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防犯カメラのSDカードの寿命と常時録画時間の問題を解決するには

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こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)

工事部
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専門用語やマニアックな話になりますので独り言だと思って、是非読んでみてください!


戸建てカメラ

映像を記録するための録画方法には、いくつかの方法があります。
今回は、SDカードを使った録画方法について、防犯カメラ業者のプロが本音で解説。

目次

SDカード常時録画のデメリット

お客様の中には、安さからSDカードを使った録画方法を希望される方もいらっしゃいます。
たしかに、SDカードは初期費用が安く、取り扱いが簡単で、保存する際もスペースを取らない点からコスパが良いと感じてしまう人も多いようです。
しかし、結論から言えばコスパは全然良くありません。
ドライブレコーダーやビデオカメラでの撮影など、単発的な録画には適していますが、防犯カメラのような常時録画する必要のあるものには、向いていません。

録画時間の制限

最も大きな理由は、長時間・長期間の録画が難しい点です。
店舗やオフィス、施設などに防犯目的で設置する場合、常時録画する必要がありますが、SDカードによる録画の場合、せいぜい4日~7日が限度となります。
古いデータは、新しいデータに書き換えられてしまうため、古いデータを確認するのが困難となってしまうのです。

寿命が短い

SDカードは書き換え可能な回数が決まっています。
書き換え可能な回数は、価格の安いものになればなるほど少なくなるのが一般的。
安いものの場合には、1000回ほどの書き換えで寿命を迎えることになります。
一概には、言えませんが3~6ヵ月でSDカードを新しいものにしなければならない場合がほとんど。

盗難や紛失のリスク

SDカードはカメラ本体に入れて記録するのですが、抜き取られてしまうリスクも考えなければならないのです。
もしも、犯行時に抜き取られてしまえば、記録が一切残らないので防犯カメラを設置していないのと同じことになってしまいます。

データ破損やエラーの可能性

その他にも、読み込みエラーが頻繁に起こることもあるので、大切なときに録画されていないというリスクもあるのです。

つまり、SDカードでの録画方法には、致命的とも言える問題点が複数存在していることになります。

工事部
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せっかく設置していても録画が残っていないと証拠になりませんよね

おすすめはHDDでの録画

このブログでは、SDカードでの録画はおすすめしないと言いました。
では、どの録画方法がおすすめなのか?

プロがおすすめするのは、「HDD」での録画。
最大の理由は、「安定性」です。

HDD録画は、SDカードよりも初期費用がかかりますが、安定性に優れており、総合的に考えるとコスパが良いと言えます。
コスパが良い録画方法を選ぶのなら、HDD録画がおすすめです。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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