イギリスではテロ以降、防犯カメラの導入が進んだ!地下鉄やバスにも設置されている|知ってほしい世界の防犯事情
- 世界の防犯事情
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日本でも電車などでの凶悪事件が多く発生するようになりました。
そのため、急速に電車内への防犯カメラの設置が進められています。
世界では、さらに設置が進んでいる国があるのです。
その国とは、イギリス。イギリスの防犯カメラ事情について紹介します。
急速に進む防犯カメラの設置
現在、日本でも凶悪事件の発生を受けて、電車内への防犯カメラの設置が急速に進んでいます。
国外に目を向けてみると、日本よりもずっと防犯カメラの設置が進んでいる国があるのです。
その国とは、イギリス。
首都はロンドンですが、ロンドンと言えば、2005年に起きた同時爆破テロを覚えている人も多いでしょう。
このテロでは、地下鉄やバスがターゲットにされました。
テロ事件以降、地下鉄やバスでは、防犯カメラの設置が急速に進み、今では地下鉄やバスにはほとんどの車両に設置されています。
運転手が車内を確認できる
ロンドンを走る地下鉄やバスが日本と大きく異なるのは、運転手が車内を確認できる点です。
例えば、2階建てのバスでも1階と2階それぞれに防犯カメラが設置されているものがほとんどで、運転手は常に社内の様子を確認できるようになっているとのこと。
もちろん、車内の様子を確認できるのは、バスだけではありません。
地下鉄の運転手はもちろん、運行管理センターでも映像が確認できるようになっており、万が一、トラブルが発生しても遠隔で状況を把握できるようになっているそうです。
進んでいるのは防犯カメラだけではない
密室になりやすい車内では、脱出ルートが確保できない問題があります。
電車内での凶悪事件でも、乗客が外に出られない問題点が指摘されているのです。
そこで、注目しておきたいのが、緊急時の脱出について。
事件や事故に巻き込まれた際に、簡単に外に出られるようにするために、ロンドンの一部のバスには、簡単に窓ガラスを破壊できる装置が設置されているそうです。
この装置を使えば、強く叩くだけでガラスが割れ、緊急時には外に出られるようになるとのこと。
こういった装置が設置されているかを事前に把握しておくことは、とても重要と言えるでしょう。
知っているか、知らないかが生死をわける可能性もあるのです。
まだまだ、日本は世界と比べると劣っているところが多いと感じています。
ようやく、電車にも防犯カメラの設置が増えてきましたが、十分なレベルとは言えません。
今後は乗客の安全を確保するためにも、カメラの設置はもちろんですが、緊急時の脱出について、遠隔で監視、通報ができる仕組みを構築することが大切だと感じます。