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農作物の盗難が急増中!ビニールハウス防犯対策におすすめな防犯カメラ

ビニールハウス

最近では、ビニールハウスに防犯カメラを設置するケースが増えています。
一体どのような理由で、設置しているのでしょうか?
今回は、「ビニールハウスに防犯カメラが必要な理由」「設置する際の注意点」について解説します。

目次

相次ぐ農作物の盗難被害

農作物を作る際に利用される、ビニールハウスでは防犯カメラや監視カメラを設置するケースが増えているようです。
どうして防犯カメラを設置するケースが増えているのでしょうか?

<盗難防止対策(農作物・農機具・肥料・燃料など)>
皆さんも報道などで、目にしたことがあると思いますが、収穫前の農作物が大量に盗まれるという被害が全国で発生しています。
それから、価格の高騰などの影響によって、農作物だけでなく農機具・肥料・燃料が盗まれるケースもあるようです。
このような盗難防止対策として、設置されるケースが多くなっています。

<盗まれ続ける高級スイカ>

<ルールを守らない人がいるため>
果樹園では、いちご狩り・ぶどう狩り・梨狩りなどが行われています。
ほとんどの人は、果樹園のルールに従ってくれますが、ルールを守らない人もいるようです。
具体的な例を挙げると、大きなバッグを持って参加して、大量にバッグやタッパーなどに詰めて持ち帰るというもの。
一部のルールを守らない人から守るために、設置するケースもあります。
<いたずら防止>
通常では考えられませんが、ビニールハウスにいたずらをする人もいるそうです。
電源を落とされて、温度管理が出来ずに枯れてしまう被害なども報告されています。
さらに、悪質なのが「除草剤」を撒くというもの。
何者かが除草剤を撒いたために、収穫が出来なくなってしまったという被害も報告されています。
信じられない行為で、いたずらでは済まされない行為ですが、実際にこのような被害も出ているため、カメラを設置しているケースもあるのです。
映像を記録しておくことで、犯人を逮捕出来る可能性も高まります。

<メロン6600玉が全滅 何者かが除草剤?>

<いたずら?電源落ち巨峰の木全て枯れる>

<鳥獣対策>
狙っているのは、人間だけとは限りません。
動物たちもビニールハウス内の農作物を狙っています。
しかし、動物にも様々なものがいて「どの動物が来るのか?」「どこから侵入してくるのか?」が不明なことも多いようです。
撮影することで、動物の種類や侵入経路を特定出来るので、それにあった対策を行えるようになります。
松川
松川
心ない悪質ないたずらが農家さんの努力を水の泡にしていることは許せませんね

農作物の転売が目的?

全国で発生している農作物の盗難被害についてですが、盗まれるのは「転売目的」と考えられます。
実際に、インターネットで盗まれた農作物だと疑われるものが出品されていたケースもあるのです。
人気のあるものや高級なものなどが狙われるのも、このような転売をするためと考えられます。

<山梨県内で約9400個の桃が盗難>

防犯カメラを設置する際の注意点と選び方

インターネット環境が必要?

ここまで、ビニールハウスにカメラが必要な理由、盗まれる理由などについて解説しました。
最も気になるのが、工事についてでしょう。
離れた場所から映像をスマホなどで確認するには、インターネット環境が必要になります。
しかし、インターネット環境がなくても工事は可能です。
費用については、1台あたり20~25万円となっていますが、配線の距離などによっても金額は大きく変わります。
映像の保存期間についてですが、一般的には1か月程度となりますが、カメラの台数によっても変わるのです。
そのため、正確な費用を知りたいという場合には、専門業者に依頼して見積書を作成してもらうのがよいでしょう。

ビニールハウス内の防犯カメラ設置の注意点

グランピングカメラ

注意しておきたいのが、ビニールハウス内の状況について理解しておくことです。
温度を保つために、ヒーターなどを利用して暖められています。
つまり、温室になっているということです。
また、密閉状態となっているため、高温多湿になりやすいことも理解しなければなりません。
高温多湿は、カメラにとって大敵とも言える環境です。
そのような環境では、結露が発生してしまうので、注意が必要となります。
選定する際は、防水であることなどを確認しましょう。

おすすめの防犯カメラ機能とは?効果的な対策を紹介

多くのカメラがありますが、その中でもおすすめなのは、次のような機能を持ったカメラです。

警報音付きで威嚇が出来る
夜間でも撮影が可能
様々な検知機能を搭載している

効果的と言えるのが、警報音付きで威嚇が出来るカメラです。
威嚇することで、犯行を諦める可能性が高まります。
音で警告するのはもちろん、周囲にもその音が聞こえるので、被害を防止出来るでしょう。
犯行が行われるのは、夜間がほとんどです。
そのため、夜間でも撮影が可能なカメラでないと大きな効果は期待出来ません。
十分な効果を得るためには、夜間に撮影が可能であることも条件となります。
他には、様々な検知機能も搭載されているとよいでしょう。
<参照サイト>

ビニールハウス防犯カメラ設置事例

専門業者に相談するのが安心

店舗・オフィス・施設などと異なり、より専門的な知識が必要となるビニールハウス。
適切なカメラを選ばないと、十分な効果を得ることは難しいでしょう。
目的にあわせて、最適なカメラ・設置場所を提案出来る専門業者に相談するのがおすすめです。

近年では、ビニールハウスに防犯カメラが設置されるケースが増えています。
基本的には、「盗難防止などの防犯目的」として設置されていますが、他にもいたずら防止や鳥獣対策などとしても活用されているのです。
特殊な環境となるビニールハウスでは、結露などにも注意が必要となりますので、専門業者に相談するのがよいでしょう。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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