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防犯カメラのHDDレコーダーやSDカードが故障するのは寿命?

カメラ

撮影した映像を保存するために、使われているのが「レコーダー」です。
非常に重要なものですが、消耗品なので故障してしまう場合もあります。
今回は、「レコーダーが故障する3つの理由」について見ていきましょう。
その理由を知っておくことで、故障時にどうすればよいのかがわかります。

目次

1.防犯カメラのHDDやSDカードが故障する3つの理由とは?

カメラ本体で撮影した映像を、一定期間保存するのに使われるのが「レコーダー」です。
しかし、消耗品であるため故障してしまう場合もあります。
故障してしまった場合には、映像を保存しておくことが出来なくなってしまうので注意が必要です。
では、どのような理由で故障してしまうのでしょうか?

<HDD(ハードディスク)の寿命>
基本的に、24時間365日映像を記録しているHDDには大きな負荷がかかっています。
永遠に使用出来るものではなく、消耗品となっているため、一定の期間使用すると故障してしまうのです。
大手メーカーなどでも、HDDについては約3~4年を目安に交換を推奨しています。
寿命を迎えてしまった場合、映像が記録出来ない・レコーダー本体の電源が入らない、などの問題が起こるのです。
最も大きな原因と言えるのが、HDDの寿命と言えるでしょう。

<SDカードの寿命>
一般的には、HDDを使ったレコーダーが主流ですが、SDカードレコーダーもあります。
これは、SDカードを記録メディアとして使っているものです。
デジカメや携帯電話などにも使われることが多くなっています。
実は、SDカードも消耗品で定期的な交換が必要となるのです。
状況によっても異なりますが、常時録画をする場合には半年~1年に1回程度は交換が必要となるでしょう。

<クーリングファン(冷却ファン)の寿命>
それから、クーリングファンも消耗品と言われています。
使用していると、発熱することがありますがそこで重要な役割を果たすのがクーリングファンです。
温度が上昇するのを防ぐために活用されていますが、常時録画をしている場合には約2~3年で故障してしまう場合があります。
そのまま使用し続けると、本体の温度が下がらずに正常に使えなくなってしまう場合があるのです。

<HDDや冷却ファンの交換目安がありますか?>

単純な理由の場合もある

弊社にもお客様から、「レコーダーの電源が入らない!」などのご相談をいただくことがあります。
もちろん、故障が原因の場合もあるのですが、「電源ケーブルが抜けているだけ」など故障以外の理由で動かないケースもあるのです。
ですから、「故障かな?」と思ったら、まずはケーブルなどが抜けていないかチェックしてみましょう。

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

防犯カメラドットjp
防犯カメラとレコーダーの寿命を知る!この症状が出たら寿命かもしれない! | 防犯カメラドットjp これから、防犯カメラを設置する方やすでに設置している方に、知ってほしいのが防犯カメラとレコーダーの寿命についてです。どちらも永遠に使えるものではなく、寿命を迎え...

放置してしまうのは危険!

「修理費用がかかる」「依頼するのが面倒くさい」などの理由で、レコーダーが故障しているのに放置してしまう人もいるようです。
このような状況は、非常に危険と言えるでしょう。
具体的には、次のような危険があります。

事件・事故・トラブルがあっても映像を記録出来ない
セキュリティ面で大きなリスクが生じる

危険と言える最大の理由は、事件・事故・トラブルが起きても映像を一切記録出来ないことです。
設置している目的は様々ですが、監視カメラや防犯カメラは基本的には防犯目的で設置されることがほとんど。
ですが、レコーダーが故障していたら映像を記録することは出来ません。
また、セキュリティ面でも大きなリスクが生じることになるでしょう。
従業員など内部の人間が、レコーダーが故障していることを知っていたとしたら、「内部の不正」など犯罪のリスクが高まります。
何かが起きても、証拠が残らないので、犯人の特定も難しくなるでしょう。
そのため、故障している場合には、すぐに点検・修理を依頼することが大切です。

2.防犯カメラ修理を依頼する際に注意しておくべきポイントとは?

スーパーのカメラ

さきほどは、故障した場合にはすぐに点検・修理を依頼した方がよいと解説しました。
もう1つ、急いだ方が良い理由があります。
その理由とは、「補修部品保有期間」が決まっているからです。
これは、メーカーが補修に必要な部品を保有している期間のことで、大手メーカーでは製造打ち切り後7~8年となっています。
つまり、この期間を過ぎてしまうと修理に必要な部品が入手出来なくなってしまい、修理が出来なくなってしまう可能性が高いのです。
メーカーによって期間が異なるため、修理を依頼する際には注意しておきましょう。

<参照サイト>

自分で修理をするのは難しい!

コストの問題から、自分で修理をしようと考える方もいらっしゃることでしょう。
結論から言えば、自分で修理をすることは、おすすめ出来ません。
おすすめ出来ない理由としては、故障の原因を特定するのが難しいためです。
モニター・カメラ本体・レコーダーのどの部分が、どのような理由で故障をしているのかを正確に特定しないと修理を行うことは出来ません。
専門的な知識や経験が必要となりますので、自分で修理を行うのは難しいでしょう。

堀田
堀田
自分で修理しようとして逆に悪化させてしまうことも。。

長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要

完全に故障を防ぐことは出来ませんが、長持ちさせることは出来ます。
その方法とは、定期的なメンテナンスを行うことです。
ファンなどはホコリやゴミなどによって、つまりが発生しやすいので定期的に清掃をするのがおすすめ。
業者を選ぶ際には、メンテナンスなども充実している業者を選ぶとよいでしょう。

3.防犯カメラのレコーダーが故障したらすぐに修理をしよう

どうしても、消耗品であるためレコーダーが故障してしまうことがあります。
原因は様々ですが、主な原因としては、HDD・SDカード・クーリングファンの寿命などです。
未然に故障を防ぐ、寿命を長くするためには、定期的なメンテナンスを行うことが重要となります。

この記事を書いた人

安達 智裕のアバター 安達 智裕 HYN株式会社 代表取締役

防犯カメラ専門サイト「防犯カメラドットJP」を運営し、防犯カメラの設置工事に20年以上の経験を持つ専門家。長年にわたる現場での知見を活かし、現在は自社メーカーとしてオリジナルの防犯カメラを開発・提供。さらに、AI技術を活用した顔認証・ナンバー認証機能を搭載した最新の防犯カメラを展開し、高度なセキュリティ対策を実現。防犯対策のプロフェッショナルとして、企業や個人向けに最適なセキュリティソリューションを提案し、安全・安心な社会づくりに貢献している。

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