 治療方針をめぐるトラブル
○ 病院内での転倒事故の責任に関するについて
○ 医師や看護師による患者への虐待
○ 受付において、診察時間が長いことによるクレーム、保険証や診察券を返却してもらっていないなどのクレーム
○ 会計の際に、お釣りを受け取っていない・金額が違うなどの揉め事

最近、とくに多くなっていると言われるのが、理不尽な要求をする患者・暴言や暴力をふるう患者です。
他にも、治療方針をめぐってトラブルになるケースや待ち時間が長いなどという理由で、騒ぎ立てる患者もいるとのこと。
一部の報道によれば、「立てこもり医師射殺事件」の犯人も病院内で多くのトラブルを起こしていたそうです。

とはいえ、暴言や暴力は、患者が医者に行うとは限りません。
その反対のケースもあります。
入院していた患者の点滴に、看護師が消毒液を混入し、中毒死させた事件も起きているのです。
また、診察を受けた際に医師から暴言を吐かれるケースも報告されています。

他では、入院患者がトイレやベッドなどで転倒してしまう事故も起こりがちです。
さらに、転倒事故をめぐっては、病院側が訴えられてしまうケースもあります。

受付では、保険証や診察券を返却してもらえない、お釣りが違うなどのクレームを受ける場合もあるのです。
なので、様々な揉め事が起きる病院では、ここで紹介したようなトラブルを記録するため・証拠として提出・保管するために防犯カメラを設置しています。
映像を記録しておけば、クレームを受けた際には映像から正当なものなのか、不当なものかがわかりますので、不当な要求を拒否できるメリットがあるのです。
暴言や暴力などをふるう患者については、警察に証拠として映像を提出することもできます。

<参照サイト>
点滴に消毒液混入、家族の叱責に恐怖

 

不審者の侵入を防ぐためにも設置は必須

このブログでは、ここまで病院に防犯カメラを設置する目的は、トラブルの記録・証拠として利用するためと解説しました。
もちろん、トラブルを防ぐ目的もありますが、当然「防犯目的」でも設置しています。
とくに、病院は一般的なオフィス・施設・店舗などと大きく異なり、セキュリティを強固なものにしておかなければなりません。
その理由は、以下の通りです。

○ カルテが保管されているため
○ 危険な薬品などが保管されているため

もしも、病院内に不審者が侵入した場合、多くの危険があります。
保管されているカルテには、個人情報が記録されていますし、危険な薬品なども保管していることでしょう。
ですから、個人情報が流出する危険性、病院で盗まれた薬品が犯罪に利用されてしまう危険性があるため、防犯カメラを設置し、厳重な監視を行う必要があります。
薬品やカルテを管理している場所については、出入口などに防犯カメラを設置し、不審者の侵入や内部の関係者による不正な持ち出しなどがないかチェックしておくべきです。

個人情報の取り扱いには注意しましょう。

想定されるその他のリスクとは?

病院カメラ

さて、最も想定されるリスクとしては、「新生児や乳幼児の連れ去り」です。
生まれたばかりの赤ちゃんを無断で病院から連れ出す事件が、日本でも発生しているのです。

それから、入院している新生児や乳幼児だけでなく、来院する患者さんの新生児や乳幼児がターゲットにされてしまうケースも想定されます。
十分な対策を取っていっても、病院の関係者の目が届かない隙に犯行が行われてしまうことも考えられるので、カメラの設置は必須と言えるでしょう。
入院している新生児や乳幼児が連れ去られてしまえば、世間からも厳しく責任を追及されてしまいますし、信用も大幅に低下してしまいます。

<参照サイト>
新生児連れ去り、24歳女を逮捕

過去に参考になる記事を書いていますので合わせてお読みください。

設置する際の注意点

どのような場所にでも設置すれば、トラブル防止や防犯に活用できるというものではありません。
注意しておかなければならない点もあります。
最も注意しておくべきなのが、「プライバシーへの配慮」です。
いくら、トラブル防止・防犯のためとはいえ、ずっと撮影されていることは気分の良いものではありません。
入院されている患者さんの病棟などに、カメラを設置する場合には十分なプライバシーへの配慮・適切な管理が求められます。

POINT

映像も個人情報にあたる場合がありますので流出などにはお気を付けください!

 

医療機関に防犯カメラを設置する場合は、プロへ相談するのがオススメ

カメラを設置する場所やどのようなカメラを設置すれば効果的なのかは、一般の人ではわかりにくいものです。
そのため、病院などの医療機関に設置する場合には、防犯カメラ会社などのプロに相談するのがオススメ。
最適なアドバイスを受けられます。

 

防犯カメラにも欠点がある!防犯意識を高めよう

皆さんが想像しているよりも、医者と患者のトラブルは多いです。
その結果として、凶悪事件に発展しているケースもあります。
ですから、防犯対策・トラブル防止対策として病院などの医療機関では、防犯カメラの設置が絶対に必要です。
また、トラブルが発生した際には、カメラの映像を確認することで、トラブルの内容が確認できますし、内容を共有することで再発防止にも貢献できます。

 

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