路線バスや高速バスなど防犯カメラの設置が進んでいる!車内外の映像が必要な理由とは?

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夏休みまであと1ヶ月!この夏は旅行などお出掛けになる方も多いのではないでしょうか。

通勤・通学・旅行・帰省・出張など、様々な形で利用する人が多い乗り物が「バス」です。
実は、そのバスに防犯カメラの設置が進んでいます。
もちろん、すべてのバスに設置されているわけではありません。
しかし、なぜ設置が進められているのでしょうか?
今回は、「バスに防犯カメラが求められる理由」について解説します。

1.なぜカメラの設置が進められているのか?

皆さんも普段の生活の中で、「バス」を利用されることは多いと思います。
「路線バス」「観光バス」「高速バス」などは、よく利用されていることでしょう。
現在、すべてのバスではありませんが、「防犯カメラ」や「ドライブレコーダー」などの設置が進められています。
その理由は、以下のような理由です。

乗務員が安全に運行しているかを確認するため
事故やトラブルを記録するため
乗客の安全確保のため

まず、大きな理由は会社側が「乗務員が安全に運行しているかを確認するため」です。
車内の映像を会社側が確認し、万が一、スピードの超過・急ブレーキ・急ハンドルなどを確認した場合、無線を使って乗務員に状況の確認を行っている会社もあります。
「居眠り運転」や「運転中にスマホを使用する」など、危険な行為を防止する目的もあるのです。

それから、事故や乗客とのトラブルを記録するためというのも大きな理由。
映像を確認することで、「事故の状況や原因」「トラブルの原因や詳細」を把握することが出来ます。
しかし、カメラが設置されていなければ、事故の状況・原因、トラブルの原因・詳細などを確認出来ないため会社側のその後の対応も難しくなってしまうのです。

また、乗客の多くはバスに「安全」を求めています。
例えば、女性の乗客が高速バスを利用する際には、性犯罪などの危険性があるため防犯カメラを設置する、あるいは女性専用車両を設けるなどして、乗客の安全の確保に努めているのです。

<参照サイト>

松川
松川
バスジャックなどに備えてカメラを設置しています!

 

高速バスを利用する際に知っておきたい「女性専用車」と「女性専用シート」の違い

帰省・出張・旅行などでよく利用されるのが「高速バス」です。
「1人で女性が乗っても大丈夫なのか?」と不安に持っている方も多いと思います。
カメラを設置する以外にも防犯対策として、「女性専用車」や「女性専用シート」を設けている会社があるのです。
利用される場合には、2つの違いについて知っておきましょう。
まず、女性専用車とはそのままの意味で女性しか利用出来ません。
運転手・乗務員を除く、乗客はすべて女性となっています。
周囲に男性がいないので、性犯罪などのリスクが低減されるため、安全面から利用者が増えているようです。
もう1つが、「女性専用シート」。
こちらは、女性専用車とは異なります。
バス全体ではなく、座席の一部を女性専用席として設置しているのです。
一般的には、後部座席などに設置されていることがほとんど。
男性の乗客と距離は離れているものの、バス内には男性も乗客として乗車している状態となります。
2つの違いについて覚えておくとよいでしょう。

<参照サイト>

過去に参考になる記事を書いていますので、よろしければ併せてご一読ください。

https://www.xn--lckxfya3648dydub.jp/%e3%80%90%e5%ae%9f%e9%9a%9b%e3%81%ae%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ad%a6%e3%81%b6%e2%91%a3%e3%80%91%e5%a5%b3%e6%b9%af%e3%81%ab%e4%be%b5%e5%85%a5%e3%81%97%e3%82%af%e3%83%ac%e3%82%b8%e3%83%83/

 

様々なトラブルが起こる車内

実は、バスの車内では様々なトラブルが起きています。
次のようなトラブルが起きているのです。

乗客の無賃乗車
乗客同士のトラブル(口論や暴力など)
車内での乗客の転倒
到着時刻や発車時刻に対してのクレーム
停車場所以外での乗車や降車を希望する

よくあるのが、「乗客の無賃乗車」です。
無賃乗車と聞くと、単純にバスの運賃を支払わないということを想像しますが、それだけでなく定期券の期限が切れている場合なども考えられます。
ニュースなどでもよく報道されていますが、ささいなことで乗客同士が口論する、暴力を振るうなどのトラブルもあるようです。
十分安全に走行していても、乗客が転倒するリスクがあります。
道路の混雑状況によって、バス停に表示されている時刻を過ぎてしまうこともあるのですが、そのような場合には乗客からクレームを受けることがあるのです。
その他では、自分勝手な乗客にも頭を悩ませているとのこと。
本来であれば、乗車や降車は「決められたバス停もしくはバスの営業所」などですが、途中で降車を希望するあるいは、途中で乗車を希望する利用者もいるようです。

<バス内で起こりがちな5つのトラブル>

 

2.どのような場所に設置が必要か?

駐車場カメラ

ここまで、解説してきたようにバスには防犯カメラが必要であることが、ご理解いただけたと思います。
次に、考えたいのが「どこに設置するか?」という問題です。
おすすめの設置場所は次のような場所となります。

前扉・後扉付近
運賃箱付近
車内前方や側面
運転席付近

利用者が乗り降りする扉付近、運賃箱付近にはカメラが必須と言えるでしょう。
このような場所は、不正やトラブルが起こりやすい場所だからです。
それから、事故の原因や状況などを記録するためには車内前方もしくは側面への取り付けがよいでしょう。
衝突事故などの場合、前方や側面からの映像を確認することで、事故の原因や状況などを把握しやすくなるためです。
また、乗客とのトラブルを記録するためには運転席付近の設置も効果的と言えます。

 

どのようなカメラが最適か?

では、どのようなタイプのカメラを設置すればよいのでしょうか?
様々なタイプのカメラがありますが、最適なのは「ドームカメラ」です。
広範囲の撮影が可能で、威圧感を与えませんのでバスの車内に設置するのにおすすめ。
実際に、ドーム型のカメラを設置しているバスも増えています。

 

設置する際の注意点

事故やトラブルの記録、乗客の安全確保のためにバスの車内に防犯カメラを設置するケースが増えています。
トラブルの減少や安全面の向上などに期待出来ますが、注意しなければいけない点もあるのです。
それは、適切な管理・運用を行うということ。
不特定多数の乗客が利用するバスでは、撮影した映像を適切に管理しないと外部にデータが流出してしまう可能性があります。
もしも、データが流出するような事態となれば、企業としての信頼を失うことになるでしょう。
ガイドライン等を参考にしながら、適切な管理・運用を行うことが大切です。

 

安全性の向上、事故やトラブルの記録のためにバスには防犯カメラが必要!

様々なシーンで活用されているバスには、安全性の向上や事故やトラブルの記録のために防犯カメラが必要です。
その中でも、威圧感を与えず、広範囲を撮影出来ることから「ドームカメラ」がおすすめ。
ただし、設置するだけでなくガイドライン等に従って適切な管理・運用が求められますので注意しましょう。


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