車番認識システムを導入する有料駐車場が増加!そのメリットとデメリットとは?

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    こんにちは!2022年がスタートしました☆
    皆さんは年末年始いかがお過ごしでしょうか。

    商業施設の有料駐車場などで、最近増加しているのが、
    「車番認識システム(車両認識システム)」の導入です。
    有料駐車場と言えば、入庫する際に、駐車券を受け取り出庫する際に、
    駐車券と精算料金を支払うシステムが一般的でした。
    しかし、今後はそのようなシステムはなくなっていくことでしょう。
    車番認識システムを導入するメリットとデメリットについて解説します。

    この記事の内容

    ・増加する車番認識システムとは何か?
    ・月極駐車場などの無断駐車の問題を解決する方法とは?
    ・有料駐車場の常識が変わる!

    1.増加する車番認識システムとは何か?

    最近、有料駐車場などに導入が進められているのが、「車番認識システム」です。
    このシステムは、有料駐車場の出入口付近に設置されたカメラで、
    車のナンバープレートを読み取り、記録するシステム。
    カメラでそれぞれの車のナンバープレートの情報をデータ管理できるので、利用状況が瞬時にわかるのです。

     

    導入するメリットとは?

    導入するメリットには以下のようなメリットがあります。

    ① 駐車場の出口渋滞を緩和し、スムーズに退場させることができる
    ② 事前に登録している車両(契約車両)は入退場時にスムーズにゲートが開くようにできる
    ③ 駐車券の紛失などでもデータ管理しているので、正確な費用を請求できる
    ④ 料金の未払い・踏み倒し、無断駐車等の不正を防ぐことができる

    などのメリットがあります。
    車番認識システムを導入すれば、事前精算機での精算により、
    精算済みの車は自動でゲートが開きスムーズに退場させることができます。
    そのため、出口付近での渋滞の緩和が期待できるのです。
    また、月単位、年単位等で契約している車両、社用車などは事前に登録しておくことにより入退場がスムーズに行えるのも大きなメリット。

    有料駐車場で多いのが、駐車券の紛失によるトラブルですが、データ管理ができるので、
    入庫の記録を調べればすぐに適正な料金がわかり、正確な費用を請求できます。
    さらに、料金の未払い・踏み倒し等の不正を防ぐのにも有効です。
    万が一、そのような不正をする車についてはナンバープレートの情報から警察に通報することもできます。
    記録が残っているので、言い逃れすることもできません。

     

    デメリットについて

    導入するデメリットは、それほどありませんが、あえて挙げるのなら次のようなものになるでしょう。
    ○ コストがかかること
    ○ 車番認識システムの認知率が低いこと
    システムを導入するには、どうしてもコストがかかります。
    そのため、コストがかかる点が大きなデメリットと言えるでしょう。
    また、車番認識システムの認知率が高くないため、事前精算等を忘れてしまう人も多いようです。
    とくに、高齢の方の場合には理解していない人がいます。
    まだまだ、認知されていないのがデメリットと言えるでしょう。

    出入り口にバーがないため、無料駐車場と勘違いする人も少なくありません。

     

    2.月極駐車場などの無断駐車の問題を解決する方法とは?

    月極駐車場は、事前に契約をしている人だけが使用できる駐車場です。
    しかし、契約をしていない人が勝手に停めてしまう、「無断駐車」が増えています。
    大きな問題点は、解決方法が難しいことです。
    よく、月極駐車場のところには立て看板に、無断駐車お断り!違反した場合には、○万円を頂戴します」などと書かれてものを見かけます。
    ですが、この金額には法的な拘束力はないと言われているのです。
    周囲の駐車場の相場程度の料金の請求は可能ですが、高額な費用を請求することはできないと言われています。

    また、レッカーを使って強制的に移動させる行為、
    タイヤをロックしてしまう行為なども違法となってしまうようです。
    そのような行為を行うと、逆に損害賠償請求をされるケースもあるので注意しなければなりません。

    イベントのときなど周辺のマンションや月極に無断駐車されるケースが多いようです

    解決方法の1つは、防犯カメラを設置すること

    無断駐車の問題を解決するためには、防犯カメラを設置することが重要です。
    設置することによって次のような効果を期待できます。
    ○ 無断駐車をさせないための抑止力になる
    ○ カメラによって、ナンバーを記録できるので、無断駐車を行っている人の特定につながる
    ○ 無断駐車の事実を記録として残せる
    誰も見ていないからということで、無断駐車をする人が後を絶ちません。
    しかし、月極駐車場に防犯カメラが設置されていることがわかれば、大きな抑止力になります。
    車のナンバーを記録できるので、誰が行っているかを特定するのにも役立つのです。
    証拠を残しておくことが大切となります。

     

    無断駐車は警察に通報するべきか?

    最も効果的な方法は、「警察に通報すること」だと考える人が少なくないでしょう。
    歩道や公道などに駐車している場合は、通報すれば対応してくれます。
    しかし、月極駐車場などの私有地でのトラブルの場合には、対応が難しくなるのです。
    民事不介入という原則があるため、通報してもすぐに解決できるとは限りません。
    そのためにも、防犯カメラを設置するなど無断駐車をさせないための対策が重要です。

    有料駐車場の常識が変わる!

    これからの時代の有料駐車場は、車番認識システムの導入が進むと考えられます。
    車のナンバーを読み取り、記録することで管理が楽になり、
    出口での混雑の緩和や不正などの抑止力として期待されているのです。
    有料駐車場、月極駐車場などではカメラを使った管理が主流となっていくことでしょう。

     

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