子どもが失踪してしまった場合、防犯カメラでどんなことができるのか?日本の1年間の行方不明者の数とは?

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子供たち

海外だけではなく、日本でも子どもが失踪してしまうという事件が起きています。
もしも、失踪してしまった場合、防犯カメラでどのようなことができるのでしょうか?
また、日本では1年間にどのくらいの行方不明者が出ているのかについても紹介します。

1.日本では1年間で9歳以下は1,000人以上、10歳代では1万人以上が行方不明となっている!

ニュースや新聞などで取り上げられることが多いのが、「子どもの失踪事件」です。
保護者の方の気持ちを考えると、非常に胸が痛みます。
まず、知っておきたいのが日本の1年間の行方不明者の数についてです。
警視庁資料「令和元年における行方不明者の状況」によると、以下のようになっています。

平成27年 9歳以下 900人 10歳代 17,071人
平成28年 9歳以下 1,132人 10歳代 17,118人
平成29年 9歳以下 1,198人 10歳代 16,412人
平成30年 9歳以下 1,216人 10歳代 16,418人
令和元年 9歳以下 1,253人 10歳代 15,572人
(※データは警視庁資料「令和元年における行方不明者の状況」より引用)

令和元年における行方不明者の状況

データを見てみると、9歳以下の子どもでは毎年約1,000人、10歳代になると1万人以上が行方不明になっていることがわかります。

松川
松川
ニュースでも子ども失踪について報道されているのを見かけます

 

原因や動機について

さきほど紹介したデータを見ると、行方不明=事件と考えてしまいがちですが、実は必ずしも事件とは限りません。
実は、同じ資料に「原因・動機別」という項目があります。
令和元年のすべての年齢を対象にしたデータで見てみると、原因・動機として比率が高い上位5位までは以下の通りです。

1位 疾病関係 27.5%(その内認知症が20.1%)
2位 その他 (遊び癖や放浪癖など)20.3%
3位不詳 19.2%
4位家庭関係 16.5%
5位事業・職業関係11.8%
(※データは警視庁資料「令和元年における行方不明者の状況」より引用)

こちらのデータを見てもわかるように、すべてが犯罪に巻き込まれているというわけではありません。
ただし、不詳というのが上位に入っているのはとても気になるところです。
また、同資料によれば、令和元年の行方不明者の届出受理件数は86,933件ですが、令和元年中に所在が確認された行方不明者(確認をした年次以前に受理した届出分を含む)は84,362人だったとのこと。
もちろん、全員ではありませんが多くの場合、所在確認ができていることになります。

令和元年における行方不明者の状況

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

オンラインゲームで知り合った女子児童を男が東京へ連れていき自宅へ宿泊させる事件が発生

2021年には、オンラインゲームで知り合った名古屋市に住む女子児童11歳を20歳の男が東京へ連れていき自宅へ宿泊させるという事件が発生。
この事件では、児童の父親が警察に行方不明届を出したため、警察が捜査を行い駅の防犯カメラの映像などから男を特定し、自宅で現行犯逮捕しました。

他にも同様の事件が起きており、オンラインゲームなどのインターネットなどを通じて子どもが犯罪に巻き込まれてしまうケースが増えているそうです。

参照サイト
<11歳女児を名古屋から東京へ>

 

2.防犯カメラでどのようなことができるのか?

屋外カメラ

では、子どもの失踪事件などが起きた場合、防犯カメラで何ができるのか、について解説します。
現在では、様々な場所にカメラが設置されているため、失踪事件だけでなく行方不明者の捜索にも大きく貢献しています。
また、警察によっては独自に防犯カメラを設置して管理・運用しているところもあるようです。
映像から次のような情報を得ることができます。

どこにいたのか・何をしようとしていたのか(場所や移動方法の特定)
誰といたのか(単独だったのか、誰かと一緒だったのか)
事件性はあるのか

まず、得られる大きな情報は「場所や移動方法」などの情報です。
例えば、駅で目撃されているのであれば電車を使って移動していると推測できます。
さらに、駅であればホームにもカメラが設置されているので、どちらの方面へ向かっているのかなどを推測できるでしょう。

それから、もう1つ重要となるのが誰といたのかです。
子どもが1人でいたのか、誰かといたのか、は大きな問題となります。
親族以外の大人と行動しているのであれば、誘拐などの犯罪に巻き込まれている可能性が高いと言えるでしょう。
反対に、1人で行動していたのであれば、事件性は低いと判断されます。
このような子どもの失踪事件や行方不明者の捜索では、防犯カメラが撮影していた映像が重要な手掛かりとなることが多いのです。
実際に、映像から捜索していた人が見つかることも多くなっています。

 

巻き込まれやすい犯罪について

しっかりと注意しておきたいのが、子どもが巻き込まれやすい犯罪についてです。

誘拐
わいせつ行為
暴行・恐喝

最も巻き込まれる可能性が高いというのが、上記のような犯罪です。
ブログ内で紹介したように、オンラインゲームやSNSなどを通じて知り合い、言葉巧みに誘拐されてしまうケースや強制わいせつ、強制性交などの犯罪に巻き込まれる可能性があります。
その他にも、暴行や恐喝などにも注意しなければなりません。

また、一般的に女子児童だけが犯罪に巻き込まれると考えられがちですが、男子児童でも被害が発生しています。
ですから、どのような場合でも注意しなければなりません。

松川
松川
十分に注意しましょう!

家庭内だけでなく地域全体で見守るのが効果的

インターネットなど昔と違って様々な誘惑が潜んでいます。
そのため、子ども達が知らないうちに犯罪に巻き込まれてしまうケースが増えているのです。
また、インターネットだけでなく登下校中などに不審者が声をかけるというケースもあります。
このような問題を解決するためには、家庭内だけでなく地域全体で子ども達を見守るのがよいでしょう。
さらに、子ども達が安心して学校へ通えるように通学路などに防犯カメラの設置をするのがおすすめです。

 

3.知らない間に子どもがいなくなってしまう場合がある!家庭内だけでなく地域全体で見守る

最近では、子どもが様々な事件に巻き込まれてしまうケースが増えています。
とくに、オンラインゲームや出会い系サイト、SNSなどインターネットを通じて犯罪に巻き込まれてしまうケースもあるようです。
他にも、登下校時に不審者が子どもを狙うケースもあるため、家庭内だけでなく地域全体で見守るという姿勢が大切と言えるでしょう。


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