防犯カメラ・ネットワークカメラの電源の取り方【PoCとは】|Vol.57|工事部のマニアックな独り言
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こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)

今回は、「PoC」について詳しく解説します。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、防犯カメラ・ネットワークカメラ・テレビ用アンテナ・家庭用のブースターなどでもこの技術が使われているのです。
「PoCとは何か?」「どのようにして電源を取るのか?」について解説します。
それから、混同されてしまうことが多い「PoE」との違いについても見ていきましょう。
わかりやすく解説!「PoCとは何か?」
では、「PoCとは何か?」についてわかりやすく解説します。
英語のPower over Coaxial を略して「PoC(ピーオーシー)」です。
通常は、映像信号と電源用のケーブルがそれぞれ必要になりますが、PoCは同軸ケーブル1本で済みます。
同軸ケーブルだけで、映像と電力の伝送ができるのがPoCです。
他にも、「ワンケーブルカメラ」などと呼ばれることもあります。
どのようなメリットがあるのか?
簡単にPoCがどのようなものであるかを解説しました。
次に、どのようなメリットがあるのか解説します。
大きなメリットは次のようなものです。
一般的なカメラの場合、カメラ側に電源が必要となります。
しかし、PoCは同軸ケーブルを使い映像・電力の伝送が1本で行えるのでカメラ側に新たに電源を確保する必要がなくなるのです。
通常は、映像用の配線・電源用の配線の2本が必要となり、配線工事にコストがかかります。
ですが、配線が1本で済むので配線工事のコストを抑えられるというメリットがあるのです。



どんな仕組みになっているのか?
ここまで、PoCについて解説してきましたが、具体的にどのような仕組みになっているかが気になるところです。
具体的な仕組みについて解説します。
まず、一般的なカメラの場合、映像用のケーブルでカメラと録画機器を接続。
それから、電源用のケーブルを使ってカメラと電源装置を接続します。
次に、PoC(ワンケーブルカメラ)の場合、同軸ケーブルだけを使ってカメラと電源重畳ユニットを接続することで、映像を録画機器に伝送、電源の供給が行われる仕組みです。
よく混同されてしまうのが「PoE」。
同軸ケーブルを使って映像・電源の供給が可能なのが「PoC」ですが、「PoE」の場合には、同軸ケーブルではなくLANケーブルを使用します。
こちらもワンケーブルカメラとなりますが、ネットワークカメラで使用するのが「PoE」。
LANケーブルではなく、同軸ケーブルを使用するのが「PoC」と覚えておきましょう。


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