不特定多数の人が利用する更衣室などに、防犯カメラを設置するのはプライバシーの観点からとても難しい問題!

    室内カメラ

    現在では、様々な場所に防犯カメラが設置されています。
    そのため、万が一事件やトラブルが起きても、事件やトラブルを早期解決できることが増えているのです。
    しかし、様々な理由から設置が難しい場所もあります。
    今回は、「更衣室と防犯カメラ」について見ていきましょう。

    1.更衣室荒しの認知件数はどのくらい?

    皆さんも、会社・ジム等で更衣室を利用される機会があると思います。
    その際に、最も警戒しなければいけないのが「盗難」です。
    警視庁の資料によると、令和2年の「更衣室荒し」の認知件数は42件となっています。
    この、「更衣室荒し」とは、更衣室に侵入して、現金や貴重品などを盗むことです。
    実際に、財布から現金が抜かれる、クレジットカードが盗まれる、その他貴重品が盗まれるという事件が発生しています。
    利用する際は、十分な注意が必要です。

    参照サイト
    <窃盗の認知状況(手口別及び時間帯別)>

    ほった
    ほった
    現金だけでなく高価なブランド物などは盗まれたりするようです!

     

    狙われるのは現金や貴重品だけではない!

    盗まれるものというと、どうしても現金や貴重品などのイメージが強いですが、実はそれ以外にも様々なものが盗まれています。
    例えば、次のようなものです。

    制服
    水着
    野球用具

    一般的には、なぜそのようなものを盗むのか理解できませんが、捕まった犯人などによると「性的欲求を満たすため」という理由のようです。
    とくに、そのような犯人は会社などを狙うのではなく、学校の更衣室などを狙うことが多いとされています。
    このように、更衣室からは必ずしも現金や貴重品だけが盗まれるわけではないのです。

    参照サイト
    <高校部室に侵入、水着盗む>

     

    過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

     

    どうして更衣室から盗まれてしまうのか?

    新聞やネットニュースなどでも更衣室に侵入して盗み出すという事件を見かけますが、どうして更衣室から盗まれてしまうのでしょうか?
    主に次のような理由が考えられます。

    ロッカーに鍵をかけていない・かけ忘れている
    荷物を上などに置いたままにしている
    暗証番号式の場合、小型カメラで盗撮して暗証番号を入力する
    防犯カメラが設置されていないことが多いため、捕まらないと考えている

    まず、どうして盗まれてしまうのか、について考えてみましょう。
    様々なケースが考えられますが、最も大きなものはロッカーに鍵をかけていない・あるいはかけ忘れているということです。
    あたりまえですが、鍵をかけていなければ盗まれてしまうリスクが高まります。
    それから、ロッカーの中に入れずに上などに置いておくという人もいますが、こちらもかなりリスクが高い行為です。
    また、ロッカーには暗証番号式の物がありますが、小型カメラを使ってその暗証番号を盗撮して、堂々とロッカーを開けて現金やクレジットカードなどを盗み出すという場合もあるとのこと。

    プライバシーの侵害を避けるため、更衣室には防犯カメラを設置していないというケースが多いため、被害に気づいても犯人を特定できない場合があります。
    犯人は、そのことを利用して捕まらないと考えているため、犯行を重ねている可能性があるのです。

    参照サイト
    <こんな手口にご注意ください>

     

    2.カメラを設置すれば問題は解決するのか?

    事例123

    被害を防ぐための対策として、「防犯カメラの設置」が考えられます。
    たしかに、カメラを設置すれば大きな抑止力となりますし、万が一犯行が行われたときには有力な証拠となるでしょう。
    その一方で、「プライバシーの問題」が浮上します。
    オフィスや店舗などに設置する場合には、それほど大きな問題はありませんが、着替えをする、裸になったりする場所である更衣室では、プライバシーの問題は無視できません。
    撮影することで、プライバシーの侵害となる恐れがあるからです。
    ですから、防犯カメラを設置すれば問題は解決するというような簡単な話ではありません。

     

    設置していなかった場合のリスクについて

    では、プライバシーを侵害してしまうという理由で、防犯カメラを設置しなかった場合、更衣室を管理する会社・店舗・施設側にはどのようなリスクがあるのでしょうか?
    大きなリスクとしては、利用者に対して大きなマイナスのイメージを与えてしまうことです。
    直接の責任は管理者側になかったとしても、十分な防犯対策が行われていない場所と認識されてしまう可能性があります。
    店舗や施設であれば、利用者が減少し、売り上げが下がってしまう可能性も否定できません。

    ほった
    ほった
    企業に責任がなくても利用したいと思う人が減ってしまうかもしれません

     

    賛否両論ある防犯カメラの設置

    プライベート空間である、更衣室や脱衣所などの場所では実際に多くの盗難被害が出ています。
    有効な対策としては、やはり防犯カメラの設置がありますが、どうしてもプライバシーの問題が出てきてしまうため、非常に難しい問題です。
    また、万が一その映像が流出してしまう、悪用されてしまうというリスクも否定できません。
    そのため、更衣室に防犯カメラを設置することには、賛否両論あり非常に難しい問題であると言えるでしょう。

     

    3.非常に難しい問題!更衣室への防犯カメラの設置

    全国的に、更衣室で現金や貴重品、その他の物が盗まれるという事件が発生しています。
    ですから、防犯対策として防犯カメラの設置を検討したいところですが、プライバシーの問題があり簡単には設置できないのが現状です。
    利用者の中にも賛否両論あるため、非常に難しい問題となっています。


    以前は「防犯カメラを設置するのは裕福な家」というイメージがありました。
    なので防犯カメラを設置している家はかなり珍しく、見かけることは滅多にありませんでした。
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