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狙われるコインランドリーの両替機の盗難。防犯カメラを設置するだけでは安心できない?

コインランドリー

5月も中旬に差し掛かってきました。
もうすぐ雨が多くなってくる「梅雨」がやってきます。
本日はコインランドリーについてお話します。

コロナ禍によって、人々の意識も大きく変化しました。
その変化した意識とは、「清潔さ」です。
とくに、自宅では洗えない大型のものなどもコインランドリーを利用して選択する人が増えています。
ただし、増えているのは利用者だけではありません。
実は、コインランドリーを狙った犯罪も急増しているのです。

目次

1.神奈川県横浜市では開店前のコインランドリーが狙われた!

2022年3月31日に神奈川県横浜市のコインランドリーに2人組が侵入。
侵入した2人組は、店内にあった現金入りの両替機とプリペイドカードの機械を盗みだしたとのこと。
両替機には現金10万円ほどが入っていたそうです。
コインランドリーは開店前だったこともあり、無人だったとのことですが、運営会社は機械の修理費用も含めると約160万円の損害となるとのことでした。
運営会社側はすでに警察に被害届を提出しており、現在警察が窃盗事件として捜査をしているそうです。

コインランドリー内には防犯カメラが設置されていた!

この事件を聞いた際に、多くの人は「防犯カメラが設置されていれば防げたのに!」と思うことでしょう。
ですが、実際に被害があったコインランドリーには防犯カメラが設置されていました。
そのため、最初に犯人がバールのようなもので機会をこじ開けようとしている様子が撮影されているのです。
しかし、1人の犯人が、防犯カメラが設置されていることに気づき、カメラの向きを変えてしまいます。
他のカメラには、店の外に箱のようなものを運び出す様子が撮影されていたそうです。
もちろん、防犯カメラは防犯という意味では非常に有効ですが、当然弱点も存在しています。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

防犯カメラドットjp
【防犯カメラの基礎知識④】明暗ハッキリ…導入して失敗した会社の3つの共通点|人気の基礎知識シリーズ! | ... この記事の内容 ①導入して失敗した会社の3つの共通点とは?②防犯カメラの導入で失敗しないためには③まとめ こんにちは!本日は導入して失敗した会社の3つの共通点について...

盗難防止のための警報も設置されていた!

事件が発生したコインランドリーには、防犯カメラの他にもセキュリティ対策がされていました。
そのセキュリティ対策とは、盗難防止のための警報です。
通常であれば、この装置が作動するので、警報が鳴るようになっていたとのこと。
ですが、事件が起きた際にはこの警報はなりませんでした。
鳴らなかったと言っても装置が故障していたわけではありません。
なんと、犯人がケーブルを切断していたのです。
切断されていたために、本来であれば警報装置が作動するはずだったものが作動せず、被害を防ぐことができなかったとのこと。

松川
松川
ケーブルを切断ということは常習犯かもしれませんね

2.コインランドリーの両替機盗難を防ぐには?

ドーム型カメラ画像

ここまで解説してきたように、コインランドリーで最も警戒しなければならないのが、「盗難」です。
お金を取られるだけではなく、機械が壊されるため高額な修理費用が必要となってしまいます。
ただし、盗難だけが起きているわけではありません。
次のようなトラブルも起こりやすくなっています。

無断駐車
駐車場での事故やトラブル
利用者同士のトラブル
利用する目的以外での入店
下着泥棒
設備の盗難
誤操作による機会の故障
ゴミの不法投棄

その中でも注意しておきたいのが、本来の利用目的ではない人の入店です。
すべてのコインランドリーではありませんが、24時間営業のところもありますし、深夜でも営業しているところも多くなっています。
利用者に快適に過ごしてもらうために、空調設備が整っており、ホームレスが住み着いてしまうことも多いようです。
また、下着泥棒などの被害も多く報告されています。
基本的に、誰かが常駐しているわけではなく、無人で営業しているので、様々なトラブルが起こりやすくなっているのです。

犯罪防止・トラブル防止には防犯カメラの設置が重要

無人となるコインランドリーでは、犯罪防止・トラブル防止の観点からも防犯カメラの設置が欠かせません。
実際に起きた事件でも説明しましたが、ただ防犯カメラを設置するだけでは不十分と言えるでしょう。
次のようなポイントを意識して設置するべきです。

店内だけでなく駐車場などの店外にも防犯カメラを設置する
1台だけではなく複数台のカメラを設置する
できるだけ簡単に手の届かない場所に設置する
カメラ以外のセキュリティ対策を行う

様々な犯罪・トラブルを防止するためには、防犯カメラが欠かせません
複数台のカメラを設置することや簡単にカメラの向きを変えられない、壊せない位置に設置すること、またカメラ以外のセキュリティ対策を行うことが大切です。

最適なカメラ選びはプロに相談するのがおすすめ

店内の広さ、形状、建物の構造などはそれぞれ異なります。
設置場所や目的によって最適なカメラは異なりますので、プロに相談しながらカメラや設置場所を選ぶとよいでしょう。
インターネットで購入できる安いカメラを購入してしまうと、耐久性が低く必要なときに役に立たないと後悔してしまう可能性があります。
プロに相談してアドバイスを受けるのが最適です。

対策を万全にすること、複数のセキュリティ対策を組み合せることが大切!

一般的に、防犯カメラを設置しておけばセキュリティ対策は万全と考えてしまいます。
実際には、防犯カメラを設置していても犯罪やトラブルを防げないケースもあるのです。
有効な手段として防犯カメラの設置は欠かせませんが、それだけで満足することなく、他のセキュリティ対策と組み合わせることが大切となります。

コインランドリーの防犯監視カメラ設置事例

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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