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道路族とは何か?道路族対策と撃退方法

戸建て

全国的に、ご近所トラブルとして増えているのが「道路族」です。
皆さんは、この道路族がどのような人たちなのかご存知ですか?
今回は、「道路族とは何か?」「どのような問題が発生しているのか?」「有効な対策について」解説します。

目次

1.「道路族」とはどのような人たちのこと?

ご近所トラブルとして増えている「道路族」とは、住宅街の路地やその付近の道路で大きな声を出して遊んでいる子どもやその親のことです。
もう少し、わかりやすく具体的な例を挙げて解説します。
例えば、次のような人たちのことです。

道路上で大きな声を出しながら遅くまでボール遊びをする
花火やバーベキューなどをして夜遅くまで騒ぐ
子ども用のプールを広げて遊ぶ
道路を封鎖して縄跳びなどをして遊ぶ
人の家に勝手に入る
人の家の物を壊す

もしかしたら、皆さんの自宅の周りにもこの道路族と呼ばれる人たちがいるかもしれません。

参照サイト
<住宅街にはびこる「道路族」でトラブル続出!? >

松川
松川
特に夏は車通りが少ない道路でBBQしたりする人もいるようです

どうして道路上で子どもを遊ばせてしまうのか?

一般的に考えて、自宅の前、あるいはその周辺だとしても道路上で遊ぶというのは考えられません。
なぜ、親たちは子どもが道路で遊ぶことを注意しないのでしょうか?
次のような理由があるからだと考えられます。

道路を自分の庭と考えているため
公園などに行くのが面倒と考えているため
目の届く範囲で遊ばせたいと考えているため
公園などでボール遊びが禁止されているため

もちろん、全員が上記のように考えているとは言えませんが、やはり考えている人も多いのでしょう。
大きな理由としては、目の届く範囲で遊ばせたいというものです。
家事をしながら、自宅にいながら子どもの様子が見られるということから、注意しないと考えられます。
それから、最近では公園でのボール遊びが禁止されているところが多いため、自宅前の道路でボール遊びをしているというのもあるでしょう。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

防犯カメラドットjp
子どもに1人で留守番をさせると違法となる国もある?日本とは違う子どもの留守番について|知ってほしい世... こんにちは!世界の事件やニュース、防犯についての記事を取り上げる「世界の防犯事情」についてです!私たちが気になるニュースをピックアップしますので、是非、ご一読く...

被害者はどのような被害を受けているのか?

ここまでは、道路族とは何か、どんな理由で子どもを遊ばせているのか、について紹介しました。
では、道路族の被害者は具体的にどのような被害を受けているのでしょうか?

騒音被害
物が壊される被害
勝手に敷地内に入られる被害
精神的なストレスを抱えてしまう

最も大きな被害は、「騒音被害」です。
昼夜を問わず大きな音で騒がれるという騒音被害が多く報告されています。
とくに、赤ちゃんを育てているご家庭では、騒音によって赤ちゃんが静かに眠れないため、困っているという話も多いようです。
それから、次に目立つのが「物が壊される被害」。
車が壊される、花壇が踏みつけられるなどの被害が多く報告されています。
また、勝手に敷地内に入り、遊ぶなどの被害も多くなっているそうです。
このような被害から精神的に大きなストレスを抱えてしまい、体調を崩す、引っ越しを余儀なくされてしまったケースもあると聞きます。

参照サイト
「近所で遊ぶ子どもがうるさい」

2.道路族への通報や直接話し合いで解決するのは難しい?

戸建て

この問題が厄介だと言われるのは、解決するのが非常に難しいためです。
もちろん、話し合いをして解決した例もあるようですが、実際には状況が悪化してしまうことが多いと聞きます。

逆ギレされる
嫌がらせをされる
無視される

話し合いですんなりと解決できればよいのですが、なかなかそれができないために全国的に大きな問題となっているのです。

警察に通報することで解決できるのか?

さきほどは、直接話し合いをして解決するのは難しいと解説しました。
では、第3者に解決してもらうというのはどうでしょうか?
つまり、警察に通報して解決してもらうという方法です。
あまりの騒音や夜間まで騒いでいる場合には、警察が来てくれて注意してくれる場合もあると言います。
ただし、効果が一時的な場合もあるようです。
さらに、警察に通報することで、誰が通報したのかと犯人探しが始まってしまい、余計に関係が悪化してしまうケースもあるといいます。
また、基本的に警察は民事不介入という原則があるため、根本的な解決は難しい場合もあるようです。

松川
松川
ご近所トラブルによる事件も度々発生しています

カメラの設置によって何ができるのか?

では、防犯カメラを設置した場合、どのようなことができるのでしょうか?
以下のような効果が期待できます。

何かを壊された際にきちんと証拠を残せる
敷地内に侵入させないようにする(警告音などで警告する)

まず、大きな効果としては破壊などの証拠を残せるということです。
民事で訴訟を起こした際に有力な証拠として活用できます。
それから、自宅の敷地内に侵入されるのを防ぐためには、警告音などが出せるカメラが効果的です。
警告音などで子どもに敷地内に侵入させないようにすることができます。
ただし、防犯カメラを設置すれば、道路族の問題をすべて解決できるとは言えないのが現状です。
弁護士などに相談してアドバイスを受けるのもよいでしょう。

3.解決するのが非常に厄介なご近所トラブル!

はっきりいって、ご近所トラブルの中でも「道路族」の問題は非常に解決するのが難しいトラブルです。
ただし、そのまま放置してしまうと精神的に参ってしまうことになります。
まずは、防犯カメラの設置が大きなポイントです。
設置することで、何かを壊されたときにきちんと壊した証拠を残せます。
それから、勝手に侵入されるのを防ぐ効果も期待できるでしょう。
しかし、防犯カメラだけで解決できる問題ではないので、警察や弁護士などにも相談するのがおすすめです。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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