知ってほしい!床下配線の流れとは?実は結構過酷な作業!|Vol.3|工事部のマニアックな独り言

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こんにちは。防犯カメラドットjpの工事部です。このブログでは普段あまり話すことのないマニアックな部分についてお話します!「語りたいけど、分かってもらいない!」という工事部のモヤモヤを解消させてください(笑)

 

工事部
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専門用語やマニアックな話になりますので独り言だと思って、是非読んでみてください!


個人宅カメラ

壁に穴を開けずに、防犯カメラを設置する方法として「床下配線」があります。
この方法であれば、壁に穴を開けなくても配線を行うことができるため多くのお客様にお喜びいただいているのですが、実は結構過酷な作業です。
具体的な床下配線の流れ、どのような点が過酷なのかについてご紹介します。

床下配線の具体的な流れとは?

一般的な床下配線の流れは、次のような流れです。

① レコーダーを設置する場所の近くにある、コンセントカバー・コンセントを外し、壁の中からケーブルを入れます
② 点検口から床下に潜り、配線を行います
③ 配線したケーブルを水切り部分もしくは、コンクリートの基礎部分にある換気口からケーブルを出します
④ PF管にケーブルを入れて、手が届かない場所へ配線し、カメラを設置

建物の水切りとは、建物の基礎もしくは土台部分に設置される金物のことです。
水切りと呼ばれることからも想像できると思いますが、雨水が建物の内部に侵入するのを防ぐ役割があります。
水切り部分や換気口などを上手く活用することで、配線が目立たずに、綺麗に仕上がるのが大きな魅力です。
PF管は、合成樹脂で作られた電線管のこと。
大きな特長として、自己消火性がある、軽い、曲げられる、他のものと接続しやすい、などがあります。
隠蔽配管や露出配管などを行う際には、よく活用されている電線管です。
ちなみに、コンクリートに埋め込む場合などには同じ電線管でもCD管を使います。CD管には、自己消火性がありません。

 

「電線管を使用しなくてもケーブルだけ配線すればよいのでは?」と思う方もいらっしゃることでしょう。
使用する理由は以下の通りです。

○ 紫外線を防ぐ・劣化を防ぐ
○ 断線を防ぐ(人や小動物による断線から守る)
○ 侵入者にケーブルを切断されるのを防ぐ(※防犯カメラでは非常に重要なポイントです)

簡単に言えば、ケーブルを様々なものから保護するために使用しています。
弊社では、必ず使用しておりますが、他社では使用しない場合も多いようです。
基本的には、長持ちさせるため、保護するためには使用するのがよいでしょう。

 

とても過酷な作業

床下配線の流れ、電線管を使用する理由などについて解説してきました。
ここまで、読まれた方は、「床下配線はそれほど過酷なものではないのでは?」と思うかもしれません。
ですが、実はとても過酷です。
その理由は、次の通り。

○ 床下は狭く、自由がきかない、体勢を維持するのが非常に難しいため(首・手・腰などが痛くなります)
○ ブルーシートや段ボールなどを敷いても確実に汚れる(髪の毛や作業着は凄いことになります)
○ 実際に床下に潜ってみないと、床下の状況を把握するのが困難なため(図面では床下の構造まで読み取れません、迷路にいるような気分になります)
○ ほとんどの場合、何度も潜らなければならないため(1度で済むことはまれで、だいたい何度か潜ります。)
○ 暗いため、ライトがないと何も見えないため(明かりを頼りに進むので、途中でバッテリーが切れるとちょっとしたパニックになります。)

思いつく理由を挙げてみましたが、やっぱり大変。
でも、お客様の安心した表情を見ていると、大変だった作業のことも忘れるくらい嬉しいものです。

工事部
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お客様からの感謝の言葉が励みになります!

ご確認いただきたいポイント!

ここまで、床下配線について紹介してきましたが、床下配線での防犯カメラの設置を考えているお客様には、ご確認いただきたいポイントがあります。
それは、「床下点検口」が設置されているのかです。
設置されている場合には、床下配線が可能となりますが、設置されていない場合には、別の方法での工事となりますので、注意しておきましょう。

 

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