子どもを犯罪から守るためのポイントとは?どのような防犯対策が有効となるのか親子で考えよう!

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子供たち

最近では、子どもが様々な犯罪に巻き込まれてしまうケースが増えています。
とくに、増えているのが「SNS」を使った犯罪です。
今回のブログでは、子どもを犯罪から守るためのポイントやどのような防犯対策が有効となるのか、について考えてみましょう。

1.どのような犯罪に巻き込まれる可能性があるのか?

まず、子どもを犯罪から守るためのポイントや防犯対策について考える前に、どのような犯罪に巻き込まれる可能性があるのか、について知っておきましょう。
警視庁の資料によると、刑法犯の認知件数に占める子どもの被害件数の割合が高い罪種は、平成28年のデータで次のようになっています。

略取誘拐46.5%
強制わいせつ14.4%

(※データは警視庁資料より引用) 

引用元
<子供の安全を守るための取組>

ですから、誘拐や性犯罪にはとくに注意しなければなりません。

松川
松川
子どもは、さまざまな犯罪に巻き込まれる可能性があります

 

どのような時間帯・どのような状況に注意をすればよいのか?

最初に子どもが巻き込まれやすい犯罪について紹介しました。
次に知っておきたいのが、どのような時間帯・どのような状況に注意するかです。
千葉県警察では、令和3年中に提供された不審者情報を分析した結果を公表しています。
不審者情報のうち、13歳未満の子どもを対象とした分析結果となっているそうです。
その分析結果によると次のような行為が多くなっているとのこと。

1位 声かけ 36.0%
2位 つきまとい 14.5%
3位 露出 11.2%
4位 盗撮 10.8%
5位 不審者 10.1%
(※データは千葉県警察「不審者情報の分析結果」より引用)

それから、同じ資料には「被害時人数別」も掲載されています。
資料によれば、被害時の状況としては、単独が68.2% 複数が31.8%となっているそうです。
全体の約7割が単独の状況で被害に遭っていることになります。
また、時間別のデータも掲載されていますが、そのデータによれば、最も被害が多い時間帯は15時で全体の25.0%、16時が20.2%、14時が12.2%、7時が10.1%となっているそうです。
つまり、子ども達の登下校の時間帯を犯人は狙っていることになります。
とくに、帰宅時が42.4%と最も多く子どもが帰宅する際は注意が必要と言えるでしょう。

参照サイト
<子供を犯罪から守りましょう!>

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

 

有効な防犯対策について

では、具体的にどのような防犯対策を行えばよいのでしょうか?
被害が多い場所として、道路・駐車場・駐輪場・公園・マンションなどの共用部分等があります。
それぞれの場所や場面に応じた対策が必要と言えるでしょう。

なるべく子どもが1人にならないようにする
1人になる場合には、人通りの多い場所やお店などがある場所を歩くようにする
駐車場等で、車で送ってあげるなどと言われてもついていかない
見通しの悪い場所や人通りの少ない場所で遊ばせない
マンションなどに入る際には周囲を確認して後ろからついてくる人がいないか確認する
周囲に防犯カメラが設置されているかを確認しておく
助けを求められそうな場所をあらかじめ確認しておく
遊ぶ場合にはどこで、誰と遊ぶのか、何時に帰るのかを決めておく
子ども用のGPSを活用する

様々な犯罪に巻き込まれないためには、保護者だけが気をつけるだけでは防げません。
日ごろから子どもと一緒に、防犯対策についてしっかりと話し合っておくことが大切です。
犯罪が起きやすい場所や起こりやすい時間帯はとくに注意しておきましょう。
また、子どもが抵抗できずに連れ去られてしまう可能性もあるため、最近では子ども用のGPSを活用する保護者も増えているようです。
常に子どもの位置を把握できるようなるので、効果的と言えるでしょう。
それから、周囲に防犯カメラが設置されているかも重要なポイント。
万が一、犯罪が発生した場合、重要な証拠となるだけでなく、犯人の特定などにも大きく貢献してくれるためです。

参照サイト
<みんなで守ろう!子供の安全!>

2.SNSを使った犯罪から子どもを守る!

スマートフォン

親が知らない間に、子どもが誘い出されてしまうケースが増えています。
それが、SNSなどを使った犯罪です。
報道などでも、SNSやオンラインゲームなどを通じて知り合った大人に子どもが誘い出されてしまうという事件が起きています。
もう少し具体的に言えば、次のような犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるのです。

児童買春・淫行行為
強制性交等・強制わいせつ
児童が自らを撮影した画像に伴う被害(脅されるなどして、児童自らの裸の画像などを送らせるというもの)

警視庁の資料「令和2年の犯罪情勢」によると、「SNSに起因する事犯の被害児童数」は、令和元年が2,082人、令和2年が1,819人となっています。
このデータを見てもわかるように、多くの児童がSNSを通じて犯罪に巻き込まれてしまっていることがわかるでしょう。

参照サイト
<令和2年の犯罪情勢>

 

具体的な対策について

インターネットを通じた犯罪から子どもを守るためには、どうすればよいのでしょうか?
被害児童のフィルタリングの利用状況が「子供の性被害(児童の性的搾取等)」という資料に掲載されているのですが、そのデータを見てみると、令和元年では被害児童の77.4%、令和2年でも被害児童の77.4%が契約当時からフィルタリングを利用していないことが判明しているそうです。

参照サイト
<【児童買春事犯等】 検挙件数・検挙人員・被害児童数の推移>

そこで、具体的な対策としては以下のようなものが考えられます。

フィルタリングを利用する 
スマホの利用について、インターネットの使い方について子どもとルールを作る

有効な対策としては、フィルタリングを利用することです。
もちろん、完璧に防ぐのは難しいですが、ある程度の有害な情報を閲覧できないようにできるため、リスクを低減できます。
それから、スマホやインターネットの使い方について家庭の中でしっかりとルールを作ることも大切です。

 

子どもを守るには、家庭内だけでなく地域全体での取り組みが必要

家庭の中だけで、子どもを様々な犯罪から守るのは難しいと言えます。
では、どうすればよいのか?
地域全体で子どもの安全を確保することが大切。
例えば、子どもの通学路、自治体、商店街などに防犯カメラを設置するなどの取り組みです。
設置することで、犯罪やトラブルを抑止するという効果が期待できますし、万が一犯罪が起きた際には犯人逮捕に大きく貢献してくれることでしょう。
すでに、防犯カメラの映像が決め手となって解決した事件も多く報告されています。
安心・安全に子どもが生活できる環境を整えるためにも、防犯カメラを有効活用しましょう。

 

様々な犯罪から子どもを守るためには、地域全体での取り組みが欠かせない!

近年では、子どもが様々な犯罪に巻き込まれてしまうケースが増えています。
学校への登下校時に狙われる場合もありますが、SNSなどを通じて被害に遭ってしまうケースも増えているのです。
まず、重要なのは家庭内でしっかりと防犯対策やインターネットなどのルールについて話し合っておくこと。
それから、家庭内だけでなく地域全体で子どもを守るという考え方が必要となります。
ぜひ、防犯カメラを有効活用して子ども達の安心・安全な環境を整えましょう。


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