日本の珍しい犯罪とは?知らなかったでは済まされない?こんなことでも犯罪になってしまう!
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多くの人が一緒に生活していく中で、守らなければいけないルールがあります。
それが「法律」ですが、よく知られている法律もあれば、え?こんな法律もあるの?というような珍しい法律もあるのです。
今回は、知らなかったでは済まされない「日本の珍しい犯罪」について解説します。
1.守れていない人が多い?あなたはこの法律知っていますか?
皆さんが生活しているうちに、あたりまえのように行っている行為が、実は法律違反というケースがあります。
例えば、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)の第16条には、「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と書かれているのです。
え?それがどうしたの?と思うかもしれませんが、実はこれ私たちの生活に大きく影響している法律と言えます。
朝にゴミ出すのを忘れてしまうから、朝早く仕事に出掛けるから、などの理由で指定日の前日の夜などにゴミを出していませんか?
しかし、それぞれの地域の指定日や指定されている時間を守らなければ、廃棄物処理法違反になってしまうのです。
もちろん、実際に罰則が設けられており、違反した場合には5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金となっています。
おそらく、多くの人は指定日の前日にゴミを出すことを違法とは考えていないでしょうが、実際には立派な犯罪です。
参照サイト
<廃棄物の処理及び清掃に関する法律>




廃墟での肝試しやSNSに投稿する動画の撮影も立派な犯罪になる
夏になると、「肝試し」として廃墟に勝手に侵入するという人が増えます。
また、近年ではYouTubeなどに投稿する動画を撮影する目的で廃墟に侵入する人もいるようです。
人が住んでいない、廃墟であれば勝手に入っても良いと考えているようですが、これも実は立派な犯罪。
刑法第130条には、次のように書かれています。
「正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。」
空き家や廃墟であっても、立派な犯罪となりますので、肝試しや撮影などで勝手に立ち入らないようにしましょう。
過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。
コンセントを勝手に使ってスマホを充電したら窃盗罪が成立する可能性がある?
現代では、仕事でもプライベートでも欠かせない存在となっているスマホ。
ですが、使用しているとバッテリーが減ってしまい、充電をしなければいけないケースもあります。
しかし、コンセントを勝手に使ってスマホを充電すると窃盗罪が成立する可能性があることをご存知でしょうか?
例えば、次のような場所で勝手に充電をしている人いませんか?
刑法第235条には、次のように書かれています。
「他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。」
電気は、財物とみなされるとのことですので、勝手にスマホを充電する、コンセントを使用すると窃盗罪が成立する可能性があるのです。
実際に、勝手にコンセントを使用して逮捕された例もあるので、使用する際には必ず許可を得るようにしましょう。
<参照サイト>
コンビニの室外電源で焼きそば調理
2.お釣りを多くもらったのに申告しなければ罪になる?
最近では、キャッシュレス決済が浸透しつつありますが、買い物をした際に店員さんのミスでお釣りを多くもらってしまったという経験ありませんか?
人によっては、お釣りを多くもらえてラッキーと感じるでしょうが、実はこちらも立派な犯罪となってしまう可能性があるのです。
刑法第246条1項には、次のように書かれています。
「人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。」
つまり、お釣りが多いと分かっていたのに受け取って、申告しないでそのままにしていると、詐欺罪が成立する可能性があるそうです。
ですから、ラッキーと思わずに、お釣りが多いと告げるのがよいでしょう。
過去には、お釣りを多く受け取った男性が詐欺の疑いで逮捕された例もあるそうです。




入学式や卒業式などを妨害すると犯罪になる?
あまり知られてはいませんが、軽犯罪法第1条24号に「公私の儀式に対して悪戯などでこれを妨害した者」とあり、入学式や卒業式などを妨害すると、「儀式妨害の罪」に問われる可能性があるそうです。
他にも式とつくもの、例えば結婚式、葬式なども妨害すれば罪に問われる可能性があるとのこと。
面白半分で乱入する、妨害するなどは絶対に行ってはいけません。
参照サイト
<軽犯罪法>
防犯カメラを設置することで問題を解決できる可能性がある?
ここまで、意外と知られていない犯罪についてお伝えしてきました。
このような問題を解決するための方法として、「防犯カメラの設置」があります。
カメラを設置することで、次のような行為を未然に防げる可能性があるのです。
映像として残すことで、犯罪の証拠にもなりますし、設置するだけで抑止効果を期待できます。
また、カメラを設置することで、多くの人に犯罪行為であることを知ってもらい、犯罪者になるのを防ぐこともできるでしょう。
知らなかったでは済まない!意外なことで犯罪者になってしまう可能性がある!
今回のブログで紹介したように、あたりまえのようにやっていたことが実は犯罪行為だったというケースもあります。
未然に犯罪を防ぎ、犯罪者を出さないようにするためには防犯カメラの設置が効果的です。
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