おすすめの画素数とは?画素数の「違い」を理解して設置場所や目的にあった防犯カメラを選ぶことが重要!

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屋外カメラ

皆さんは、防犯カメラを選ぶ際どのような点に注目していますか?
ホームセンター・家電量販店・インターネット通販など様々な場所で販売されている「防犯カメラ」。
もちろん、価格の違いや耐久性、機能の違いなどがありますが、大きな違いと言えるのが「画素数の違い」です。
今回のブログでは、「それぞれの画素数がどのくらい違うのか?おすすめの画素数はどのくらいなのか?」について解説します。

1.どのくらい違う?それぞれの画素数の見え方について

販売されている防犯カメラには、様々な違いがあります。
その違いの1つが「画素数の違い」です。
しかし、画素数が違うと言われても「どのくらい違うのだろうか?」と違いがよくわからない人が多いでしょう。
それぞれの画素数の違いや見え方について解説します。

 100万画素 
昔は主流だった画素数。現在ではかなり低スペックです。
人の顔の判別は難しく、文字などを拡大して確認するのも難しい。
弊社にもお客様から、現在設置している100万画素のカメラのお取り替えのご相談を多くいただいております。

 200万画素 
現在、一般的な画質のカメラ。弊社でも設置することが多い基本のカメラです。
人の顔の判別はもちろん、品番の確認、場所にもよりますが車のナンバーも記録できます。
100万画素では読み取れない文字もそのまま読み取れる、あるいは拡大して読み取ることが可能です。

400万画素
販売されている中でも比較的画質が高いカメラになります。
人の顔の判別はもちろん、作業をしている人の手元など細部まで撮影が可能です。
また、車のナンバーも読めます。

800万画素(4K)
日本で販売されている防犯カメラの画質の中では、トップクラスの画質を誇ります。
そのため、遠くの人や物なども鮮明に撮影が可能です。
人・物・製品・車種・ナンバーなどがはっきりと撮影できます。
ただし、4Kで撮影する場合には、対応したモニターでなければ出力できません。
また、他の画質よりもデータ容量が必要になります。

松川
松川
500万画素のカメラなどもあります!

 

シーンや目的別のおすすめ画素数

100万画素
この画素数のカメラは、顔の識別や文字の識別が非常に困難です。
そのため、純粋に防犯を目的として設置するのには不向きと言えるでしょう。
顔の識別や文字の識別まで求めない場合には、良いと言えます。
ただし、現在ではほとんど販売されていない画素数です。

200万画素
最も基本的な画質のカメラ。
店舗やオフィスなど、一般的な防犯を目的として使用するのであれば十分な画質です。
コスト面で見ても非常にコスパの良いカメラと言えるでしょう。

400万画素
比較的画質の高いカメラで、手元まではっきりと映すことができます。
そのため、店舗であればレジ周辺に設置し、レジでのトラブルを防止するためにおすすめです。
また、工場などの場合にはライン作業の監視、品質管理などにも活用できます。

800万画素(4K)
単純に言えば、400万画素の2倍の画素数で、一部分を拡大しても顔や文字などが細部まで確認可能です。
例えば、空港や鉄道など重要な施設や多くの人が集まる場所での防犯対策、大型商業施設や大型イベント等での防犯対策や警備などにおすすめ。
さらに、画像解析やAIを活用する場合などにもよいでしょう。
一般的な店舗やオフィスなどには、コスト面からあまりおすすめできません。

<参照サイト>
4Kカメラシステムの調査研究報告書

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

高い画素数が良いわけではない?

ここまで、画素数の違いについて解説しました。
おそらく、皆さんは画素数の高いものを選ぶのが良いと考えてしまうことでしょう。
もちろん、鮮明に細部まで映せる点では良いと言えます。
しかし、次のような問題もあるのです。

画素数が高くなると必要なデータ量も大きくなる
録画できる期間が短くなる
4Kや8Kなどの場合、対応する機器が必要になる
一般的に画素数が高くなるにつれて、コストも高くなる

このような理由から、必ずしも高い画素数のカメラが良いとは言えないのです。
普通に使用するのであれば、200万画素の防犯カメラで十分と言えます。

 

2.設置場所や目的にあったものを選ぶのが重要!

NSS防犯カメラまず、「画素数の違い」について理解したうえで、設置場所や目的にあったものを選ぶのが大きなポイントとなります。
つまり、「どこに設置するか?」「どのような目的で設置するか?」を明確にしなければ、必要な画素数がわからないということです。
明確にすることで、必要な画素数がわかるので、防犯カメラを選びやすくなります。

 

実は「画素数」だけでは決められない?

さて、設置する防犯カメラを選ぶ際に覚えておきたいのが、「画素数だけでは決められない」ということです。
例えば、屋内と屋外に設置する場合では求められる条件が大きく変わります。
屋外に設置する場合であれば、「防水仕様」のものが求められますし、夜間の撮影ができるように赤外線付きのカメラが必須となるでしょう。

それから、店舗のレジ周辺に防犯やトラブル防止のために設置するのであれば、音声もしっかりと記録できるものが求められます。
もちろん、画素数は大切ですが、画素数だけで決めることはできませんので、注意しましょう。

 

プロに相談するのが最適

このブログでは、画素数の違いについて解説しました。
そのため、違いやどのような場所に、どのくらいの画素数が必要になるかをある程度ご理解いただけたと思います。
ですが、さきほども解説したように単純に○○画素という条件だけで選ぶことはできません。
専門業者などのプロに相談して、最適なカメラを選ぶのがよいでしょう。

 

基本的には200万画素の防犯カメラがおすすめ!

低画質、標準画質、高画質など様々なカメラが販売されています。
綺麗に映せるということから、「高画質」のカメラを希望するお客様も増えているようです。
しかし、どのような場合でも高画質のカメラが良いとは限りません。
コスト面なども考慮すると、基本的には200万画素の防犯カメラで十分な場合がほとんどです。
そのため、設置場所や目的などを明確にして、業者に相談しながら設置するのがよいでしょう。
ぜひ、防犯カメラのことなら弊社までお気軽にご相談くださいませ。


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