防犯カメラを設置しているから安全ともいえない。病院にて起きたトラブル|篠田のきままに新人ブログ
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こんにちは。防犯カメラドットjpの篠田です。
このブログでは新人、篠田が防犯について感じたこと、思うことを思ったままに書いている記事です!

知人が勤める病院でのトラブル
先日、知人が勤めている病院でトラブルが起きました。
入院している患者さんの金品が盗まれました。
独り身で子供もいないため、家に置いておくと不安なので持ってきていたようです。
気付くと金品がなくなっていたようです。
さて、現在病院は新型コロナウイルスの影響で面会制限されている病院がほとんどですが、病院は本来、多くの人が出入りする場所です。
さらに、個人情報が記載されたカルテなどがあるため大きな病院は警備などセキュリティ対策されていることが多く、
心配することはないように思えますが、盗難などの被害は少なくありません。
上記のケースは、、なかなか犯人が特定されにくいです。
知人は1のケースでした。ナースステーションや廊下などに防犯カメラはなく、誰の犯行か分からないという状況でした。
なので、面会を制限しているとはいえ、スタッフさんや患者さんなど何百人がいる病院内ですので犯人特定は難しいようです。

プライバシーの配慮
ここで問題になってくるのが「プライバシー」の問題です。
患者さんがいる個室にカメラを設置することは難しく、実際の犯行までは証拠として残らないかもしれません。
ただ、廊下にあるだけで、いつ誰が出入りしたのか分かるようになります。
また、ナースステーションには薬や医療器具のほかにもカルテや鍵が保管されています。
防犯カメラを設置することでスタッフさんは安心でき、さらに業務の改善にも繋がります。
出入口に設置するだけでは本当の防犯対策とは言い難いかもしれません。
実際に病院の薬や医療器具が紛失するケースも多々あります。
ぜひ再発防止のために防犯カメラを導入して頂けるといいなと思います。
入院中に盗難被害にあっても病院の過失がない限り、
自己責任になってしまうケースもあるようです。
他の患者さん、スタッフの身の潔白を証明するためにも防犯対策を強化しましょう。
病院でのお金盗難事件