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必見!ホームセンターやネットの市販の防犯カメラってどうなの?

Amazonや楽天で売られている値段が3000円~6000円の市販防犯カメラ。
「実際にどうなの?」とご相談を受けることが増えてきたので市販カメラについてご紹介します。

目次

1.市販カメラは買わない方がいいの?!

結論から言うと私ども設置業者としては市販のカメラはあまりオススメしません。
「防犯カメラ業者だからそう言っているのでは?」といわれるかもしれませんが、
しっかりとした理由があります。
そもそも、防犯カメラってなぜ価格帯が数千円~数十万まで幅があるのかと不思議に思いませんか?
実は安いカメラも高いカメラも正直画素数が同じであれば映像の見た目綺麗さはほとんど変わりません。
微妙な逆光補正や色彩補正などありますが、劇的に変わることはありません
じゃあ何が違うというと、耐久性が全然違います。実際に耐久性のある基盤を使用していますので壊れにくいです。
そもそも防犯カメラは、冷蔵庫と同じで24時間365日動作しっぱなしの機器で、テレビやエアコンのように
使う時だけ電源を入れるような、機器ではありません。
稼働時間がとても長い機器の一つです。
屋内であればまだマシですが、屋外で雨ざらしのような場所では、市販のカメラは故障しやすいと思います。
もし、必要な時にレコーダーに録画できていなかった、防犯カメラが故障していたでは、設置した意味が全くありません。
なので、信頼性のあるメーカーや安すぎない価格帯を選んだほうがいいでしょう。
後は、WIFIカメラなども避けたほうがいいと思います。
映像が途切れたり、場合によっては再設定が必要になったりとトラブルがとても多いので、
そういったお客様からの依頼がとても多いです。
例えば、電子レンジなんかもよくある例で、電子レンジを使用しているとカメラが映らなくなることも場合によってはありますし、
防犯カメラの機種によっては、途切れるたびに再設定したりしないといけない機器もありますので、注意したほうがいいです。
そのほかに、見通しのいい場所に設置するのであればいいと思いますが、WiFiルーターと防犯カメラ間に壁があれば一気に電波のレベルが落ちますので、戸建てなどの屋外に設置するのはあまりお勧めしません。

2.配線工事は結局必要です

無線カメラといえど映像は無線で飛ばすことができますが、電源は有線で配線しなければならないため、結局は同じ配線作業が発生します。
コンセント等の設置は電気工事士ではないとできないので、結果的に有線と変わらない金額になることもあります。

せっかく電源の配線をするのであれば、有線での防犯カメラを設置したほうがいいですよね?

まとめ

このように意外とデメリットもたくさんありますし、大事な映像が映っていなかったともなれば設置したい意味もなくなりますので
有線で接続して安定的な映像を録画することをおすすめします。
最近は、はじめに無線カメラを設置して、思った感じとは違うので結果弊社にご相談いただき有線で設置される方が多くなっています。
たとえ安く設置したとしても上記のような理由で本来の目的を達成できなければ、防犯カメラとして機能していないと同じです。
適切な設置方法で、万が一の時に役立つカメラにしましょう。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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