これから、防犯カメラを設置する方やすでに設置している方に、知ってほしいのが防犯カメラとレコーダーの寿命についてです。
どちらも永遠に使えるものではなく、寿命を迎えると使用出来なくなってしまいます。
今回は、「防犯カメラとレコーダーの寿命について」「どのような症状が出たら寿命を疑うべきなのか?」について見ていきましょう。
1.防犯カメラとレコーダーの寿命

まず、防犯カメラとレコーダーの寿命についてですが、一般的には5~7年程度と言われています。
ただし、これはあくまでも目安でしかなく、実際には「設置環境」や「定期的なメンテナンスを実施していたか?」「耐久性」などによっても変わるでしょう。
例えば、高温になりやすい場所や湿気の多い場所などに設置していた場合、通常よりも寿命が縮まる可能性が高くなります。
それから、定期的なメンテナンスを実施していたか、も非常に大きなポイントです。
定期的にメンテナンスを行っていれば、寿命が延びる可能性が高くなります。
反対に、設置してから1度もメンテナンスをしていないという場合には、寿命が縮まることでしょう。
他には、「耐久性」も大きなポイントとなります。
皆さんは、どれも耐久性は同じと考えているかもしれませんが、それぞれのカメラやレコーダーの耐久性には違いがあるのです。
とくに、安価のカメラは耐久性が低く、一般的な寿命よりもずっと短い期間で使えなくなることが多くなっています。
ですから、安価のカメラを避けるのも重要となるでしょう。
レコーダーのHDDの寿命は2~3年
最初に、防犯カメラとレコーダーの一般的な寿命について解説しました。
5~7年が平均寿命と解説したのですが、レコーダーについては注意しなければいけないことがあります。
それは、HDD(ハードディスク)を使用している場合です。
このHDDの寿命は2~3年と言われています。
ですから、レコーダー本体は大丈夫でもHDDの交換が必要になる場合があるのです。

こんな症状が出たら寿命かもしれない?
見た目だけで、寿命を迎えているのかを判断することは難しいでしょう。
しかし、寿命が近づく、あるいは寿命を迎えると次のような症状が出てきます。
一概には言えませんが、上記のような症状が現れたら寿命のサインかもしれません。
リース期間やメーカーの修理に必要な部品の保有期間も、5~7年の間に設定されていることがほとんどです。
そのため、防犯カメラやレコーダーについては、5年程度で最新機種に買い替えるのがよいでしょう。