間違った知識で設置してしまうのは危険!業者によって設置方法が違う?防犯のプロに頼むメリットをご紹介!
今回は先日の案件についてお話しようと思います。
既に防犯カメラが設置されているお客様でしたが、防犯カメラを取り替えて欲しいとのこと。
実はこういったご相談は少なくありません。
「一ヶ月前にカメラを設置したけど交換したい」というお客様もいらっしゃいます。
なぜ、設置している防犯カメラを交換するのかについてご説明いたします。
1.業者によって施工方法が異なる
防犯カメラを設置するのに特に必要な資格はございません。
なので、市販で購入したカメラを自身で設置したり、防犯カメラ業者でない業者にお願いして設置することも可能です。
現在、防犯カメラも市販のものですと数千円で販売されており機器だけなら誰でも容易に手に入れることができます。
しかし、正しい知識を持たずに防犯カメラを設置することは危険です。
例えば、
などのことをしてしまうと非常に危険です。
さらに工事の際にはある程度の知識がなければ感電などの危険性もあります。
工事に慣れており、安全面に最大限注意を払っている弊社の工事部の者でもヒヤリとする場面は、まれにあります。
脚立などから落下してしまうという可能性もあります。
さまざまな危険性がありますが上記にあげた危険性についてもう少し詳しく解説します。
パスワードを初期化のまま変更しない
防犯カメラにはあらかじめIDやパスワードがデフォルトで初期設定されています。
メーカーのホームページやマニュアルに初期のパスワードが記載されていることが多いのです。
そのため初期設定のままにしておくと簡単にハッキングされてしまい、映像を勝手に見られたりシステムを変更されることもあります。
例え、屋外でも見知らぬ誰かに映像を見られているのは不快ですよね。
過去に、子供部屋に設置されている防犯カメラをハッキングし、防犯カメラを通して子どもに話しかけたという事件も発生。
防犯カメラから急に知らない人の声が聞こえてきたらトラウマになるかもしれません。
パスワードは必ず初期設定から変更するようにしましょう。
これは防犯カメラだけではないのですが、「123456…」のような特定されやすいパスワードは避けるようにしましょう。
また、多くの方がやってしまっていることが複数のパスワードを全て同一にしていることです。
パスワードをたくさん覚えるのは大変ですし、どのパスワードがどれに当てはまるか分からなくなってしまうので、私もついパスワードを揃えてしまいがちです。
しかし、一つのパスワードが見破られた際にすべてのパスワードが解けてしまうので危険です。
5パターンくらいに分けるだけでも効果があります。
映像も立派な個人情報になります。
自身が映っている映像だけでなく家族や近隣の方が映りこんでいることもあるので取り扱いには注意が必要です。
過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。
防犯カメラの設置場所について
どの場所にどのように設置するかで抑止効果や防犯効果は大きく変わってきます。
さらに以前、お客様から4台必要と伺って、弊社の防犯のプロが現地調査すると2台で十分だったこともあります。
台数が少ないと費用が抑えられますよね。弊社はより少ない台数で最大限効果が発揮できる位置を選定します。
しかし、知識がなかったり防犯カメラの画角について詳しくない方が設置してしまうと必要以上にカメラを設置してしまったりします。
ちなみに泥棒もプロですので、この角度から侵入すれば防犯カメラには映らないなど一発で見抜きます。
なので侵入できる隙をつくらない場所を選定し設置することが重要になります。
カメラによってみえる範囲は異なります。
多数のメーカのお取り扱いがある弊社のスタッフはどのカメラがどれくらいの範囲をカバーできるのかについて幅広い知識がございます。
防犯カメラの設置位置についてもお客様のご要望も併せて選定しますので一度お気軽にご相談ください
2.業者によって施工方法が違う!
設置をお願いする業者によって施工方法はさまざまです。
例えば、弊社であれば配線はなるべく隠す施工方法で工事を行います。
床下配線やエアコンのダクトから配線を通す、またはCD管やPF管といったものを使用し、配線の露出を防止します。
ですが、技術や知識を持ってない場合は配線を隠さず設置していることも。
ちなみに埋設配線というものがあり、土を掘り配線ケーブルを埋めるといった工事方法です。
この際にCD管を使い配線を保護して埋設します。
埋設する際に、車両その他重量物の圧力を受けるおそれのない場所であれば、埋設の深さは0.3m以上が必要というルールがあります。
他重量物の圧力を受ける可能性がある場所ではもっと深く掘らなければなりません。
このようなルールを知らずに適当にしてしまうと、時間が経ち土などが削れ配線が地上に露出してしまい、車や人などの事故の誘発の原因にもなり危険です。
なのでルールに基づいて埋設工事しなければなりません。
配線を露出させておくリスク
では今回のお客様は防犯カメラを設置して間もないにも関わらず弊社にお問合せをいただきました。
その原因はこちらです。
弊社が設置した場合↓
自身で購入したカメラを電気に詳しい知り合いに設置してもらったとのことでした。
一見すると何が問題があるのか分からないかもしれませんが、大きな問題があります。
まず、防犯カメラのプロはこのような配線はしません。配線が露出してしまっているので、
過去に防犯カメラの配線を切って住宅に侵入するという事件もありました。
配線が露出していると空き巣やイタズラで配線を切られてしまうことがあるので要注意です。
さらに漏電の危険性もあります。雨などで中の導線が露出してしまい電気が漏れてしまうことも。
火災や感電のリスクが高まりますので、こちらも要注意です。
最後に、何より見た目が悪いというのが大きな欠点です。
配線に鳥などがとまって配線が緩み、垂れ下がってしまうと見た目がかっこ悪いです。
素敵で立派なお家や建物でも配線が垂れ下がっているだけでマイナスイメージです。
なので弊社は配線はなるべく隠して露出を防止するように心がけています。
<危険な配線をチェックする!>
3.防犯カメラで悩んだ際は一度プロに相談しましょう!
せっかく自身で防犯カメラを購入し設置したのに映らない、すぐ壊れて弊社に相談されるお客様や、
配線などの見た目が思ったようにならなくてお問合せをくださる方もいらっしゃいます。
また今回、お問合せをいただいたお客様は自身で購入したカメラが200万画素なのに画質が荒く交換したいとのことでした。
弊社の取り扱いメーカーの200万画素のカメラの映像をみていただいたときに「全然違う」とおっしゃっていました(笑)
ぜひ防犯カメラの設置を検討された場合は、防犯カメラ業者に一度、ご相談してみてください。
弊社であればお見積りや現地調査は無料で行わせていただきます。
不安なことやお悩みは一緒に解決していきましょう。
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