福岡の犯罪件数について

犯罪

福岡県は他の件と比べて比較的犯罪件数が多いとされていますが、どのくらい多いのでしょうか?

犯罪件数を減らす試みはあるものの、それを県民全体で意識して行うとなると大変な労力が必要です。

では、一体どのようにすれば犯罪件数を減らすことができるのでしょうか。

それでは、福岡の犯罪件数から見える防犯上の対策についてご説明しましょう。

 

【福岡の犯罪件数・令和2年の1月~9月の認知件数について】

 

福岡県でどのくらい犯罪が行われているのか、福岡県警察が発表した令和2年の1月~9月の認知件数だけでみると、

およそ2万526件となっているようです。

この中で一番多かったのは窃盗犯で1万3326件、2番目に自転車の盗難で3974件とかなり多いことが分かります。

また、市区町村別のデータで最も犯罪認知件数が多かったのは博多区でした。

博多区で最も多かったのは窃盗犯で1353件、2番目に自転車の盗難で558件でした。

つまり、これらのデータから読み解くと、犯人にとって窃盗や盗難などの犯行がやりやすい状況下だったと考えられます。

 

もちろんセキュリティ対策がどのくらい行われていたのかにもよりますが、基本的に犯人に盗まれやすい状況であったこと、

セキュリティの穴を突かれるなど様々な原因が考えられるでしょう。

それでは、窃盗に関する犯罪件数を減らすにはどのようにすればいいのでしょうか。

 

 

【一人一人が防犯意識をしっかりと持つ】

福岡は平成14年の犯罪認知件数が16万8190件と戦後最多の数値を記録しましたが、平成27年には5万4463件を記録しています。

平成15年以降から13年連続で犯罪件数が減少しているため、これもひとえに県民一人一人がしっかりと防犯意識を高めていったこと、

そして街頭犯罪や侵入犯罪を抑止するための総合対策を行ったこと結果でもあります。

 

しかし、こうして未だに犯罪件数が認知され続けているのは、万引きや車上荒らし、自転車やバイクの盗難が今もなお行われていることでしょう。

これらの被害を防ぐためには、一人一人が福岡の犯罪件数の状況を認知し、こうした被害に遭っていることを認知することが大切です。

自分は自転車等に鍵をかけているから盗まれないと思っていても、鍵をかけたままの状態で盗まれるケースが非常に多いので油断はできません。

アパートやマンションの駐輪スペースでも被害が出ている以上、単に鍵をかけただけでは盗難などを完全に防ぐことはできないでしょう。

鍵だけでなく二重施錠や自転車等の防犯登録、しっかりとした場所に止めるといった対策が必要です。

 

【防犯カメラを設置して防犯対策を!】

防犯対策として欠かせないのが、防犯カメラの設置です。

防犯カメラは防犯対策として非常に効果的であり、設置してあるだけで侵入者への威嚇になります。

もちろん防犯カメラに動じずに壊されてしまうことも考えられるため、易々と壊されないような場所に設置する必要性があります。

 

万引きや車上荒らし、自転車やバイクの盗難などを防ぐためには、駐輪スペースや死角を見渡せるくらいの高さに設置するのがおすすめです。

また、夜間も撮影し続けるのであれば、風雨に晒され続けてもいいように防水機能や防塵機能が搭載されている防犯カメラを設置しましょう。

また、夜間でも問題なく見えるようにセンサーライトや赤外線機能を搭載したカメラも効果的です。

 

【まとめ】

 

福岡の犯罪件数は年々減少しているとはいえ、それでも完全になくなったわけではありません。

人が住んでいる限り犯罪は必ず起こると言っても過言ではないので、自分の車や自転車などが被害に遭うと思って、防犯カメラの設置などの防犯対策を徹底した方が良いでしょう。

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