【実際の事件から学ぶ➁】コロナで増えたDV…家の中に限らず外で暴行されるケースも多発

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この記事の内容

①DV相談件数が増加した原因とは?
②DV被害の深刻な問題点
③防犯カメラは見ている!

こんにちは!雨が続いているので気持ちがブルーです。。今年も残すところ約1ヶ月半ですね!みなさんは2021年振り返ってどういう年でしたか??

コロナ禍で増えたのが、「DV相談件数」です。
内閣府の資料によれば、
2020年度のDV相談件数は、19万0,030件。
2019年度と比較すると、約1.6倍増加。
なぜ、DV相談件数が増加しているのか、実際にどのようなDV事件が起きているのかについて解説します。

DV相談件数が増加した原因とは?

コロナ禍で、DV相談件数が増加しています。
コロナ禍でのDV相談件数が増加した原因と考えられているのは、次のようなものです。

○ コロナ禍による在宅時間の増加
○ コロナ禍によるストレス
○ コロナ禍による生活不安の増大

そのなかでも、ストレスや生活不安の増大から、恋人、妻、知人などに暴力を振るうというケースが多くなっています。

 

韓国での衝撃事件!恋人に首を折られたまま引きずられる

韓国での衝撃的な事件が防犯カメラに記録されていました。
この事件は、25歳の女性が恋人であった31歳の男に
暴行を受けて昏睡状態となり死亡したという事件です。
けんかは、家の中で起こり、男性が壁に女性を押し付けるなど暴行。
女性は、男による暴行によって、頭の骨・脳・首に損傷を受け
意識を失って倒れ昏睡状態となり死亡。


事件の様子は、防犯カメラにも記録されており、
女性が暴行を受けて首が前後に折れた状態で引きずられる姿が記録されていました。
この男は、傷害致死容疑で拘束されましたが、暴行を受けた女性が亡くなるという悲しい事件です。
しかも、暴行を受けたのが恋人というのもとてもショックな事件でした。

 

埼玉では32歳バンドマンが27歳の女性を絞殺

埼玉では、27歳の女性が32歳のバンドマンの男に
自室のアパートで絞殺されるという事件が起こりました。
この男は、女性とSNSを通じて知り合い、深い仲になったそうです。
しかし、この男には、離婚歴がありその離婚の原因はDVだったと言われています。
この事件は、被害女性の部屋に荒らされた様子がなく、
財布などもそのまま残されていたことで、捜査が難航すると思われましたが、
警察が周囲の防犯カメラやドライブレコーダーの映像を解析し、
不審な車を特定、容疑者の逮捕につながりました。

DV被害を受けた被害者が死亡するケースが多いですが、その反対もあります。
神奈川県で起きた事件では、50年に渡ってDV被害に耐え続けてきた76歳の妻が、
83歳の夫の首をノコギリで切りつけ殺害する事件が起きています。
50年に渡りDV被害を受けてきた妻は、
夫を殺害した後で、「スッキリした」と話したそうです。
それだけ長年に渡り、DVの被害に耐えていたということなのでしょう。

 

DV被害の深刻な問題点

割れた窓ガラス

DV被害には深刻な問題点があります。
その問題点とは、以下の4つです。

 

① 被害者が加害者に暴力によって支配されてしまっていること
② 恐怖で逃げ出せない、相談することができないでいること
③ DV被害に周囲が気づきにくいこと
④ DV被害を訴えても証拠がないと立証が難しいこと

DV被害の問題を解決するには、この4つをクリアする必要があります。

DV被害を受けた場合にはどうするべきか?

恋人や夫などからDV被害を受けている場合、
最も大切なことは「一人で解決しようとしないこと」です。
DV相談を電話やメールで24時間受け付けている機関に
相談することもできますし、警察に通報することもできます。
DV被害を受けている人の場合、周りに相談できずに
一人で抱え込んでしまうということが多いと言われています。
DV被害を我慢するのではなく、他の人に助けを求めることが大切です。
DV被害を我慢しようとすると、最悪の場合には、
命を奪われてしまう危険性があります。
被害の程度にかかわらず、相談しましょう。
DV相談については、「DV相談+」などがあります。

周りの人に必ず助けを求めるようにしましょう。

過去に参考になる記事を書いていますので合わせてお読みください。

防犯カメラを設置する

DV被害を受けても、「証拠がない!」という理由で
警察に相談しても相手にしてもらえないケースがあります。
DV被害の多くは家庭内で起こると言われており、
家庭内では見ている人がいないため、DVを立証しづらいのです。
そこで、重要な役割を果たすのが、防犯カメラ。
防犯カメラは、DV被害を立証するのにも役立ちます。

最初の方でも紹介したDV事件では、「防犯カメラ」
事件の解決に大きな役割を果たしていたことがわかるでしょう。
家庭内という密室のなかでもDV被害を立証し、
身を守るためには防犯カメラの設置がオススメです。
家庭内に防犯カメラを設置する際には、専門の業者に相談するのがよいでしょう。
専門の業者であれば、用途にあわせて最適なカメラを提案してくれます。

POINT

子どもの見守りカメラにも使えるのでカメラ設置はオススメです。

 

☆気になる記事をピックアップ☆
ダイヤモンドなどの指輪が盗まれる事件が起きました。
最近は宝石強盗のような手口は少なく、試着したまま出ていくや、
客として来店し、店員の目を盗んで犯行に及ぶことが多く手口が巧妙化しています。
<参照記事>

 

防犯カメラは見ている!

コロナ禍によって、DV相談件数が増加しています。
その原因は、在宅時間の増加、ストレス、生活不安の増大です。
また、DVによる事件も起こっています。
DV被害を受けてしまったら、一人で解決しようとするのではなく、

他の人に相談すること、防犯カメラを設置することが重要です。
防犯カメラは、DV被害を立証するのに役立ちます。
DVによる事件でも犯人逮捕に大きく貢献しているのが防犯カメラですので、設置を検討してみましょう。

なにかあってからではなく、なにかある前にカメラの設置をしましょう。

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