【サーマルカメラの導入が補助金の対象になるって本当?】

貴方はサーマルカメラを導入するにあたって、補助金・助成金の対象になることを知っていますか?サーマルカメラと言えば単なる防犯カメラとしての機能だけでなく、サーモグラフィーによる体表面温度を測定する機能が搭載されています。

サーモカメラとも呼ばれるサーマルカメラによって新型コロナウイルスの感染防止対策を行う目的であれば基本的に支給される可能性が高いですが、今一度支給される条件を確認するのがおすすめです。それでは、サーマルカメラの導入による補助金・助成金についてご説明しましょう。

【サーマルカメラを対象とした補助金・助成金】

サーマルカメラを対象とした補助金・助成金は、大きく分けて『ものづくり補助金』『持続化補助金』の2種類があります。中でもものづくり補助金の1つが、以下の内容です。

B類型:「非対面型ビジネスモデルへの転換」

■概要


中小企業者等が行う「革新的な製品・サービス開発」又は「生産プロセス・サービス提供方法の改善」に必要な設備・システム投資等を支援


■補助金額


100万円~1000万円 +50万円(特別枠の場合に限り、事業再開枠の上乗せが可能)

■補助率
 

B類型は3/4

■設備投資

単価50万円(税抜)以上の設備投資が必要

なお、以上の補助金を申請するにあたり、3次公募開始日が5月22日、申請開始日が6月10日、申請締め切り日が8月3日の午後7時までとなっているので、申請は早めに行いましょう。

電子申請も可能なので、ネット上からオンラインで申請するのもおすすめです。

こうした補助金・助成金が支給されるようになったのは、経済産業省の生産性革命推進事業において、新型コロナウイルス感染症を乗り越えるために前向きな投資を行う事業者への補助を目的としています。

その中で『ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金』通称ものづくり補助金の事業再開枠の中にサーマルカメラが含まれているのです。

サーマルカメラはサーモグラフィーによって対象者の体表面温度を測定することができるので、もしも映像の中で赤くなっていたら、対象者は発熱している可能性があります。

これは新型コロナウイルスによる発熱の可能性があることを考えると、サーマルカメラを導入したことによって新型コロナウイルスによる感染拡大を未然に防止することができるでしょう。

もちろん赤くなっていたからといって新型コロナウイルスと決めつけることはできませんが、感染拡大防止に繋がるのは非常に大きなメリットです。

引き続き経済産業省の生産性革命推進事業はコロナ特別対応型の『小規模事業者持続化補助金』を用意し、その中で新たに事業再開枠を設けています。

サーマルカメラの導入によって新型コロナウイルスの感染拡大防止を目指す事業者に対し、追加で補助金を交付することが発表されています。

2020年6月10日からは東京都が発表した感染予防対策ガイドライン実行支援事業により、感染予防対策の目的でサーモカメラの購入費用を対象に助成金を支給する体制が整備されました。

佐賀県では新業態スタート支援事業補助金が整備されており、サーマルカメラを初めとして新型コロナウイルス感染症対策として新たな事業をスタートさせる法人及び個人に対して補助金が支給されます。

福岡県では中小企業経営革新実行支援補助金を支給するように整備しました。

【まとめ】

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、様々な企業が感染拡大防止、感染予防対策としてサーマルカメラの導入を検討していると言えます。

サーマルカメラが事業再開枠に入っているということは、それだけ新型コロナウイルスの感染予防対策として効果が期待できると言えるのではないでしょうか。

 

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