同軸ケーブルを使った防犯カメラのメリットとは?|Vol.5|工事部のマニアックな独り言
- コラム
こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)
防犯カメラを設置する際には、映像を伝送するため、電源を供給するためなどに同軸ケーブルが使われています。
今回は、同軸ケーブルを使った防犯カメラのメリットについて解説しますので、LANケーブルや無線LANとどのような点が違うのかに注目してみましょう。




どんなメリットがあるのか?
配線する際に使われるケーブルには、同軸ケーブル・LANケーブル・無線などがあります。
その中でも、最も多くの場所で利用されているのが、同軸ケーブルです。
カメラ以外でも、テレビなどの配線にも同軸ケーブルは使用されています。
同軸ケーブルを使用するメリットは、以下の通り。
などのメリットがあります。
LANケーブルや無線LANを使用する場合、最も懸念されるのが「安定性」です。
他の電波と干渉する、建物の構造や天候、その他の環境によって映像が映らない、録画できないなどのトラブルが発生する可能性があります。
結論から言えば、同軸ケーブルを利用した防犯カメラの方が多くの場所で役立つということです。
大きな違いは「伝送距離」
同軸ケーブルとLANケーブル・無線LANの大きな違いは、「伝送距離」です。
機種や同軸ケーブルの種類によっても最大伝送距離は異なりますが、長距離の伝送に向いているのが、同軸ケーブル。
最大で500mまで伝送できるものもあるので、工場やオフィスビル、大型施設など広い場所に設置するのにもよいでしょう。
LANケーブルの場合には、一般的に最大で100mまでとなっています。
100mを超える場合には、途中にHUBなどの集線装置が必要です。
長距離の伝送には、同軸ケーブルが良いと言えるでしょう。




設置する際は、配線方法やコストについて相談しよう
配線の際に使用するケーブルは、最初に紹介したように、同軸ケーブル・LANケーブル・無線の3つがあります。
それぞれ、メリットやデメリット、コストも異なりますので、設置する場所、設置するカメラのタイプなどにあわせて最適なものを選択するのがよいでしょう。
配線方法やコストについては、一般の人が選ぶのはとても難しいものです。
防犯カメラに詳しいプロに相談しながら、選ぶのがオススメ。
基本的には、安定性やコスト面から考えると、やはり同軸ケーブルを使用して有線接続を行うのがよいでしょう。
万が一の際に、映っていない、1日に何度もフリーズしてしまう、映るときと映らないときがあるなど不安定な状況では、導入しても高い効果を得られなくなってしまいます。
まずは、防犯カメラのプロに相談してみましょう。