大学に防犯カメラを設置する具体的なメリットとは?設置することでトラブルを防げることもある?

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大学生

現在、日本の大学でも「防犯カメラを設置」している大学が増えています。
もちろん、大きな理由は「防犯」ですが、実は防犯以外にも様々なメリットがあるのです。
今回は、大学に防犯カメラを設置する具体的なメリットについて紹介します。

1.キャンパスに防犯カメラは必要なのか?

中学校や高校と違い、敷地内の面積も広く、多くの人が出入りするのが大学のキャンパスです。
学生の数は、それぞれの大学によっても異なりますが、学生数の多い大学だと5万人や8万人という大学もあります。
学生数の少ない大学でも、数百人から数千人の人が集まる場所です。
人の数が多くなればなるほど、犯罪やトラブルのリスクが高まるため、キャンパスには防犯カメラが必要と言えるでしょう。
とくに、「外部からの侵入者」には注意しなければなりません。
さて、キャンパスに防犯カメラが必要な理由をまとめると、次のようなものになります。

犯罪の抑止のため
事故やトラブルの防止のため
キャンパス内の安全を確保するため

ほとんどの大学では、警備員が常駐して定期的に巡回するなど防犯に努めていますが、最初にも触れたようにキャンパス内はとても広く、人も多いため警備員だけでは十分な防犯対策は難しいと言えます。
安全を確保する意味でも、防犯カメラの設置は必要です。

松川
松川
防犯カメラによって人件費が削減されることもあります!

 

教員同士でのトラブルを防止出来る

皆さんのイメージとして、キャンパスで起こるトラブルは学生同士によるものというのが強いと思います。
たしかに、学生同士によるトラブルも多いのですが、実は教員同士によるトラブルも起きているのです。
また、大学では授業を行う教授の他に、授業などをサポートしてくれる職員などもいます。
そのような職員に対してパワハラを行うケースもあるのです。
実際には次のようなパワハラが起きています。

執拗に叱責する、長時間叱責する
過大な要求を行う
人格を否定するような発言をする

このようなパワハラが起きた場合、被害を受けた教師や職員は、体調を崩してしまう、精神的な苦痛によって休業してしまうことになるでしょう。
当事者同士のトラブルだけでは済まされず、大学が訴えられる可能性もありますし、訴えられれば大学の信頼も失くすことになります。
パワハラの問題は、どうしても実態を掴みづらい、証拠がないということです。
しかし、防犯カメラを設置することでそういった実態を把握しやすくなりますし、証拠として記録することも可能となります。
ですから、教員同士や教員と職員などによるパワハラなどのトラブルを未然に防ぐ意味でも防犯カメラの設置は大切です。

<参照サイト>
複数教職員にパワハラで停職5カ月

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

生徒同士のトラブルを防止出来る

設置する大きなメリットとしては、「生徒同士のトラブルを防止出来る」ことです。
よく起こる生徒同士のトラブルが「盗難」。
置いていた物がなくなるというトラブルは、多くの大学で起きています。
被害が多いのは、次のようなものです。

現金やクレジットカード
パソコン
スマートフォン

授業を受けていた教室に財布などを忘れてしまう、授業で使ったパソコンをそのまま置き忘れてしまう、などで盗難被害に遭うことがあるようです。
意外なケースとしては、授業を受けるための座席を確保するためにスマートフォンを置いていて、そのスマートフォンを盗まれてしまったというケースもあるとのこと。
盗難の場合、犯人を特定するのはとても困難ですが、「防犯カメラ」が設置されていれば、犯人を特定出来る可能性が高まります。
それから、設置されていることがわかれば犯行を諦める可能性も高くなるでしょう。

<参照サイト>

 

2.安全な場所ではない?大学では盗難被害が多発している!大きな問題点とは?

会社

特定の大学だけではなく、どこの大学でも多発しているのが「盗難被害」です。
学校は安全な場所と思ってしまいますが、実は大学は安全な場所とは言えません。
そこには、大きな問題点があるのです。
その問題点とは、「窃盗目的で侵入した不審者を特定するのが難しい」という問題点。
皆さんの中にも、大学に通っていた方がいらっしゃると思います。
これは、大学によっても異なりますが、学生証などを確認してキャンパス内に入る場合もありますが、確認せずに入れる大学もあるのです。
外部から窃盗目的でやって来る犯人と、一般の学生を見分けるのは難しいと言えます。
私服で通っていますし、一般の大学生と同じような服装、年代の犯人が紛れ込んでいたら特定するのはとても難しいでしょう。
内部の学生が犯人というケースもありますが、大学の場合には外部から侵入した犯人が犯行に及ぶ可能性もあるのです。

松川
松川
大学内に飲食店があり一般のお客様も多く訪れたりすることも

 

貴重品の自己管理や危機意識を高めるのがポイント

ちょっとした油断から、盗難被害に遭ってしまうケースが目立ちます。
被害に遭わないためには、どうすればよいのでしょうか?
死角となりやすい場所、犯行の多い場所などに防犯カメラを設置するのはもちろんですが、それ以外にも重要なポイントがあります。
まず、貴重品の自己管理を徹底することです。
授業の前後、休憩中、食事中、トイレなどで席を離れる際もあなたの貴重品は狙われています。
「少しの間だから大丈夫!」と油断していると被害に遭ってしまうのです。
仮に防犯カメラが設置されていても、貴重品の自己管理や危機意識を高めておきましょう。

 

1人暮らしの学生さんはキャンパス以外でも注意が必要

親元を離れて、1人暮らしをしながら大学に通っている学生さんもいらっしゃると思いますが、1人暮らしの学生さんに注意してほしいのがアパートやマンションでの窃盗被害です。
ほとんどの方は、大学周辺にあるアパートやマンションなどで1人暮らしをされていると思いますが、実はそういった場所が狙われてしまいます。
狙われる理由は次のようなものです。

留守になる時間帯を把握しやすい
窓や玄関の鍵をかけ忘れている場合がある

被害に遭うのは、キャンパスだけと思ってしまいますが、実はアパートやマンションも狙われています。
大きな理由の1つは、犯人にとって留守になる時間帯を把握しやすいことです。
例えば、その物件が大学生向けに貸し出されている物件だと知っていれば、授業が行われている時間帯であれば不在である可能性が高まります。
不在であることがわかっていれば、犯人にとっては犯行を行いやすくなってしまうので被害に遭うリスクが高くなるのです。
それから、大学の近くの場合、授業の合間に帰宅する、すぐに帰って来るからという意識が高く油断してしまうケースが多くなっています。
窃盗被害と聞くと、窓やドアを壊して侵入するイメージが強いでしょうが、実は被害の多くは窓やドアの鍵をかけ忘れていたため、そこから侵入されているそうです。
夏の暑い季節は、ついつい窓を開けたまま外出してしまうこともあるでしょう。
しかし、そうしたわずかな瞬間も犯人は狙っているのです。

<参照サイト>
警察が大学生を戸別訪問

 

最大のメリットは教員同士でのトラブルや学生同士のトラブルを減らすもしくは防げること!

昔は、防犯カメラが設置されている大学はほとんどありませんでした。
ですが、現在では多くの大学に防犯カメラが設置されています。
その目的は、犯罪・トラブル・事故の防止、キャンパス内の安全を確保するためです。
複数のメリットがありますが、その中でも大きなメリットは教員同士(教員と職員も含めて)や生徒同士のトラブルを減らせる、もしくは防げること。
パワハラや盗難などは大きな問題となっていますが、防犯カメラを設置することで未然にトラブルを防げる、あるいは証拠として記録出来、トラブルの解決につながりやすくなります。
様々なトラブルの防止に、大学内への防犯カメラの設置を検討してみましょう。


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