病室に防犯カメラを設置することはできる?問題は患者さんのプライバシーを侵害してしまう恐れがあること!
- ブログ
皆さんは、病院に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
良いイメージを持っている人もいれば、悪いイメージを持っている人もいるでしょう。
最近では、患者さんや患者さんのご家族から、「病室に防犯カメラを設置して欲しい!」と言われることが多くなっているそうです。
なぜ、病室への設置を希望される方が多くなっているのでしょうか?
今回は、「病室にカメラを設置することができるのか?」「病室で想定されるトラブルとは何か?」について解説します。
1.想定されるトラブルについて
日本の病院では、病室にカメラを設置しているところと、設置していないところがあります。
では、どのような目的でカメラを設置しているのでしょうか?
まず、大きな目的は「事故防止のため」です。
最も注意しなければいけないのは転倒事故。
高齢の患者さんが転倒した場合、骨折などの大きな怪我につながりますし、最悪の場合には命を落としてしまうこともあります。
ですから、転倒事故を防ぐために設置しているところが多いのです。
次に挙げられるのが「安全管理のため」。
不特定多数の人が訪れる病院では、患者さんに不審者が近づく可能性があります。
不審者が近づくのを防止するため、すぐに気づけるようにするために設置しているのです。
また、もう1つの大きな理由として挙げられるのが「犯罪やトラブル防止のため」。
患者さん同士で揉めることや盗難事件が多発しています。
とくに、注意しておきたいのが財布などの貴重品が盗まれるという事件です。
これは、病院によっても異なりますが病室には自由に入れることも多く、泥棒にとっては好都合となっていると聞きます。
そのため、注意が必要と言えるでしょう。
参照サイト
<病院内犯罪はなぜ起こる?>
<入院病室で80代女性が太もも骨折>




プライバシーの問題があるため設置は難しいケースが多い!
最初に、病室には事故防止・安全管理・犯罪やトラブル防止のために、カメラを設置している病院もあると解説しました。
しかし、現状では設置するのが難しくなっていると言えます。
その理由は、「プライバシーの問題」です。
全室に設置しようと病院側が考えていても、患者さんの中には「ずっと監視されているようで嫌だ!」「入院生活を見られたくない!」と設置をご希望されないケースもあります。
技術的な面では、もちろん設置は可能ですが、プライバシーの問題が課題として残るでしょう。
さらに、カメラを設置することで患者さんに大きなストレスを与えてしまう恐れもあります。
設置する際には、プライバシーや個人情報に十分な配慮をして運用する必要があるでしょう。
そして、患者さんと患者さんのご家族に同意書にサインをしてもらうのが望ましいと言えます。
過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。
廊下や共有スペースなどには防犯カメラが必要
さきほどは、病室にカメラを設置するのはプライバシーの問題から難しい場合が多いと言いました。
ただし、それはあくまでも病室の話で、病院全体には防犯カメラの設置が必要です。
例えば、廊下・共有スペースなどの場所。
とくに、病室へつながる廊下には防犯カメラの設置が欠かせません。
窃盗犯や不審者などが病室に入った場合、その映像を記録できるからです。
誰が、どの病室に、いつ入ったのか、がわかるのは大きなメリットと言えるでしょう。
事件が起きた際には、その映像から犯人を追跡でき、犯人逮捕につながる可能性も高まります。
2.福岡県内でも「病院荒らし」の被害が増えている
診療所や病院などを狙う、「病院荒らし」の被害が県内でも増えています。
売上金はもちろんですが、診療所や病院などには他にも重要なものが多いでしょう。
危険な薬品や患者さんのカルテなどです。
このようなものが外部に持ち出されてしまうと、悪用される可能性が高まります。
被害を未然に防ぐためには、センサーライトや防犯カメラの設置が必須と言えるでしょう。
その他では、窓を割って侵入する場合が多いため、格子をつけることや補助錠などを取り付けるのも有効です。
参照サイト
<「病院荒らし」 に注意してください>
威圧感を与えないカメラがおすすめ
院内に設置するカメラを選ぶ際には、できるだけストレスを与えないカメラを選ぶのが重要です。
ここまで解説してきたように、様々な犯罪やトラブルを防止するために防犯カメラの設置は欠かせません。
ですが、威圧感を与えるようなものを設置すると患者さんにとっては大きなストレスとなります。
ストレスをできるだけ少なくするために、カメラのタイプにも注意しましょう。




専門業者に相談して決めるのが最適
受付・待合室・出入口・通用口・廊下・手術室など、カメラの設置が必要な場所は多いものです。
それぞれ、目的が異なりますし、必要な機能なども異なります。
他にも必要な設置台数やタイプ、撮影範囲なども変わりますので、専門業者に相談して決めるのがよいでしょう。
3.プライバシーの問題から病室への設置は難しいが院内にはカメラが必須
安全確保・事故防止・犯罪やトラブルの防止のために、病室へのカメラの設置を希望される方も多いと聞きます。
ただ、プライバシーの問題から設置するのは難しい場合が多いでしょう。
ですが、病院では多くの犯罪やトラブルのリスクがあるため、病院内にはカメラの設置が必須と言えます。
以前は「防犯カメラを設置するのは裕福な家」というイメージがありました。
なので防犯カメラを設置している家はかなり珍しく、見かけることは滅多にありませんでした。
しかし、現在は戸建てのお客様からも多数お問合せを頂きます。
実際に多くのお客様に防犯カメラを設置させていただきました。
防犯カメラで1番ネックになるのは「費用」です。
弊社は多くのお客様に防犯対策を強化していただきたいと思いレンタルプランを開始しました!
弊社では随時、販売パートナー企業様を募集しております!お客様にご紹介いただくだけでOKです!
設置工事やアフターフォローなどは全て弊社が行います。高粗利で加盟均なども一切ございません。
詳しくはお気軽にお問合せください。
月額3,700円~の新プラン登場!
「以前、他社の見積りが高くて諦めた」
「そろそろ防犯カメラを交換したい」等ございましたらお気軽にお問合せください!
弊社は多数お取り扱いメーカーがございますのでお客様のご要望に合わせたカメラを選定します。
高画質・顔認証・センサーライトなど一度ご相談くださいませ。